蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演「星のない町 ぼくの町」

NPO法人劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演
タイトル 『星のない町 ぼくの町 ~ゴミ人間プペル奇譚~』
脚本・演出 青木由里
原案 『えんとつ町のプペル』西野亮廣 著
出演 青木賢治/栗生みな/坂本真由美/青木淳/井田亜彩実/鈴木一衣/導星ゆな 他

日時 2022年3月5日(土)18:00~    2022年3月6日(日)11:00~/16:00~
会場 須坂市 メセナホール 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/mugen_puperu

上記公演は好評のうちに幕を閉じました。
ご来場を賜りました皆様、ご尽力を賜りました皆様に、心より御礼を申し上げます!

終演☆

2011年05月23日 22時24分18秒 | 日記
劇団本公演が無事終演☆

ご来場下さいました皆様、ありがとうございました。

そして、JUNKスタッフの皆さん始めボランティアスタッフの皆さん
ご支援頂いた皆さん、特別出演の皆さん、団員諸君
ありがとうございました!お疲れ様でした!!

…突然のキャスト変更というアクシデントを乗り越えられたのは
元団員のもっちゃんとNさんが駆けつけてくれたおかげ。
そして、降板したMさんがボランティアスタッフさんと一緒に
一生懸命、受付や案内業務に取り組んでくれたおかげ。
また、代役のケンタロウ君がしっかりと役割を果たしてくれたおかげ。
皆さんに支えて頂いて、何とか無事故で終えることができ
ようやく安堵しているところです。

また会場に設置させて頂いた募金箱には
合計25,567円の義援金が寄せられました。
ご協力を賜りました皆様、ありがとうございました。
本公演の決算が出次第、収益金の一部を合算して
寄付金総額を発表させていただきます。
かなり予算を押さえたので、赤字になることはない…はず!

舞台に関して、基本的には温かいご感想が多かったけど
数人から厳しいご意見も届きました。

入団して一年足らずの団員や
キッズから青年クラスに上がったばかりの団員が多く
本番2週間前は

  このままじゃ幕を上げられない…

と思ったこともあったけど、最後の追い込みで
何とか帳尻を合わせられたかな…と思っていた。
しかし、夢幻リピーターの方から

  レベルが落ちた
  オーラのある役者が…

若くて経験年数の浅いメンバーが多かったので
そう言われるのは、覚悟していた。
なので、30代の役者に特別出演を依頼し
若過ぎる部分をカバーして頂いたのだが
やはり未熟さが目についてしまったのだろう。
これは今後彼らの精進度合により変化していくだろうから
これからの夢幻を楽しみにして頂きたいと思っています。

作品内容に関しては、難しいというご意見や

 革命があんなことで成立するなんてお伽噺だ!

と仰る方もいらっしゃいました。
歴史を見れば、確かにそうですよね。
これまでの作品は、その点をなるべくリアルに描いて来ました。
ただ今回は全く異なる角度からのアプローチでした。

  殺し合いをしなくても
  人間の知恵や閃きで
  道を創っていくことが出来るのではないか

人間は愚かだ、と思っている私の視点とは異なる視点からの
アプローチ…人間の生きる力、生きたい力がMAXになったとき
神からの降臨のような閃きが生まれるんじゃないか…
チェスタトン氏の原作は、そんなことを思わせてくれました。
舞台で描き切れていなかったかもしれないけど
そんな視点でもう一度、この作品を思い返して頂けたら幸いです。

終演後の打ち上げは、特別出演の皆さんも全員参加。
JUNKスタッフさんも全員参加
ボランティアスタッフさんも数人参加して下さり
大いに盛り上がった。
食べて飲んで語り合って…

午前3時頃、お開きとなりました。

皆さん、本当にお疲れ様でした。

今回の舞台の観客動員数は395名―
(ボランティアスタッフさんを含む)
また400名の目標に届かなかった。。
あと僅か5名…
周知活動をもう少し徹底できていたら…
今後の大きな課題である。

今週中に、反省会を行い
気を引き締めてオープンエアに臨もう。