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常識が通用しない!

2009年09月12日 11時19分39秒 | インポート

 今朝ウォーキング中に、またしても「モラルのない」大人の身勝手さを目の当たりにしまPa0_0012 した。昨日の朝にはなかったものが、添付写真のように「不法投棄」しているではありませんか。しかも、市道と高速道路の高架下のところ。投棄場所には「不法投棄するな!」の立て看板まであって、近くには「少年野球チーム」の練習場があり、その場所は毎日練習で子どもたちが自転車などで通る道です。野球の試合なら「投げ勝ち」もありますが、「不法投棄」は明らかな違法行為です。これまで何度も「不法投棄」された“ごみ山”を見てきましたが、その投棄場所は人里離れた場所でした。当然、議会でもとりあげ改善策を講じて頂きましたが、違法行為は“あの手この手”で収まることがありません。

最近は、異常気象と乱開発などの要因も加わって、餌を求める熊が民家まで出没しているとの報道を見ますが、「不法投棄」も住宅地付近まで平気で投げるようになったことに危機感を感じます。もっと、行政も市民も監視の強化が必要です。

「行財政改革」の一言で、受益者負担が当然の論理にすり替えられ、「官から民へ」そして民間活力の名目で公共施設などの「民間委託」が当たり前の時代という流れになっています。いま、苫小牧市でも「家庭系ごみの有料化せよ!」という声がまた出てきました。さらに、市営バスは人件費が高いから赤字が続く。このままでは財政が持たないと「民間委託」から「民間移譲」に急展開しています。確かに「市民の足を守る」と大義名分はあるようですが、その担保も移譲後3年間しかありません。赤字路線をどうして民間会社が続けていくことが出来るでしょうか。そんな会社があるのなら、いまの公営交通でもしっかりやれるのではないか、と思います。

先の総選挙で、「構造改革」路線を打ち出して大勝利した小泉路線が破綻し、その審判で自民・公明政権が厳しい審判を受けました。同じような方程式で地方自治の行政課題を進めると、その後には市民の怒りが予想されます。「数の論理」でごり押しする前に、しっかりした市民説明が求められ、合意形成のなかでこそ民主主義が出来上がるものと私は考えます。