教えて!貿易アドバイザー

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ミプロでの貿易相談

2008年01月17日 | 貿易取引
木曜日は毎週ミプロで貿易アドバイザーとして輸入相談の窓口で相談を受けております。
最近の私のブログの流れとして、珍しく輸入に対する規制の話が続いておりますが、今日も関連した話になります。今日も相談があったのですが、製品安全についての話になります。ミプロでは輸入品の製品安全いついても力を入れておりますが、その一環として「安全な製品を輸入するために~事故事例から学ぶ安全性確保の留意点~」というタイトルのセミナーが2月15日に行われます。講師は、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)から新井 勝己 氏をお招きいたします。輸入製品に関する日本での事故事例とその問題点などのお話になるのでしょうが、とても興味深いテーマです。実を言いますと、このセミナーでは当初私の輸入製品の安全性について違った角度からのの講義も予定されていたのですが、急にドイツのアンビエンテへの出張が決まってしまい、14日が帰国予定日なので、キャンセルということになりました。
さて、貿易アドバイザー貿易コンサルタントとしては、私の得意分野は消費生活用製品と食品の安全いついてなので、今日は消費生活用品の安全について少しだけ。昨年5月に消費生活用製品安全法の改正が行われました。それ以来、数回のセミナーを行いましたが、輸入ビジネスを考えますと、輸入時の問題ではなくあくまでも国内での流通時に起きる問題です。法律問題も絡みますし、クレームとしてのかかわり、ひいては仕入先との取引関係の問題も含んでおり、非常に複雑で奥の深い分野になると思います。何時もはあまり、貿易アドバイザーとか貿易コンサルタントあるいは貿易顧問の違いについて意識していないのですが、色々な仕事をこなしていくうちに、それぞれの違いというか難しさを痛感しております。貿易顧問活動においては、顧客の直接的な利害に絡んでくるので誠に真剣勝負です。アドバイザーやコンサルタントの仕事になると、今度は正確な情報を伝えることに重点が移ります。これとて、真剣勝負には違い有りませんが。話が少し横道にそれているようなので、本筋に戻しますが、以前、貿易人生の始まりというタイトルで話しましたが、私の貿易は花火から始まっております。危険物の安全ということで、初めからこの問題には取り組んできたわけです。中国から玩具花火なども輸入しておりましたので、SFマークも取得する必要がありました。日本ではこの安全を追求するための安全マークが他にもあります。明日かあるいはチャンスを見つけて、このについて話したいと思います。

国内製品だけではなく、輸入製品も安全性が求められている時代です。安全性に問題のありそうな製品の輸入を考えられている企業の担当者の方、ぜひシバタ・インターナショナルまでご連絡下さい。 経験豊富な貿易アドバイザーが誠意を持ってお応えいたします。
さて、今日の外国為替はどうだったのでしょうか?昨日はかなり大きく動いていましたね。

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