コベントリーで一番有名な人といえばたぶんこの方だと思います。
レディ・ゴダイバと呼ばれています。昔、貧困に苦しむ民を見て
領主婦人だったゴダイバが夫に「民の税を軽くしてあげてくれたら
私が裸で街を回りますから」と言ったとか。
嘘か本当か知りませんが、「じゃあ、税を軽くしてあげるから裸で
街を廻るんだぞ」と言う夫ってなんなんでしょうね。実際にそんな
夫っているかしらと私は疑問に思っていますけれどね。
そして、コベントリーで有名なのはこの大聖堂です。
第二次世界大戦でドイツ軍の空爆を受けて壊れてしまい、
現在は隣に新しい聖堂が建てられていますが、このように
崩れた跡も残されています。
この像の隣にはこのような日本語訳が記されています。
新しい聖堂の内部です。
当日はパイプオルガンのコンサートが開かれていたので
8ポンド(約1000円ちょっと)を払って聴きました。
でも、コンサートが終わって帰るときに気がついたのですが
誰でも入れる教会(聖堂)なので別に8ポンドを払わなくてもコンサートは
聴けたのです(教会関係者が寄付の入れ物を持って廻っていましたから)。
でも、いいんです。1000円ですばらしい音楽が聴けたことを思えば。
そして、帰りに市役所周辺を歩きました。
イラク戦争反対のデモの時、プラカードを持ってこの前に
集まったことを思い出しました。コベントリーでも反対者は多かった
のです。私たちはロンドンま出かけましたけれど。
どんな言い訳をしようが「正義の戦争など許されるはずがない」と
私は思っています。
懐かしいコベントリーの街とももうすぐお別れです。