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蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

内在する力

2011年05月12日 23時19分47秒 | 日記
人間が内在している力って計り知れないなぁ…
限界だと思っても、まだまだいける…

そんなことを考えながら
怒涛の日々を過ごしている。

自分が諦めなければ、どこまでいけるのか?

そう考えると忙しいことが楽しくなる♪

脳内麻薬でマヒしてるのかなぁ~

理由はなんでもいいさ。
楽しいのが一番だ!!

苦しみも悲しみを全て楽しみに変換できたら…


先週、オープンエアシアターが始動♪
稽古場は活気に満ち溢れている。
やっぱりいいよね、笑顔というのは。
みんなの笑顔を見ると、私も楽しくなる。

逆にしんどそうな表情をしている人がいると
こちらまでしんどくなって来る。
なので、自分は出来るだけ明るい表情でいようと
いつも思ってるんだけど…

本公演の稽古も佳境に入り
稽古場でも喝を入れる声が飛びかってます。

皆が自分の役割を果たしてくれれば
舞台は必ず成功する…

これまでの夢幻とは異なる触感の「ペルソナ」
きっと楽しんで頂けることでしょう。

当日パンフレットのデータ入稿が無事完了。
音響も何とかクリア。
照明プランもジャンクスタッフさんが
私の注文に応えようと努力して下さっている。

劇団員は、裏方作業に明け暮れる日々だが
愚痴一つ言わず明るく取り組んでくれているのが有難い。

準劇団員は、若干疲労が見え始めているが
厳しい稽古に必死に喰いついて来ているメンバーは
物凄い成長を続けている。
これからが実に楽しみだ。


ああ~
いっぱい書きたいことがあるんだけど
眠くてたまらない…

ということで、この二週間の詳細は
チョビチョビと更新していくことにしよう。

おやすみなさい・・・・

眠い…

2011年05月04日 23時07分49秒 | 日記
眠い…
けど、寝るわけにはいかない…

取り敢えず、日記を記そうと思って
パソコンを開いて、ふと…

  あれ?
  小道具用に注文した商品がまだ届いてない!
  ど、どうしたんだ?!

4月28日に注文したんだけど
もしかしたらゴールデンウィークでお休み?!

まずいよなぁ…
今週中に届いてもらわないと、稽古に使えない。

なので、店舗にメールを送信して
出来るだけ早急に送ってくれるよう催促を入れた。

5月2日が休日じゃないから
きっと2日には発送してくれるだろうと見込んで注文したのに…

そういえば、もう一店舗、連絡がない店があった!
オークションで布を落札した店舗だ。
二度取引ナビで連絡を入れたし
既に入金も済んでいるのに全く音沙汰なし…

  ま、まさか…詐欺?

なんてことないよねぇ…
取り敢えず、ゴールデンウィークが終わるまで待つことにしよう。

今まで、オークションにしてもネット発注にしても
こんなトラブル(?)は一度もなかった。

全てはゴールデンウィークが原因であることを
祈るばかりである。


今日も午前中から稽古。

午後からは、超多忙な特別出演のYさんも参加しての稽古。
ようやく形が見え始め、ちょっとだけ安堵…

けど、まだまだです。

ケンタロウ君は、大道具作りを急ピッチで進めている。
その合間に、みんな身体性をアップさせるべく
足腰のトレーニングをしてくれたり
切れのいい動きに必要な筋力強化を行ってくれたりしている。

マジ、助かります。
全部自分でやっていたら、さすがに体がもちません。

特別出演のMさんやHさん、帰省中のマッチも
大道具作りや、新人たちの指導を手伝ってくれたので
本当に助かりました!

  みんな、ありがとぉ~~!

明日の夜には、何とか通し稽古に漕ぎつきたい…
と思っているが、殆どの役者の演技を
一ずつつけている状況なので
どこまで進むか…
どこまで覚えてくれるか…

かなり詰め込み気味のため
みんな消化不良を起こさなければいいが…
しっかり消化して、血と肉にしてくれれば
大きく成長することは間違いない!

