知人宅に遊びに行くと可愛いお孫さんと会話する機会があります。「あのね!良く通学時に学校付近(勤医協病院付近の双葉バイパスの交差点)でお話しているけれど、最近はしていないネ!ぜひ、やって・・・」と早朝宣伝のアンコールが寄せられ、「・・・あの学校は寒いし、暗いし、汚いし・・・立て直すのは無理なの?」と強い要望が出されます。そばで話しを聞いている知人も「私の子どもも通っていた(北光小)学校だから、もう半世紀以上は経っているよネ。そこ(北光小)だけでなく、啓北中だって地盤沈下などで建物は酷いのに何故、建て直しをしないのか?と疑問に思っていた」と厳しい意見が出され、「渡辺議員は、議会で開校60周年までには立て直すように質問をしていたが・・・」と私の質問を覚えていてくれました。
新年度予算が発表され、関連資料として10ヶ年の「苫小牧市小・中学校施設整備計画」(H25年度~34年度)が配布されました。そのなかに、“H27年度には啓北中学校の校舎・体育館の改築工事のうち、仮設プレハブを設置し、校舎の解体工事を行い、H29年度大規模改修が完成する予定。北光小学校一部校舎の実施設計を着手し、H30年度改築完成予定”と記述されています。
子どもの安全、そして災害時の避難所として位置づけられている学校施設だけに、まずは耐震化(~H27年度完了予定)が急がれますが、すでに築後半世紀以上を経過した校舎などは大規模改修が当然です。
今回の整備計画では、市教委としての基本的考え方が出されています。既存施設の目標使用年数を65年とし、適切な時期に大規模改修を行うなど5項目が記述されていますが、当然財政計画を持っての発表として理解しています。でも、以前にも同様な計画が出されても「財政が厳しい」などで先送りしている経緯もあり、しっかり計画が実行するように議会としてのチェック機能を発揮していきます。近々、知人宅を訪問する予定があります。“笑顔が素敵な”お孫さんに報告したらきっと喜ぶと思います。
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