5月4日 セビリア → マドリッド
歴史と気品ある華麗なる空間・・・ AlfonsonXlllともお別れです
朝食を楽しみホテルの周りをお散歩しYukariさんお迎えまでの最後のひと時楽しみました
朝食後のお散歩・・・ ホテルの周りには木々が多く 小さな子供の遊べるスペースや仕事前の馬車の馬たちが日陰で寛いでいたり
地下鉄の入口も藤や草花のコンテナが置かれていました
チェックアウトしトランクを預け ローマの遺跡へ出発です
わが夫婦・・・ 世界遺産の大聖堂やアルカサルより ローマの遺跡を選択
セビリア郊外のサンティポンセのイタリカ遺跡
ローマの遺跡好きなダーさまにYukariさんお勧めのセビリアから北へ車で15分ほどのサンティポンセへ
紀元前206年 古代ローマと当時のフェニキア人の国・カルタゴとの間で繰り広げられた戦いの時に
傷ついたローマ軍兵士を定住するために建築されたのが始まりだそうです
スペインで一番初めに築かれた古代ローマ時代の植民都市で神殿・劇場・浴場などが残っています
「イタリカ」は最初に定住した人々の出身地から名付けられ もともとは戦争中の兵士を休める為の土地でしたが
その後 重要な基地としての役割を担い 後の皇帝トラヤヌスやハドリアヌスの出身で そのため急激に栄えたと言われています
木陰が少々 日差しを遮るものがない丘・・・ 暑くなる前に遺跡へ向かいましょうと Yukariさんのアドバイス
おかげで貸切の様な円形闘技場
皇帝ハドリアヌス時代に築かれた円形闘技場は25000人を収容するローマ帝国最大の物の一つです
かつては三階建て・・・ 現在は荒れ果て2階部分まで・・・
観客席の下は地下通路となっていて 獰猛な獣が入れられたいたところや 戦士が戦いの前に祈るところなどがあり
更に地下へ歩みを進めていくと 薄暗くヒンヤリした風が・・・ 途中で引き返しました(ドキドキ・アセアセ)
円形闘技場の全体を見られる場所があるのですが 現在は石組の一部が崩れもろくなっているところがあるため登るのを禁止されていました
居住区には4本もの大通り 区画整理も下水道設備も整っています
整然と植えられたオリーブの並木道もあります
温水風呂・冷水風呂・サウナと揃っている浴場
この浴場だけではなく建物のいたるところに細かいモザイク画が描かれています
しかも綺麗に残っています
パン屋さんの遺跡
このパン窯からどんなパンが焼きあがったのでしょうね 焼き上がりの良い香りにお買い物に来る人々想像してしまいます
居住区とは別の丘に スポーツクラブのような大きな施設の跡もあります
まだ発掘途中の様でした
遺跡の中の小高い丘に街を見下ろすトラヤヌス帝の彫像
(レプリカです・・・ 本物は考古学博物館に)
セビリアへ戻り 街の方たちの普段の生活は・・・と 市場へ
肉屋さんも魚屋さんも量り売り 韓国の方がちょっと怪しいにぎりと太巻き販売
休日なので家族でお買い物♪ お腹がすけば色々チョイスし ワインと話に花が咲きます
次は30分ほどで市内を一周する馬車に・・・
馬車からって写真撮りにくい・・・
そんなに揺れるわけどもないけれど 動いているんですものね もっと撮り方工夫すればよかった
アップできるのはこのくらい
セビリヤの美しさ もっと紹介したかったのに
スペイン広場
コルドバでもセビリアでもよく見かけ 乗車もしました。 タクシーに多く使われていた日本製品 褒められちょっと嬉しい
ドライバー曰く 「ガソリン代が今までと比べ物にならないよ。 しかも環境に優しいエコだからね」と
その日本製品よりもっとエコ 念願の馬車・・・
ところが次々抜かれます
御者の若者にyukariさんが訪ねると 「たくさん働いてきた馬だから 疲れないようにしているんだ」と・・・
気持ちの優しい若者・・・ しかし何台の馬車に抜かれたことか(笑)
お昼にパエリャの美味しいお店に行くことになっていたので スタート地点へ戻る前に降ろしてもらうことに
若者・・・ もう少しだから・・・ え~~途中で良いんですか?
少しでも軽くなりゆっくり帰れると 馬に変わり「ありがとうございます」ですって(*^_^*)
途中で降りた方がそのお店に近かったことと 予定よりゆっくりの周遊で時間が間に合わなくなりかけていたものですから
予約ができないお店なので携帯で確認すると 「これからすぐおいで~ 今ならテラス席あるよ」
早足で公園抜けて・・・ テーブル2つしか空いていませんでした
滑り込みセーフ~♪(笑)
テラス席(室内よりテラス席の方が若干お値段高めの設定とか)で 休日で寛ぐセビリアの方たちに混じって 美味しく頂き
ホテルへ荷物を取りに行く途中 とっても綺麗な花嫁さん 優しそうな花婿さんの記念撮影に遭遇
手入れの行き届いたお馬さん 一番目を引いたのは なんと素敵な御者の方(^_-)-☆ 絵になりますわ~~
サンフェスタ駅よりマドリッドに向け2時間半 車中でのサービス(バゲットにハム・野菜サンド)はパスし のんびり読書&うたた寝(笑)
マドリッド・アトーチャ駅にガイドさんお迎えに 街中のHotel Ritzへ
チェックイン後 すぐ前のロータリーを一周 お隣のプラド美術館
Ritzでコンビニお持ち帰りのサンドイッチとテーブルのWelcome cake & fruitでお夕食(笑)
(グラナダでの食べ過ぎで 夜中の苦しみ以来 夜は軽めのお食事に変更していましたので)
明日の午前中はプラド美術館をゆっくり楽しみ ランチはパエリャの美味しいレストラン 午後は世界遺産のトレド観光
早めに休み 明日に備えましょ♪