蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

反省会

2011年09月03日 23時38分44秒 | 日記
今日は、準劇団員青年クラスとキッズクラス合同の反省会。

5月本公演の反省会から、青年・キッズ別に
A4用紙に振り返るべき項目を明記し
全員に記入・提出してもらっている。

キッズクラスは全員小学生だが
現在のメンバーは小学4年生以上。
そろそろ自分を振り返り

  出来たこと
  出来なかったこと

を考えられる年齢かな?と。

今回は更に

  出来なかったのはなぜだろう?

という問いかけをしてみた。

  しちゃいけない

じゃなくて

  するべきこと

を考えられるようになってくれたら…と。
さすがに、小4のYuhki君には難しかったようだけど
6年の子たちは、何らか受け取ってくれたかな?と。

残念だったのは、作品内容についての理解が
ほぼ0に近かったこと。
確かに小学生には難しい内容だけど
舞台を観てくれた小学生は
その年齢なりに、何かを感じてくれたはず。
もっと対話をしていかねば…と猛省。
今日、キッズと約束したのは

  わからない漢字や言葉の意味を
  自分で辞書を引いて調べる

ということ。

これって自主性を身に着けるのに
有効的な手法なんだよね。

お母さんや先生に聞くのは簡単だけど
自分で調べて、それでもわからなかったらまた調べて
どうしてもわからなければ
大人に聞くということを繰り返すと
そのうち、自分で答えを導き出せるようになる。

これは、私の体験です。

  疑問を自分で解決する

この面白さを知ると、勉強も面白くなる。
キッズたちには

  騙されたと思ってやってみてね。

と伝えた。

青年クラスにも同じことを言いたい。
多分、台本で疑問に思ったことを
調べながら読みとろうとしている団員は少ないんじゃないかな?
自分の頭の中だけでこねくり回しているだけ。
記憶量も少なければ体験も少ないのに…

私が何をベースにして、執筆したか。
どんなことを調査しながら、この台本を書きあげたか。

  作者の足跡を辿る

これは、役者が役作りをする上で必要なことなんだよね。
この作業をすることで、自分が与えられた役の役割もわかるし
役を深めていくことも出来るのだが…
以前は話していたが、何度も言うのに疲れてしまって
最近はあまりうるさく言わなくなっていた。

どこかで諦めていたのかもしれない…

もう一度、台本の読み方や役作りの仕方から深めてみようか…
ディスカッションをしながら…ね。