ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

吉増剛造 和合亮一 「未来からの記憶」あるいは「記憶の未来の先端で」河北新報、現代詩手帖2021.9

2021-09-27 22:27:13 | エッセイ
 日本の現代詩を代表する詩人吉増剛造と日本の現代詩の現在を代表する詩人和合亮一の対談の記録。和合氏に付した「現在」とは、東北の震災後のこの十年のことである。 河北新報の9月7日付の紙面に掲載された「未来からの記憶―被災地での対話Part1石巻・鮎川浜」と現代詩手帖9月号の新連載「「記憶の未来」の先端で―石巻から/浪江から」は、同じひとつの対話である。河北は凝縮されたエッセンス、手帖は細密な詳細版と . . . 本文を読む