私は自分が持っている色々な薬を
みんなに与え続けているせいか
エネルギー消耗が顕著である。。

今週を乗り切って、数時間でもいいから
休息を取らないとなぁ…

声楽テスト☆

2011年05月03日 23時30分21秒 | 日記
今日も朝から稽古だったが
音源の編集が間に合わず遅刻。。
到着後、すぐに稽古開始!
……
イメージがつかめないのかな…
……
で、音楽を入れて見ることにした。
と、何となく雰囲気がそれらしくなり…

…音楽の力って偉大だなぁ…

いくら言葉を投げかけても
共通言語がなければ、伝わりにくい。
出来るだけ役者陣にわかる言語を
使うように努力しているが
伝わりにくい場合は、早めに音楽を流しながら
稽古するのも一つの方法かもしれない。

遅刻した分、30分延長して稽古をさせてもらった。

ケンタロウ君は、片隅で大道具作り。

13:40過ぎ、午後から稽古予定のメンバーが
稽古場に次々と到着。
外に出て一服しているところに
夏の野外公演に声楽隊にエントリーしてくれた
二人の大学生MさんとEさん
そして作曲家のMoriさんが到着。
今日は声楽テストの日だった。

13:00からの稽古組には
別の部屋で自主稽古をしてもらって
Moriさんにピアノ伴奏をして頂きながら
MさんとEさんの声楽テストを始める。
曲はイタリア歌曲!
初見でピアノを弾けるMoriさんに感動しつつ
二人の美しい歌声にも感動♪
二人とも音楽科のある高校で声楽を学び
現在は音楽教師になるべく某大学の
教育学部に在籍しているだけあって
音程もしっかりしていて、不安な箇所がない。

私が

  ハモリを聞きたいなぁ~

と言ったら、5~6分練習して
なんとMoriさんと三人で三部合唱をしてくれた!

  凄いっ!

楽譜を読みながらすぐ音が取れるって凄いよね。
あ!
音楽科を出ているなら当然のことかもしれないが
普通の人にはできない技である。

Moriさんの太鼓判も頂き
二人とも合格!

これで、野外舞台の楽しみが更に増えました♪

Moriさん、ありがとうございました!
Mさん、Eさん、よろしくお願いします!

三人を見送った後、午後の稽古に入る。

どのシーンを作るときも一番苦労するのが導入部分。
前提条件から役の心理を読み解き
どんな態度で舞台に入って来るか…
これを役者が自分自身で生み出せるようになると
私も演出をして楽しくなれるんだろうなぁ~

何度か夢幻の舞台に立ってる役者陣は
何となく台詞は言えるようになっている。
が、何となく…である。
何となくじゃ、お客様には伝わりません。
多分…前提条件が必要なことは
みんな頭ではわかっていて
どうしたらいいか、考えてはいるんだろうけど
閃きやアイディアに至らないのだろう。

  閃き
  アイディア

これらが頭に浮かぶようになるには…
色々な記憶と、整理された引き出しが必要。
何度舞台を踏んでも、その経験を
きちんと整理しておかないと次に生かせない。
結果、気分だけで演技することになり
また「前提条件は?」と聞かれる羽目になる。

まあね…
整理の仕方も人それぞれだし
7~8年を経て、ようやくわかりかける人もいるので
ひたすら継続し続けることも一つの方法だ。
私も根気よく言い続けようと決めているが…

「いるが…」じゃなくて「いる!」ですね。

と思い直しながら、取り組んでいたが
夜の稽古時、久しぶりに声を荒げてしまった。

一生懸命やって出来ないのは仕方がない。
今後、経験を積んでいけば良いだけのこと。
が、そうは見えなかったので…

稽古を5~6割の力で取り組んでも
本番で良い演技が出来るのなら、まだ良い。
(あくまでも「まだ」です)
けど、実力のない人間が手抜き稽古をしてどうする?

