蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

感情表現

2011年07月22日 23時28分00秒 | 日記
ふぅ…

今日の稽古は…

半分以上が基礎訓練になってしまった…

準劇団員には教えて来たはずなんだけど
修得していなかったことが判明。。

役者としてのスキルを
一つずつしっかりと掴んで来なかったんだね。

人間には「感情」がある。
感情は、出来事や他者と縁することで変化する。

自分とは異なる人間を知る一番の手掛かりでもある。

  喜怒哀楽のマックス

が表出される瞬間と言うのは
人によって違うし、表出手法も異なる。

価値観や生い立ちに起因することが多い。
だからこそ前提条件が重要となるのだが…

役者は「自分」という媒体(身体・声・感情)を使って
その役を演じるのですよ。

ということは、媒体がどうであるかで
演じられる範囲が決まって来る、ということになる。
だから、媒体を磨いて、可能な範囲を広げるための
基礎訓練が重要なんだけどねぇ。

  自分自身が表現できる喜怒哀楽のマックスを知る

なんてことは、初歩の初歩。
が、これを明確に提示できる役者が…

準劇団員には、基礎をきちんと修得させ直さなければ…

でなければ、単なるハリボテ。
役者力のある役者になれるはずもなく…

残念な気持ちになったけど
現状把握ができる良い機会だったと考えることにした。

教えるって本当に難しいなぁ…