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私の趣味3点+その他の紹介です。
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いわき~アクアマリンふくしま

2010年01月19日 | 旅行
 いわきスパリゾートハワイアンズ、旅行の2日目は「アクアマリンふくしま」を見学し、近くの「いわき・ら・ら・ミュウ」で昼食をとるオプションツアー(マイクロバスで移動)に出掛けた。
「アクアマリンふくしま」は、先日インドネシア沖でシーラカンスの幼魚の撮影に成功したとテレビのニュースで放映されていた水族館である。
 この水族館の特徴としては、シーラカンス等の生命の進化に素晴らしい展示があること、自然環境を丸ごと再現し展示しているものが多いこと、それと展示水槽が綺麗で清潔感を感じさせる展示であること、などが印象に残っている。


「アクアマリンふくしま」全景


1階の「海・生命の進化」展示
オウムガイ・シロチョウザメ・ヘラチョウザメ・オオサンショウウオ・スポテッドラットフィッシュなどの生きた化石の展示。
大きな古代魚のオブジェはダンクルオステウス!というまさに巨大な骨魚である。
これはシーラカンスの仲間だそうだ。 


古代魚のアクセルロディクデュス(復元模型)
現代のシーラカンスの祖先?か


「北の海の海獣・水鳥 」展示
タイヘイヨウセイウチ
体長は最大4.2mの巨体で水槽の中を上下に回遊していたのは圧巻だった。


「熱帯アジアの水辺」展示
ここは熱帯雨林の植物や花、そこに住む鳥が見られる。
あとになってランの花もいくつか見られることを知った。当日は気づかなかったのは残念だった。


「熱帯アジアの水辺」
黒潮の遠い源である熱帯アジアの自然環境を丸ごと再現している。
干潮時のマングローブ、テッポウウオやミドリフグ、キバウミニナなどがいる。
水槽の中の熱帯魚はもちろん陸上部分に植えられた熱帯性の草花もあり、湿地にはエビが歩き回っている。大変興味がわいた展示であった。

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「熱帯アジアの水辺」の水の中を見ると、
熱帯アジアの水辺に住む大きな魚アジアアロワナがゆっくりと泳いでいた。


「サンゴ礁の海」展示
色鮮やかな海水魚が乱舞する世界最大というガラスの大水槽。
集団で塊になって泳いでいるのがキンメモドキ。赤紫色した魚「ハナゴイ」。


「潮目の海」展示
自然光が深く差し込んで、床に写る小さな波の“ゆらぎ”海中にいるかのような気分にさせる。
「マイワシ」の大群を真下から見上げながら、三角形の通路を通る。


「シーラカンスの世界」展示室
シーラカンスは、水の惑星の生物進化の謎を解く鍵をにぎっている動物。
アクアマリンふくしまでは、「海、生命の進化」をテーマとするプロローグをもち、開館当初よりシーラカンスの生態解明に取り組んできた。
2005年にはインドネシアで生きたシーラカンスの姿をROV(水中自走式カメラ)で撮影することに成功。また、アフリカのタンザニアでの調査も行い撮影に成功している。


インドネシアでシーラカンス幼魚の撮影に成功した写真


アフリカ沖で捕獲されたシーラカンスの標本
この標本には3ヶ所解剖されていて、中の状態が観察できるようになっていた。


水族館上階から眺めた小名浜港と「いわき・ら・ら・ミュウ」(中央左)


「いわき・ら・ら・ミュウ」の魚市場

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