陸上選手は、僅か0.01秒を縮めるために
どれくらいの練習を重ねますか?
野球選手は、良いバッティングや守備をするために
毎日どれくらいの訓練をしますか?
練習量だけじゃありません。
効率良く体を動かせるような工夫を重ね
イメージトレーニングも当然しますよね。

スポーツは、タイムや勝敗で成長が見えやすいから
取り組みやすいっていうのもわかるんだけどねぇ…

演劇だって同じなんだよね。

ただ演技の場合は、お客様の好みや
演出家の好みで評価が変わることが多いので
好みを超えた視点で演技を判断出来る人じゃないと
公平に評価を出来ないのが難点…

でも、声や身体能力に関しては
スポーツやダンスや歌と同じで
訓練すれば明確にレベルアップすることが出来るのだ。

この部分を認識できるようになれば
数段成長するのになぁ…

終演後、たくさんのお客様の笑顔と出会えるように
精一杯取り組んでもらいたい―
一期一会なのですから…

人生を振り返る…

2011年05月01日 23時59分58秒 | 日記
今日は、午前中から稽古。
ヒーロー(?)&ヒロイン(?)の稽古だったが
台詞が未だ完全に入っておらず
動きをつけながら、必要事項を伝え進めていく。

午後から集団稽古。
イメージを言葉で伝える困難さを改めて感じつつ
やって見せ、コツを教えながら進める。

マッチがゴールデンウィークで里帰りしたらしく
稽古場に顔を出し

  ゴールデンウィーク中は、稽古に参加します!

とのこと。
道具製作や音響を手伝ってもらえそう♪
助かります♪♪

今年、キッズクラスから青年クラスに移行した中1トリオは
戸惑いながらも、何とか先輩たちについていこうと頑張っている。

みんな一生懸命取り組んでくれているが
要求が高度なこともあり、なかなか思うように進まない。

ああでもない、こうでもないと試行錯誤している真っ只中
一人の見学者が稽古場に顔を出した。
某大学芸術学部2年生Mさんである。

彼女は、学校の課題制作のための下見に訪れたのでした。
課題は「ある男(or女)」というタイトルの10分間映画の製作。
先月、Mさんから

  野外公演を創作する青木さんを撮りたい

と申し出があり、驚きました!

彼女は、何年にも亘り夢幻の舞台を観続けてくれていて

  青木さんの演出力って凄いって、ずっと思っていたんです。

と言ってくれた。

有難いことですよね。

ただ素の自分を撮られるのは少々恥ずかしいかったりします。。
若干考えたけど、劇団や演出家としての私を知って頂く
一つのチャンスだと思い、お請けした次第。

Mさんは、稽古を見学した後、MAにも参加し
私が担当する「日舞」と「表現としての演劇」を体験。
日舞は緊張しつつも、見よう見真似でついてきていたし
演劇のほうも、楽しんでくれたようだった。

  大声出すのって気持ちいいですねぇ~
  日常、あんなに大きな声を出すことがないので新鮮でした!

と、目を輝かしならが話してくれた。

その後、ファミレスに移動し取材を受けた。

「人」がテーマだそうで、私の演劇人生について
聞かれるままに話したんだけど…
改めて自分の人生を振り返って

  濃い人生だよなぁ…

と実感。
Mさんもしきりに

  濃密な人生ですね!

と。

  青木さんの作品はテーマ性があると思ってましたが
  そういうことだったんですね…
  演劇の奥深さも知ることが出来て、更に興味を持ちました。

とも言ってくれた。

私は、久しぶりに自分の人生を省みて
新鮮な気持ちに立ち戻ることが出来た。

  Mさん、長時間お疲れ様でした。

どんなドキュメンタリー映画になるか楽しみです♪

さて…
明日は、JUNK入り前の貴重な作業日。
照明・音響プランを完成させねば!