教えて!貿易アドバイザー

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近頃の小口輸入での懸念事項

2009年06月19日 | 貿易取引
今週は、月曜日から水曜日まで貿易講座が続き本日はミプロで、ワンマンカンパニーとしては、なかなか急ぎの仕事がこなせません。珍しく、焦りを感じている今日この頃の貿易アドバイザーです。

本日はミプロに相談に来られた方の中で、海外の展示会での買いつけのご相談に見えられた方がおりますが、この方は、5月の末にジェトロとミプロで行なった太平洋諸島展でのセミナーに参加された方でした。いろいろな輸入の本を読み勉強熱心な方ですが、それでも、いろいろな疑問が残り、今日相談に見えたということです。帰るときには、かなり納得されていた様子で、私としても一安心です。

その一方で、最近とても気になることがあります。以前も、お話したかもしれませんが。語学や貿易の手続き書類流れなどまったく知らないままに一気に大きな買い物をしてしまい、貨物が港に到着してからどうすればよいでしょうかといった相談が多くなってきています。船荷証券(B/L)という大変重要な書類がありますが、何であるか認識がなく、通関業者がどのような業者であるかの認識ももちろんありません。このような方々はたいてい電話での相談が多く、話をしていてもなかなか話しがかみ合わないことが多いです。この点では、相談員にとっては全然腹の痛むことではありません。しかし、輸入者にとっては金銭的にも精神的にもとても大きな問題となります。まさかこんなことって考えてみたこともないような問題があります。皆さん、気をつけましょう!まずはミプロに相談してください。

最近出版されている貿易関連の書籍でも、輸入はとても簡単、英語も簡単といった内容がやけに目に付くのですが、本格的な貿易に比べれば簡単で資金も少なくてすみますが、手続きは基本的には同じだし、大企業の1億円と比べてみても小口輸入の10万円であっても私は資金の価値はどちらも変わらないと考えます。

これから輸出入ビジネスを始められようとお考えの企業の方あるいは既に貿易取引を始めているけれど、より高度な貿易知識や交渉力が必要であるとお考えの企業の方は、シバタ・インターナショナルまでぜひまでご連絡下さい。経験豊富な貿易アドバイザーが熱意を持ってお応えいたします。

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