アンティークのある暮らし  DORIS

ハウステンボス在住のネットショップ「DORIS」店長のブログです。http://mttaki.shop-pro.jp/

パリオリンピック開会式の映像を見て感じたこと・・・

2024年07月28日 | 日記
昨日はテレビで「パリオリンピック開会式」を堪能しました。

私はオリンピックにはどちらかと言えばあまり興味がなかったのですが、今回は大好きなパリで行なわれると言うこともあり、しかも選手団の入場はセーヌ川で行なわれ

聖火台もどこになるのか情報がなかったということもあり、とても楽しみでした。

一言で言えば今まで見たこともないような斬新な演出であり、次から次へと様々な「仕掛け」施され、全く飽きさせない素晴らしいものでした。

今まで何度もパリを訪れていた私には(昨年の3月にはエッフェル塔近くのアパートに7日間滞在し、周囲を散歩したりしていたので)画面に映し出される映像を見て、

「あっ、ここは・・・だ」とか、懐かしく思いながら見ていました。



特に気になっていたのは聖火を持った子どもたちを船に乗せた「仮面を付けた男性(?)」の正体ですが、最初は地下水路(?)を航行していくのでてっきり「オペラ座

の怪人」だと思ったのですが、地上に出てからはオルセー美術館の屋根などを飛び越えて行き、最後には橋の上の舞台でダンスを披露していたので、いったいこの人は?

という疑問が未だに解けないままです(勿論、一人ではなく数人もの人が演じているという可能性もありますが・・・)。

その他にも、愛の賛歌を歌われた「セリーヌ・ディオン」には驚きました。以前テレビで、難病の治療中のため活動を休止し、歌手復帰を目指して過酷なリハビリに

挑んでいる彼女の姿を見ていたので、昨日の素晴らしい歌声を聴いた時には感動して泣いてしまったほどです。

この日のために彼女は苦しいリハビリを乗り超えたのだと思います。

そのほかにも国立図書館の閲覧室での多様な人種のやりとりや、マリ系の人気歌手(アヤ・ナカムラ)がアカデミーフランセーズの玄関から登場し、共和党親衛隊の楽団

の伴奏で歌声を披露するといった演出にも驚きました(保守的な?おじさまたちが多い楽団の中からは反対の声は起こらなかったのでしょうか?)。

未だに「同性婚は認められない」とか、「夫婦別姓になったら家族が破壊する・・」「移民反対」とかをメデアで堂々と発言している知識人や政治家がはびこる日本では考

えられないことで、さすが「自由」「平等」「博愛」を国家理念に掲げるフランスだと胸が熱くなりました。

勿論、フランスにも負の面は沢山ありますし、私自身も嫌だなあと思うところは多々あります。例えば、あまりにも「個人の権利」を主張するあまり、しょっちゅうスト

が行なわれ交通網が乱れるとか、スリが多いとか、パリの道路は犬の糞が多くて汚いとか・・・・

それでもやっぱり「フランスは素晴らしい・・・・」と改めて感じた私です。
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