久々に母が通う「介護センターコスモス」を見学してきました。通所のみなさんの明るい笑顔がとても印象的でした。「渡辺さん、少し痩せましたネ!元気なの?」と心配と激励の声には感謝の気持ちで一杯です。(添付写真:笑顔が一杯のみなさん)9月27日(日)に行 われる第2回「介護センターコスモス祭り」の準備で通所のみなさんはリハビリを兼ねて作業をされていました。
過日の麻生首相の発言には呆れて怒りさえ感じます。あれが自民・公明政権の本音なのでしょう。日本青年会議所(JC)での挨拶で「65歳以上の(高齢者の)人たちは元気。介護を必要としない人は8割を超えている」と前置きしながら、「この人たちはみなさん(青年会議所の人たち)と違って、働くことしか『才能』がないと思ってください」と屈辱的な暴言を吐きました。さらに「80(歳)過ぎて遊びを覚えても遅い。60過ぎて80過ぎて『手習い』なんて遅い」とも発言しました。
私の母(91歳)は5年前に介護保険で「介護1」を認定され、現在の通所施設に通いはじめました。最初は週3回通所しながら「色々なことを覚えて楽しい」と以前より明るく・元気になりました。その後の認定で「要支援2」になり、通所は週2回に制限されました。この間、長年の『夢』であった「大正琴」に挑戦。88歳の手習いの始まりでした。その後も手作りの作品に挑戦して「保育園に通う気持ち」と満面の笑顔になりました。大正生まれだけにあの戦禍をくぐり抜け、妹も失い(樺太からの引揚船で撃沈)ました。戦後の混乱にも耐え社会に貢献してきただけに、その母の思いを考えると絶対に許す事の出来ない(首相の)発言です。
どれだけ、お年寄りをいじめぬけば気が済むのか?世界で例のない後期高齢者医療制度(75歳以上)による差別医療。(首相の)育ちの問題ではなく、(福祉の)心がまったくない発言だと、思います。この制度をつくった自民・公明政権に厳しい審判を下し、後期高齢者医療制度を廃止しなければなりません。
お年寄りを大切にする政治は、子どもや労働者を大切にする政治に結びつきます。そうした政治を実現するためにも、まずは自民・公明政権を終わらせ、新しい政権のなかで、国民主役の政治をとりもどす。日本共産党は社会進歩と同時に悪政の 防波堤となるべき「建設的野党」をめざしています。
現場に足を運ぶことで、政治の矛盾を強く考えさせられ、「頑張らなければ」という気概をもらいました。
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