吊るし雛
2012-02-21 | 散歩
穏やかな陽気に誘われて 隣の区で開かれている吊るし雛展を見に行きました。
吊るし雛は伊豆の稲取の物が有名ですが 今はあちこちに愛好家が増えていいるようです。
この天王森会館でも数多くの作品が飾られていました。
稲取の吊るし雛は 昔、東京(江戸)から遠く
女の子が生まれてもお雛様がなかなか手に入らなかったため
着物の端布で飾り物を作ったのが始まりだそうです。
それぞれの飾り物には意味があり 桃、猿の子、三角袋、鳩、はいはいする子など50種類近くあるそうです。
天王森会館は昔、製糸工場だった建物で 裏庭には湧水が出て夏にはホタル観賞の催しもあります。
軒下に干し柿(のように見えます)が吊るされていますが これも布で作った物です。
吊るし雛、沢山飾られていますね!
親が子供の成長を願い、昔は一針一針縫って作られたのでしょうね。
糸まりもありますね。こちらでも金助マリといって、
刺しゅう糸でとても綺麗に縫い上げたマリがありますよ。
鹿児島では昔は焼き物で出来たお雛様がありましたよ。
この数年お雛様を飾っていなかったわ!
種類は50種くらいあるそうですが
桃(邪気を払う)猿の子(厄が去る)三角の香袋は必ず入るそうです。
今はキットも売られていて手軽に楽しめます。
お誘いを受けましたがこれ以上目を使うのは…
そういえば我が家もお雛様は 今年は出してあげなくては。
素敵ですね~~吊るし雛
そして・・・吊るし柿 布製とは思いませんでしたが
今の季節にまだ吊るし柿があるんだ~~なんて思ってしまいました
朝、主人が鳥撮りさんたちのブログを見るので、
ついでに私も主人のPCで 皆さんのブログを見る事にしてます
私のPCはテーブルまで運んで 袋から出してコードを接続してコンセントを入れて・・・
結構手間がかかるんですよ
ご一緒の鳥撮りの趣味、話題も弾むでしょうね。
「柿が赤くなると医者が青くなる」と言われるように柿は滋養があるので吊るし雛に入れられているようです。
hasseさん器用ですから作れるのではないですか?