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異常なアメリカいいなりの政治悪

2008年10月23日 10時32分59秒 | インポート

昨日(10/22付)の道新苫小牧版に「光州事件」を題材にした韓国映画「光州5.18(シネマ・トーラス上映:10/24まで)が掲載していました。私も久々に時間をとって妻と一緒に鑑賞しました。1960年以降の韓国は軍事政権下が続き、1980年5月13日、平和な町(光州市)に突然悲劇が訪れました。民主化を求める市民・学生(高校生も含め)に軍事政権は戦車も含め武力で弾圧。何の抵抗も出来ない市民ら25.000余も含め多くの死傷者を出したのです。後に、指導者であった「チョン・ド・ファン」と「ロ・テウ」元大統領は法定で裁かれ、チョン・ド・ドファン元大統領は「終身刑」に、ロ・テウ元大統領は18年の刑に処されました。是非、観る価値のある作品です。さて、私のブログ10/21付「ワーキングプァをなくそう!」)を読んだ「一市民」から意見が寄られました。「いつも共産党の主張を聞いて不思議に思うのですが、日米安保を解消するとして、どのように日本を防衛するのでしょうか。日本が武力を放棄し、世界に平和をアピールすることで攻められないなどの理論は結構ですが、現実的な方法論を示して頂きたい」と言う内容です。投稿者は、「安保で日本は守られている」と本気で考えているのでしょうか?日米安保の「政治悪」は日本の財政問題(社会保障を含め)の核心のひとつと考えます。自衛隊の海外派兵、国内での基地拡大(千歳基地での訓練移転もそのひとつ)、そして憲法9条問題。米下院外交委員会では「在日米軍の駐留経費負担を増やす」ことなど、日本に対し軍事費(年間約5兆円)の増額をあからさまに要求し、何の義務もない「思いやり予算」(約2.700億円)についても「増額すべき」と要求しています。「日米安保は日本の防衛ではなく、米国の軍事増強(戦費調達)のために日本の税金をあてにしている」のが実態です。まさに「異常なアメリカいいなり」という「政治悪」ではないでしょうか。過日の沖縄県議会で「沖縄・嘉手納基地内に建設された中学校(米国)が、『おもいやり予算』で40億円を費やし建設され、生徒一人当6.666千円。県内の生徒一人当3.233千円と2倍を超える建物で「至れり尽くせり」です。何故、私たちの税金が使われるのか?「日本を守る?」代償と納得できますか?毎年2.200億円の社会保障の予算を削り「後期高齢者医療制度」などで「年金天引き」、「医療費抑制」で高齢者いじめ、患者・医療機関いじめをしている実態。「思いやり」が必要なのは国民ではないでしょうか?「国際貢献」と言う美辞麗句を並べても、安保がある以上「日本は米国の戦争に協力する」ことはなると私は考えます。


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