○滝沢乃南「PEACH」(2008)
Waste Of Pops 80s-90sの8/21付記事を読んで、気になっていたグラビアアイドルのアルバム。DVD付きでちょっと高かったけど、やけっぱちな気分でえいやと買ってしまった。
で「ほんとうにええのか?ええのんか?」と、どきどきしながらディスクをCDプレーヤに突っ込んでみたら………見事に「あたり」。おお。
明らかに「Perfume以後」のアイドルポップスではある。2曲目、5曲目なんて完全にPerfumeクローンだし。
でもそれがぜんぜん安っぽく感じられないのだ。楽曲レベルの高さと、よく練られたサウンドのせいもあるとは思うけれど、なにより滝沢乃南自身のヴォーカルのキュートさ、そのおかげだろう。
しかもそのキュートさは、アイドルにありがちな、舌足らずで不安定なそれではなく、とても凛としたものである。一本芯の通った感じ。
そしてそこから生まれる多幸感。爆音で聴くと気持ちいいよこれは。
どんな音か興味を持った方は、ここで試聴されるとよいかと。30秒ずつではあるけれど全曲試聴できます。
買い逃すとヤフオクで泣く泣くプレミア値で買うことになったり、あるいはブックオフの250円棚をえんえんと探す羽目になったりするアルバムかも。
ちなみにDVDは30分も収録されてるんだけど、そのうち3分間だけが音楽関係(PV)で、あとはまるっきりグラドルのイメージビデオでした。うー。
私もWaste Of Pops 80s-90sさんとこの記事を読んで興味を持っていました。
見事な掘り出し物ですねー。すばらしい!
>ちなみにDVDは30分も収録されてるんだけど、そのうち3分間だけが音楽関係(PV)で、あとはまるっきりグラドルのイメージビデオでした。うー。
最後の一文に泣けました・・・^_^;
そうです。思い切って買ってしまったのです。
アイドルものって、メインストリームじゃないところから、ひょっこりこういう傑作が出現したりすることがあるので、あなどれませんね。
DVDは音楽を楽しむために買った自分にとっては不要でした。でも、そういう人は少数派でしょう…。
ブックレット表と裏とDVDでそれぞれ顔の印象が違いました。メイクって怖いなあ。