蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

2011年 幕開け☆

2011年01月01日 14時34分47秒 | 日記
2011年の幕が開きましたぁ~~

あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願い申し上げます

2011年は卯年。
卯年から連想するものは「兎」
今年の我が家の年賀状は「不思議な国のアリス」の
白うさぎをイメージして作成したんだけど
元旦につき、改めて「卯年」の意味を調べてみた。

以下、長文なので、お時間のあるときに読んでみてください。

今年の干支は28番目の辛卯(かのとう、しんぼう)
つまり、十干は辛(しん、かのと)、十二支は卯(う、ぼう)
十干の辛は陰陽五行説の金性の陰に当たり
日本では「かのと(金の弟)」といわれている。
音の「シン」が「新」につながることから
植物が枯れて新しい世代が生まれようとする状態を意味する。

一方、十二支の卯は、音から兎(うさぎ)が充てられているが
本来は「茂」(ぼう:しげるの意味)や「冒」(ぼう:覆うの意味)で
草木が茂り、地面を覆うようになった状態を表す。
したがって両方合わせると、植物が新たに芽吹き
大きく成長して、繁茂する様子を表しているといえ
非常に縁起のいい組み合わせである。

過去を振り返ってみると―
卯年には「最初の○○」や「第1回○○」がやけに多い。
たとえば、20世紀に入って最初の卯年の1903年(明治36年)には
第1回ツール・ド・フランスと第1回早慶戦が開かれている。
また、日本で最初の都市型洋式庭園、日比谷公園が開園し
米国では、フォード・モーターが設立されている。
日本で最初の地下鉄(1927年)、第1回NHK紅白歌合戦(1951年)
日本で最初の高速道路(1963年)も卯年。

また、卯年は、航空機関係の「最初」も数多く
ライト兄弟が人類初の動力飛行に成功したのは1903年の卯年
チャールズ・リンドバーグが世界で初めて
大西洋単独無着陸飛行に成功したのもその24年後、1927年の卯年。
そして、そのさらに12年後の1939年には
世界で最初のジェット飛行が成功している。

卯年というのは、跳ねることが得意なうさぎのイメージどおり
まさに新しいことが始まる飛躍の年といえそうであるが
干支は若干の警告も発している。
陰陽五行では、十二支の卯は陰の木を、十干の辛は陰の金を意味し
この2つの組み合わせは金剋木→金は木を剋す
(こくす:攻撃して弱めるという意味)
つまり、あまり相性がよくないということて
この点にはちょっと注意が必要かもしれない。
〈以上、「東洋経済HP」より抜粋〉


本年の干支は卯。
兎にまつわる言葉に<兎の字>という隠語があるのを
高橋秀治著『動植物ことわざ辞典』で知った。
「兎」と「免」の字形の相似から、免職になることを意味するとか。

また、古く<兎の糞>という諺もある。
あの、ころころっとした形から物事が長続きしないことのたとえ。
近年のわが国の政権のありようはこの二語に尽きるといってもいい。
いかにもあっけない<兎の字>続きで<兎の糞>…

英語には、手品に由来する<帽子から兎を出す>という言い方がある。
苦境に思いがけぬ解決策が出る、との意味だが
社会にマジックのような解決策を求める気分が生まれては危うい。

経済面も含めて、今年も“登り坂”が見込まれる日本だけれど
何とか<兎の登り坂>にあやかりたいものだ。
彼らの後ろ脚が前脚より長いゆえだろう。
それは「得意な方面で力をふるう」との意味である。
〈以上、中日新聞「中日春秋」より抜粋〉


今年は卯年。
この兎たち、物語やことわざの世界ではちょっと違う顔を見せる。
よく知られているのはイソップ物語の「兎と亀」の兎は
自信過剰のお調子者だった。
日本神話の「因幡の白兎」の兎は
ワニをだましたのがばれ、皮をはがされる愚か者。

ことわざはもっと手厳しい。
「兎の子の生まれっ放し」:子を産んでも親が何の世話もしない
「兎のひり放し」;糞をしても片付けない無責任さを表す
 また、その兎の糞も切れ切れであることから、長続きしないことの例え
「兎兵法」:下手な策を使って、かえって失敗してしまう

これほどまでに兎に手厳しいのは、害獣という歴史がある上
外見とのギャップもあるのだろうか。
だまされた、裏切られたと先人は感じたのかもしれない。
兎の長い耳で広く声を聞き、力強い後ろ足で〈兎の登り坂〉の年に…
〈四国新聞社「1月1日付・卯年の兎」より抜粋〉


もともと干支は、この世界の森羅万象を12に区切り表したもの。
子年は十二支の最初ということで活発に種をまくべき年。
次の丑年はまいた種が芽を出し成長するのを忍耐強く見守る年。
次の寅年はその芽が勢いよく伸びはじめる年だとされている。
そして卯年はその芽が若葉となり成長していく年。
もともと暦では茂(ぼう)という字が卯に変わったそうだ。
茂という字は「しげる」と読む。
若葉が生い茂るということから、成長発展を意味する。
たくさんの枝葉が伸びることから競争が激しくなるともされるが
全体的に見れば新たなる活気が生まれてくることから
新しいことに挑戦したり、区切りをつけ心機一転頑張るのに適した年といえる。

卯年の心構えとして、活性化の時なれば
変化に柔軟に対応していかなければならない。
人は変化のなかで常に決断を迫られるが
今年は特に慎重でありながらも英断を下さなければならない。
さらに、自らが選び取った道を有意義なものとするため
努力精進に励まなければならない。
何を選択したかよりも、その後の活かし方こそが大切。
今年は「しげる」という字を意識して
情報のアンテナを張り巡らしたり、人脈の輪を広げたり
新しい分野にも挑戦したりと、自分の世界を広げる努力が必要であり
それによって今後の展望を期待することができるのだ。

卯(兎)は平和や豊かさを象徴している。
自らの心・言葉・行動を律し、円満な人間関係を心がけなければならない。
人間は一人では何もできないし、幸せになることもできない。
まわりからの理解や協力があってこそ、物事は成就するし
幸福を得ることかできるのである。
今年は自らの心の平安や豊かな人間関係の構築を意識し
実践することが求められる。
〈「坊主のブログ」より抜粋→http://d.hatena.ne.jp/buddhist/20101220


うーん…
思い当たる節があちこちに…

卯年って「初」が多いんだなぁ。
宇宙のリズムがそうなっているのなら
それに乗ったほうが抵抗が少なくて済む…
さて、どんな「初」に取り組もうか…

にしても、茂(ぼう)という字が卯に変わったなんて知らなかったなぁ…

若葉→活性化→飛躍…

キーワードは「飛躍」か…

そのために、変化への柔軟な対応と英断が必要だし
新しい芽がぐんぐんと伸びるようにサポートしたり
アンテナを張り巡らしながら
自分自身も新たな分野に挑んだり
周囲の人や新たに出会う人を大切にしながら
より良い人間関係を構築していきたい