雲仙温泉の「地獄巡り」で感じたこと・・・

今回「雲仙温泉」に行くことを決めた理由の一番は、「効能の優れた温泉に入れば右肩の痛みも和らぐのでは・・・」ですが、


二番目の目的は昨年８月の土砂崩れなどで被害を受けた施設などを応援したいということと、


３番目は「ハイキングコースでミヤマキリスマ（雲仙ツツジ）を見ること」でした。


チェックアウト後にスタッフの方に伺うと、「５月の下旬頃にならないとまだ咲いていませんよ。」とのこと。


ということで、ハイキングは諦めて、「地獄巡り」に・・・






強い硫黄臭がただよい、至る所から高温の温泉と蒸気が噴出している中に落ちたらどんなに恐ろしいことかと考えたら怖くなり、












実際に、江戸時代にキリシタン弾圧によって沢山の殉教者がこの場所で拷問されたことを思うと、「人間はどうしてそんな残酷なことが出来るのだろう・・・」と


考えさせられました。


それは昔のことではなく現代でも行われていることで（例えばロシアによるウクライナへの侵攻）、指示をしているのはトップで、実際に「拷問や処刑」を行うのは


末端の人なのです。


トップにいる者は「自分では実際に残酷な場面を見ていない」ので、感情移入が出来ないのかも知れません（私には考えられませんが）。


「地獄巡り」に行き、地球のパワーを感じた反面、人間の残酷さや恐ろしさも感じてしまった私です。