世界遺産・トレド
マドリッドから南へ約70km(バスで約1時間) もっともスペインらしさを残した街 タホ川に三方を囲まれた自然の要塞
旧市街地はキリスト教 ユダヤ教 イスラム教が作り出した3つの文化が残り 入り組んだ狭い小路 16世紀で歩みを止めた街
現在街並み保存で建物の改造は禁止されています
(旧市街地へ上がる長い長いエスカレーターが設置され 随分楽なったとガイドさんのお話です)
ツアーガイドさんと現地ガイドさんから何度も念押しされた事は・・・
「迷子になってもこの入り組んだ小路では見つけだすことは不可能なので
絶対に私たち先頭としんがりの二人の姿を見失わないようにしてください」
さて・・・
長~いエレベーターを乗り継ぎ旧市街地へ
お祭りに輿にキリスト像をのせ 練り歩くとき 直射日光が当たらないように細い道に沿って天蓋が取り付けてあります
天蓋の間から尖塔が見えています
狭い小路を抜けソコドペール広場
サンタ・マリア・デ・トレド大聖堂
1226年に建築が開始され 1493年に完成したゴシック様式のカテドラル
(前の広場が狭いので 見上げて撮るのみ なかなか全体は撮れませんでした)
宝物館
行事に使う聖体顕示台(高さ3m 重さ200kg)祭日に担ぎ出され 街中を練り歩くそうです
ルイ9世のために作られた挿絵入り聖書(スペイン語・英語・イタリア語の三冊)
ステンドグラス・パイプオルガンそして祭壇のキリスト像
ドームの天窓から差し込まれる陽射しに天使の像が美しく浮かび上がります
大聖堂の正面
広場の向かいには市庁舎が・・・
サント・トメ教会に向かいます
振り返ると小路の奥にカテドラルの尖塔が見えます
小さな教会の入り口を入ってすぐエル・グレコの「オルガス伯爵の埋葬」(460x360cm)の大作です
1586年ごろの作品で信仰心あつい伯爵の徳に対して その死の場面の奇跡が描かれています
地上と天上界
今まさに伯爵が天上に向かっていくところが描かれ エル・グレコと息子(左下にいる子供)二人だけが正面を向いています
何を意図しているのでしょう
教会・・・撮り忘れてしまいました
小路を歩いていくと門があり 外に出てこちら側から見ると 家の扉のように見えて その実 小路でした
トレドは剣・刃物で有名 そして象嵌細工
アラビア伝来のお菓子=マサパンショップのディスプレイ・・・ キューピーさんのシスターがマサパン作り
東門の駐車場
帰りの車中は心地よいバスの揺れで夢の中(^_-)-☆
マドリード繁華街で解散
デパ地下探検~(笑)
今日でマドリッドも見納めと8Fへ・・・ 20:00でも明るい街並み
明日は早朝お迎えでマドリッド空港へ
10:15発 フィンエアライン 約4時間半でヘルシンキ空港
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15:30 ヘルシンキ空港
トランスファー2時間あるからラウンジでお茶でもしましょうか・・・
「とりあえず出発ゲートを確認してから・・」とダーさま
確認してよかったですわ 時差があるのでトランスファーは1時間でした
しかもゲートまで歩くこと・・・ 歩くこと・・・ ゲート前で腰かけていたのは20分程度でボーディングタイム
ゆっくりお茶してからでは乗り過ごしていたかも・・・
17:30 成田へ向け出発 (約9時間40分)
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5月7日 8:55 成田空港着
ゴールデンウィークの最終日から1日ずらしての帰国でしたので ガラガラの成田空港
スカイライナーと新幹線乗継 お昼には自宅へ
夕方にはクララわんこをお迎えに行き 夜は甘えん坊のクララとゆっくり過ごしました
さて・・・来年からは 旅のシフト変更の話が・・・
10年前に比べ移動する旅は疲れる 次からは1か所に滞在しそこから足を延ばす程度
1か国ではなく1都市3泊5日~4泊6日程度 そして国内の廻ってみたい所へ またお孫ちゃんを連れての旅など
年齢・気力・体力に合わせ 楽しみ方を考えていきましょう
来年はどちらへ(^_-)-☆