蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

維新派

2010年12月02日 11時53分26秒 | 日記
大阪を拠点に壮大な野外劇で定評のある劇団『維新派』
皆さん、ご存知ですか?

凄いんだよね、規模が!
スタッフ総勢50名ぐらいが50日~60日を費やして
自分たちの手で舞台造りを行うというんだから
二日程度で造るうちの舞台とは規模が違う。

以前から、この野外劇を観に行きたいと思いながら
未だに観ることが出来ずにいる。
何年か前、団員たちと屋内公演(国立劇場)は
観に行ったことがあるんだけどね。

実は、その維新派が今年の7月下旬に
瀬戸内海・犬島で上演した作品を
彩の国さいたま芸術劇場大ホールにて
今日から四日間公演することになっている。

  タイトル 『台湾の、灰色の牛が背のびをしたとき』
  作・演出 松本雄吉
  音 楽  内橋和久

「ヂャンヂャン☆オペラ」と名づけられた独自の表現スタイルを持つ。
ストレートプレイとは異なる世界。
台詞の発し方も違う。
音楽も5拍子・7拍子といった変拍子。
身体表現も独特で、鍛えられた身体だからこそ出来るパフォーマンス
このスタイルは、1991年東京・汐留の「少年街」より確立したとか。

これまで一貫して「移民」「漂流」をキーワードにオリジナル作品を提出。
野外に似合うキーワードだよね。

維新派の結成は1970年。
演出家の松本氏は1974年以降の全作品の脚本・演出を手掛けてきた。

凄いよなぁ~
27年間…
私は、まだ10年
ひよっこみたいなもんだよね。
学べるうちに学んでおきたい…
私にとって維新派は、そういう劇団です。

で、今回上記公演のエキストラとして
劇団員ケンジ君が出演させて頂くことになりました~

先月、エキストラを公募していることを知り
同じ野外舞台を造っている夢幻の劇団員として
今後の参考になればと、本人が希望してのエントリー。

アニキが東京でアパート暮らし。
なので、そこに寝泊りをさせてもらいながら
公演会場に通うことになった。
ラッキーな環境だよね。

先週二日間、今週月曜日から芸術劇場入りして
連日稽古させて頂く中で
いろんな勉強をさせて頂いているようだ。

有難いことですねぇ~

私も観劇に行きたいと思いつつ
今週末から始まるワークショップ準備や
座内発表会の練習などで
半ば観劇を諦めていたけど
さっき、芸術劇場のHPを覗いたら
明日の公演後に演出家松本氏のトークショーがあるとの情報が
舞台製作過程を知りたい私は

  う~ん…行きたいっ

と、我慢しきれなくなり
チケットを注文しちゃいました

というわけで、明日さいたま芸術劇場に行ってきます。

下記が維新派のオフィシャルサイト。
ご興味のある方は、ご覧下さい♪
http://www.ishinha.com/index.php

今回の公演の詳細情報はこちら↓
http://www.saf.or.jp/arthall/event/event_detail/2010/p1202.html

埼玉公演のキャスト・スタッフ↓
ケンジ君の名前もあってびっくり
http://www.ishinha.com/ja/caststaff.html

維新派「台湾の、灰色の牛が背伸びをしたとき」 埼玉公演PV