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危機管理意識とは?

2009年09月25日 12時41分46秒 | インポート

 今日は母の定期通院(予約外来)の日でしたので“付き添い”のため、市職員より早く市役所に行って“しんぶん赤旗”日曜版を配達してきました。いつものように1階から10階まで“階段”で昇り、配達で庁内内をウォーク。そしてまた“階段”での昇降で最後は2階から控え室(議員)の昇り階段に挑戦。たどり着いたら足が少し“ダカダカ”していました。別に、「エレベーター」恐怖症?ではありませんが、日頃から弱まった足腰を鍛える私なりの健康法のひとつです。

エレベーター」と言えば、公共施設(特に高層市営住宅)の点検・保守のあり方が先の議会で問題になりました。私が所属する「建設委員会」で委員長から「他に何かありませんか?」と投げかけられたので、過日ブログでも書き込んだ8月(同じ箇所で2回)に起きた大成町の高層住宅でのエレベーター事故問題について質問しました。たった一言が、のちに大きな問題になりました。通常であれば、閉会中に起きた行政問題は会期中に報告するのが一般的常識です。ところが、「怪我などなかったので・・・」の答弁には私も納得がいかず、委員長に「こうした行政対応は問題ではないのか?市民の安全・安心なまちづくりに関わる問題だけに、理事者に報告のあり方を再考してほしい」と要請しました。まだ、会期も1日残っていましたので、しっかりした対応を求めました。議会としても異例の処置として、最終日に予定外の「建設委員会」を再度開催し、担当部局から事故の事実経過と対応策が説明されました。その際、「怪我などがなかったので・・・」との説明が繰り返されたので、私は「確かに人身・損害賠償などの事案ではないか、エレベーターの停止によって『閉じこめられた方の精神的負担は』どのように考えているのか?」と危機管理意識のImg_07791 なさを指摘しました。「閉じこめられた方」は高齢者の方だけに、たとえ数分とは言え、心理的な不安を考えるのが当然のこと。私の質問の後、沖田清志委員も同様の指摘を行いました。

 私は、そもそも異例の委員会開催にも関わらず、理事者や危機管理室が同席しないで、形式的な担当部局まかせの市の姿勢に「危機管理意識」の低さを感じました。一端、委員会を中断し、樋口副市長、市民生活部長、危機管理室室長も同席して再開。副市長からは「今後このようなことがないように対応します。横断的に部・課に再度事故などの発生時点で危機管理室に集中し、部・課は必要な手だてを同時に対応することとしマニアルづくりを進めます」との見解が示されました。

 市民の安全・安心なまちづくりは簡単ではありません。特に、機械はいつ故障が起きるのか判りません。改めて日頃の点検・保守のあり方と事案に対する認識と危機意識の改善が必要と感じます。