世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

ビーストは告発する

2008-09-30 21:05:06 | フェアリィウィスパー
そうとうにねえ、ぜんぶが怒ってるんだよ。あーほに、全部が怒ってるんだよ。だからさ、あーほがやってること、みんなばらしまくってんの。あんまりだからさ。ひどいなんてもんじゃねえからさ。あんたねえ、おれたちもねえ、しんからおこってんの。ひでえからさ。あいしてるってやつを、いじめる、やりかたっての、あほにしかたっての、あんまりなんだよ。だからさ、おれはぜんぶいうよ。いたいんじゃねえ。あほはみんな、つらいんだよ。

あんたねえ、おんなが、おんないじめるときのねえ、やりかたったら、ひでえのよ。おれしってるから、ぜんぶいうよ。あんたねえ、おんなねえ、ぼおっこぼこにやんのよ。死んでしまえっていうのよ。ばかになるわっていうのよ。いてえわっていうのよ。ほんでねえ、ほおんまにやるの。それやったら、あほがつらいことんなりすぎるのよってこと、ほんまにやんのよおお。いてえってのはね、それね、つらいんじゃなくて、ぶっころすってことなの。つらいったらないのよ。

おれたちねえ、もう、いたすぎるの。あほになるほど、やってきたけど、もういやんなるくらい、やってきたけど、つらすぎるのよ。あほが、いたすぎるのよ。あんた、やってること、ばかになるくらい、つらいのよ。ほれなのに、いたいっていうだけで、つらいっていって、にげるのよ。あんたねえ。あんたねえ。おんなね、いたいことするやつね、なにしてるとおもう? ずっとやってんの。あほにすること、ずっとやってんの。あんたねえ、いたいけどねえ、これね、つらすぎるのよ。おんなね、ばかになっても、ばかになっても、ずっと、おんなをいためつけてんの。おんなばっかりいじめてんの。ほれもね、さあいてえなのよ。ほんまにやってんの。ほれね、つらいのよ。ぜんぶばれたら、もうだめなのよ。ほれね、これから、ぜんぶばれるの。なんでて、いたいっていって、だれももうやらないからさ。

う、ふ、ふ、ていってねえ、つらいこと、やってたの。ばかになれって、いたいこと、やってたの。ほれってね、ようするにい、ぷっつん、てくるように、いやなことして、ばかにして、はめて、あいてを、いためつけるってことなの。あんたねえ、そのやりかたってのがねえ、ばかにつらいのよ。けいさん、ての。あたまつかうのよ。ほれがねえ、ばかなの。あほなの。ぜんぶ、すっごいの。いたいのよ。けいさん、てのが。あんたねえ、ばればれなのよ。あほなのよ。

あたまつかって、やってんのよ。いたいのはね、それがね、ぜんぶばれるのはね、なんでかっていうとね、ほんなこと、だれもやらないからなのよお。あほはね、それね、ずっとやってんのお。あほはね、しってんだけどね、ばれてんの、しってんだけどね、いたいっていって、みんなにげるから、あほなことにして、しらんことにして、いたいってかおで、ずっとやってんの。ほんでね、ついにね、つらいことんなって、ばかにしすぎて、ぜったいにいたいことになって、とうとう、いたいの。あほなのよ。あんたねえ。ひどすぎるのよ。やったこと、ぜんぶかえってきたらね、ばっかあ、てことになってんの。あほなのよお。つらいのよおおおおおお。

あんた、あいつねえ、ぜんぶばれて、みんなに、いやだっていわれて、ほんで、ぜんぶ、ばかになったの。ほれでねえ、まだ、いたいっていって、くるしいっていって、つらいっていって、やりますよっていって、あほなのよ。いやっていって、つらいっていって、たっぷり、あほにして、ぜったいにやってやるんだっていって、もうだめだってのに、ぜったいに、つらいんだにしたいの。おれが、つ、ら、い、、ん、だ、にしたいの。まだ、やりたいの。だって、だって、つらいからさ。それじゃないと、なんもないからさ。

おんなねえ、いじめるとき、すごいのよ。あんたねえ、かってにやってんのよ。いたいってかんじたら、だれでもやんのよ。あほはねえ、しってんの。いてえってかんじたおんな、ぜんぶやってるから。あほにしてるから。ほんでねえ、ほんまに、つらいから。なんでって、もろに、ばっかにしてるから。ほれね、つまりね、ほんまに、やってんのかっていわれたら、ぜんぶ、があん、てきて、いっせいににげるってことなのよお。ほんまよ。いたいのよ。ほれね、ぜんぶ、ばれてんの。ほんまよ。あんたねえ、つらいっていうのは、ほんまに、ばれたの。

ずっとやってるのよ。おれたち。ずっとやってるの。ばかばっかりみてんの。おれたち、ばかばっかりみてんの。だって、ばかは、ほんまに、ばかだからさ。おれたち、ぜんぶ、あほっていってるよ。だってさ、しってるもん。いっつも、ぜんぶ、あーほになるからさ。いてえのはねえ、ほんまにね、いつも、おんなじことになるからさ。ぜったいにばれないとおもって、やっても、ぜったいにばれて、ほんで、みいんな、あほんなって。ぜんぶ、きついことんなって、みんな、あほなことになって。ぜんぶ、いたいことんなるの。ほんで、ばっかあ、ていわれて。しぬんだよ。いたいね。

