昨夜の「テールランプが」を推敲して、「嫌いだ嫌いだ」シリーズでないほうのバージョンで載せるとすると、たとえば以下のようになる。哀しいという形容詞がなくなる。
テールランプが
橋を渡って右折
ヘッドライトが二台
少しの間をおいて直進
橋を渡ってくる
何ごとの不思議もない
夜の街を
テールランプとヘッドライトが往来する
ま、どちらがいいかは、読者のお好み次第。
「嫌いだ嫌いだ」シリーズは、筆の進むままに任せる度合いが強く、余計かなと思う言葉もあえて削らず、いわば分かりやすくはなっているはず。
テールランプが
橋を渡って右折
ヘッドライトが二台
少しの間をおいて直進
橋を渡ってくる
何ごとの不思議もない
夜の街を
テールランプとヘッドライトが往来する
ま、どちらがいいかは、読者のお好み次第。
「嫌いだ嫌いだ」シリーズは、筆の進むままに任せる度合いが強く、余計かなと思う言葉もあえて削らず、いわば分かりやすくはなっているはず。
コメントありがとうございます。
形容詞を使わなくとも「読者の想像力に委ねる」ことができるくらいに、情景なり状況なりを書けなければ行けないということだと自戒しています。