蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

安曇野へ

2021年06月10日 12時55分30秒 | 日記

昨日はバイオリニストの牧美花さんの車に
同乗させていただいて、安曇野へ♪

一昨年「あづみのコミューンチロル」で
ケンジの一人芝居を上演させていただいたが
この時お声がけくださったのが
プロデューサーのM氏。

M氏は、数年前から夢幻工房の舞台に
毎回足を運んでくださっていた。

2019年2月「奇想山月記 TORA」の上田公演にもご来場ください
終演後の交流会の時に

 安曇野で舞台を上演してみたらどうか

というご提案をいただき創作したのが

 サムライ伝 源義経

役者・青木賢治とバイオリニスト・牧美花さんのコラボによる
歌ありダンスあり殺陣ありの小空間エンタメ。

あづみのコミューンチロルでの初演は
想定より非常に長くなってしまって💦

物凄いセリフ量とパフォーマンスの連続。

温かいお客様は固唾を飲んで
賢治の演技を見守ってくださった。

たった一人で2時間を超過するステージ。

お客様も心の中で賢治にエールを
送ってくださっていたに違いない。

  

 

  

 

 

お客様の温かい拍手に包まれ
何とか終えることができて安堵したことを
今も鮮明に覚えている。

その後、大幅にセリフを削除して
80分程度の作品に仕上げ、須坂市で再演。

 

 

 

この時は台風19号により長野県も大きな被害を受け
須坂市も多くの被災者が・・・

少しでも被災された方々のお役に立ちたい・・・と思い
無料公演にしてお客様に義援金を募り
集まった義援金を須坂市に寄付させていただいた。

その後、新型コロナ感染症拡大により
復興がとん挫して、その傷跡は未だに大きく残っている・・・

この「サムライ伝 源義経」は、更に手を加えて
県内各地、全国へ持っていきたいと思っているけど
今はスケジュールがカツカツで(^-^;

今の状況がひと段落したら是非とも始動したい作品。

 

このきっかけをくださったM氏から
一昨年、もう一つ別の企画をご依頼いただいたが
台本執筆をする時間がなくて実現できずにいる。

それは・・・

鈴木メソードの創始者・鈴木鎮一氏と
バイオリニスト・牧美花さんの物語。

牧さんは、鈴木先生の愛弟子としてご指導を受け
バイオリニストとしての道を歩み始めた方。

資料本を読み、牧さんから数々のエピソードを伺い

 これはきっと素晴らしい作品になる!

と確信したものの、創作のための時間を作れず・・・

今回M氏にお会いした時も

 いつできるかな?

と・・・

私も今年還暦を迎える年齢。

ぐずぐずしてはいれられない。

 来年実現できるように、9月中には
 企画案を立案します。

と、M氏にお返事した。

面白い芝居のご依頼を次々といただき
こんな有難いことはない。

どちらかというとマルチな私は
その能力を磨くことができれば
多様なご依頼にも対応できるようになる・・・

たくさんお仕事が重なっているけど
どれも楽しくて面白い企画ばかりなので
全く苦痛を感じない。

本当に本当に有難いことだ😢

 

昨日はM氏のほか、K氏、ベンさんご夫婦と一緒に
梓川にある「かつ玄」にてランチをいただいた。

古民家を改装したお店♪

ロースかつ、厚みがあって柔らかくて
とても美味しかった‼

牧さんが注文した「おこひる弁当」は
御魚やいくつものお惣菜が入っていて
目でも楽しめる美味しそうな御膳でした~

K氏は、自称・大王わさび農場のHさんの子分♪

とっても面白い方です💛

K氏も夢幻の舞台を何回か観劇してくださっていて
劇団を応援してくださっている。

ベンさんは、夢幻の舞台に客演として出演
奥様と一緒にMAにも参加してくれている。

ベンさんがM氏を舞台に招待してくださり
感動したM氏が、企画のお声がけくださり・・・

つまり、M氏との縁をつむいでくれたのがベンさんというわけ💛

本当にありがとうございます‼

これからもご縁を大切にしながら
一つ一つの舞台を丁寧に心を込めて
創作していきたいと思います(*^▽^*)



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