蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演「星のない町 ぼくの町」

NPO法人劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演
タイトル 『星のない町 ぼくの町 ~ゴミ人間プペル奇譚~』
脚本・演出 青木由里
原案 『えんとつ町のプペル』西野亮廣 著
出演 青木賢治/栗生みな/坂本真由美/青木淳/井田亜彩実/鈴木一衣/導星ゆな 他

日時 2022年3月5日(土)18:00~    2022年3月6日(日)11:00~/16:00~
会場 須坂市 メセナホール 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/mugen_puperu

上記公演は好評のうちに幕を閉じました。
ご来場を賜りました皆様、ご尽力を賜りました皆様に、心より御礼を申し上げます!

ミュージアム干支コレクションアワード2017鶏

2016年12月19日 23時27分52秒 | 日記
お陰様で熱は微熱をキープしておりまする(^_^;)

このまま平熱に戻ることを祈りつつ
今日は一日、自宅でおとなしく事務作業(汗)

さて、皆さま!

覚えていらっしゃいますか?

ちょうど昨年の今頃、ご案内があり
年があけてから投票結果が発表になった…アレ♪

そう♪

アレです♪♪

「ミュージアム干支コレクションアワード2016猿」

このコレクションとして須坂市立博物館所蔵の根付
「袋を背負う猿」(愛称:ふくもん)がエントリーし
大勢の皆様の応援により全国第1位(グランプリ)を
獲得したのでした!

本当にかわいらしい根付のお猿さんで
グランプリ獲得!と聞いた瞬間、マジ嬉しかった~


そして・・・

今年も博物館長のM氏からお知らせが届きました!!

「ミュージアム干支コレクションアワード2017鶏」に
エントリーされたそうです(^^)

エントリー中のコレクションは――

 須坂市立博物館所蔵の印籠
 蒔絵鶏図印籠(まきえとりずいんろう)』

 

今回の作品は「根付」ならぬ「印籠」

印籠といえば、水戸のご老公様を思い出す方も多いのでは?

本来印籠は、薬を携帯する道具「薬籠(やくろう)」として生まれ
江戸時代には腰間装飾具として愛用されて
欠くことのできない物になったそうで。

エントリー中の印籠には、中国の伝説に由来する
平和の象徴「諫鼓鶏(かんこどり)」が描かれている。

諫鼓(かんこ)とは、人民が君主に政治の不満を訴える時に打ち鳴らす太鼓のこと。
諫鼓に苔が生し鶏の遊び場になるということは
善政により諫鼓を使う人がいない、ということで「天下泰平」を表している。

一瞬「閑古鳥」??と思ったあなた!

私も同じです(笑)

閑古鳥が鳴くというのは
お客が少なくて商売がはやらない様子を言う。

その“かんこどり”ではない“かんこどり”の存在を忘れていた(汗)

何かの本で読んだことはあったが使ってないと忘れる忘れる。。

思い出すきっかけをいただき感謝です!

この印籠に描かれた鳥と太鼓は
リアルな細やか線と凹凸
時代を彷彿させる色合いから
そこはかとなく品が醸し出されて
全体的に格調の高さを感じる作品です。

にしても、今年の干支の
お猿さんとは随分と趣が異なるなぁ…

今年の干支の鶏さんは格調の高さに一票という感じかな?

今回も一人1日1回投票できるらしいので
お時間のあるときにお気に入りの作品にポチッと
投票してみてはいかがでしょうか(^^)


現在の順位は1位です(2016年12月20日現在)

◎投票は、こちらから

【投票方法】
1 エントリーされている作品の中からお気に入りを選択
2 応援コメントを記入(記入しなくても投票可能)
3 画像表示されている文字を入力(大文字・小文字の別に注意してください)
4 「この作品に投票する」をクリック→投票完了

※投票の最終受付は、平成29年1月27日(金)午前10時
※今回から作品の「年賀状データ」も公開されているので
 ご利用くださいとのこと。

【須坂市立博物館エントリー作品詳細】
① 作品名  『蒔絵鶏図印籠』
② 作品画像  添付写真のとおり
③ 作品のコメント
木製漆器 江戸後期 銘:松花斉 縦:9.4cm 横:6.1cm

印籠は、薬を携帯する道具「薬籠(やくろう)」として生まれ、江戸時代には腰間装飾具として愛用され、欠くことのできない物になりました。
材質には漆器・陶器・金属などさまざまな素材が使われ、特に精緻な技術を尽くした蒔絵の印籠が最も盛んに作られました。

当館所蔵の印籠の一つである『蒔絵鶏図印籠』には、中国の伝説に由来する平和の象徴「諫鼓鶏(かんこどり)」が描かれています。
諫鼓とは、人民が君主に政治の不満を訴える時に打ち鳴らす太鼓です。
諫鼓に苔が生し鶏の遊び場になるということは、善政により諫鼓を使う人がいない=天下泰平を表しています。

④ ご担当者からのコメント
蒔絵の様々な技法を使い、鶏の羽毛やトサカなどの質感がリアルに表現されています。
声高らかに鳴く鶏の声が今にも聞こえてきそうな作品です。
また、印籠の裏面には雌鶏や小鳥たちが戯れる様子が描かれ、世の中の平穏を表しているようにも見えます。
諫鼓鶏にあやかり、今年も平和な一年でありますように。