地元紙の社会面に“議会のメンツ”という見出しの記事が掲載されました。早速、見た方々から「あの指摘されたのは渡辺議員のこと?」と電話などがありました。結構見ているんですネ!でも、多分私のことではないと思います。私は以前からマスコミ先行報道を否定したことはありません。それは書いた方の取材力であって誰も制限するものではないのですから!と議会でも発言しています。私が例えて言うのは、「理事者側が(議会に)報告すべき事項をしていない実態がある」と指摘しているだけです。
さて、2011年度補正予算と関連議案の審議が22日に行われ、私は新開町に建設予定の消防庁舎建設のための基金条例のあり方について質問しました。
消防庁舎を新開町に建設する方向性は昨年12月に明らかになったのですが、具体的な場所や総事業費などは明らかにされないまま、消防庁舎基金条例(案)と年度末に積立する39.322千円が補正提案されました。そこで、「新設される基金条例だけに、いままでの基金との整合性や石油貯蔵施設立地対策等補助金の取扱い、そして今回のように年度末に積立せざるを得ない必要性の判断基準と、同時に消防庁舎の整備 概要を明確すべきでは?」と質問。
これに対し渡部勲消防長からは、「消防庁舎の規模は新開町2丁目12番で用地は9.000平方㍍。庁舎は4階建てで延べ床面積約5.000平方㍍。工期期間は平成25年から27年度を目途に約21億円の概算総事業で検討し、財源としては一般財源約5億円、起債を約12億円活用して、残りは国・道から約4億円の補助金を活用したい。今後は新年度にプロポーザル方式で基本設計を行い、今回の約4.000万円に加え、新年度に8.000万円を基金に上積みする計画を検討している」とはじめて議会に明らかに示しました。
私は、「これからはじまる新年度予算委員会には、ぜひ答弁された内容と今後のプロセスを予め議会に追加資料として提出するよう」に提案。菊地一巳副市長は「消防長が答弁した内容も含め可能な限り追加資料として議会に報告する」と答えてくれました。賛否を問う議案だけに、もう少し慎重な対応を求めたい、と思います。
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