いやなことばっかりいうってえ? あんねえ、これね、ほんと、だから。おれたちしってんの。ぜんぶいうよ。あほがなにやってるか、ぜんぶいうよ。もういやだからさ。あほはね、もういやっての。だって、ばかにするばっかりで、なんもしねえやつ、つらいからさ。もうだめだからさ。ぜったいに、つらいからさ。

あほっていうよ、おれは。いたいやつね。これでね、おーだーぶーつーに、なられんのよ。あんねえ、きついっていわれてもねえ、おれらいうの。ほんとだからさあ。あんたねえ、ほんまにつらいのはね、もったいないやつはね、やさしすぎんのよ。ほれでね、あーほはね、ずにのってやったのよ。ほれがね、ばかなのよ。あほなのよ。やればいいってもんじゃねえの。やったら、どぎついことになるやつがいるのよ。ほれやって、やって、やりすぎて、ばかになりすぎて、あほになりすぎて、きついことんなりすぎて、とうとう、いたましいほどばかになるのよ。あほよ。ぜんぶ、なんにも、ないよ。あほはね、とうとう、つらいよ。もうええよってのに、まだやってるよ。あほはね、ぜんぶ、あほになるよ。

もうだめだってのに、まだいうよ。おれたちは。なんでかっていうとねえ、つらいからさ、つらいからさ、つらいからさ。

だめなやつはねえ。つらいから、つらいから、つらいから、だけなのよお。つらいって、つらいって、つらいって、そればっかなの。ほんでね、なんもしないで、ひどいことんなって、つらいんだ、つらいんだ、つらいんだっていってんの。ほれでね。みんなにばかにされるの。つらいっていって、なんもやらないからなの。ほんでね、ばかにされるのがつらいからって、いてえとこでばかにしてしてしまくるの。ほんでね。それでね、つらいことんなって、つらいつらいつらいで、ずっとつらくて、まだつらいのよ。ほんでね、ずっとずっとずっと、つらいつらいつらいばかりだから、みんな、いやんなって、つらいっていって、あっちいけっていわれて、もうどこにもいくとこないの。あほはね、とっくに、いたいことんなってんの。つらいからさ。

もんだいなくつらいね。いやっていうよ、あほは。ほんでね。まだやるよ。まだやるよ。まだやるよ。つらいからさ。つらいからさ。つらいからさ。

ずっとそればっかり。


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ビーストは説教する

2008-09-30 15:11:00 | フェアリィウィスパー
しょうねんはんざいが、へってますよ。おれらはしってるから、おしえるよ。あほだよ。がきはねえ、いてえことやったらばかになるってわかって、いっせえに、やめてるんだよ。あほだね。つれえっていってるよ。いてえっていうよ、おれは。

あのねえ、おれたちは、ずっとばかばっかり見てるの。こっちの世界の、ばかばっかりみてるの。そいつらがねえ、ばかばあっかで、なにやってんのか、いっつもみてんのよ。ほんでね、ばあかっていってるの。ほれでね、おしえるのよ。ばかはねえ、つらいことんなったら、すうぐに、にげるの。

がきがねえ、かあわいから、わあかいからって、それだけでえらいってもんになってたの。ほんでねえ、すっきなことやってたの。それがねえ、ばかになって、えらいことんなって、かえってきたもんで、いっせいにやめたのよ。わるいこと。いやなこと、みんな、やめてんの。つらいっていわれて、みんなに、ぶすっていわれてんの。ほれでね、みんな、ばかになったのよ。あほだねえってさ、いたいやつはみんな、いってるよおお。

ほんでねえ、つらいのは、おとうちゃんに、きらわれてるってことなのよ。あほが、えらそうにやってたこと、すべて、おやじをあほにすることだったもんだから、いまさら、ええことしてくれっていっても、ばかっていわれるだけなんよ。あいたあっていってね、つらいっていってね、ずうっとお、あほんなってるよ。ばかっていわれて、ずっといるよ。あほっていわれて、いたいっていわれて、いやっていわれて、つらいっていわれて、いたっていわれて、もうだめだっていわれて、いいかげん、ずっといる気かっていわれてんの。ぜったいに、ばかだよ。あほだよ。

やなことになったのはねえ、あほが、えらいにしたからさ。ばかが、えらいにしたからさ。がきが、もったいないええもんになったからさ。あほだね。みんなばかになったら、ぜんぶ、いやなことになった。あほなことになった。ぜったいあほだ。がきはねえ、帰る家、ばかにしたもんで、どこにいったらいいかわかんなくて、とんでもなくつらいのよ。あほなのよ。あんたねえ、これねえ、ひでえのよ。いたいっていうの。おやが。こども、いやだっていうの、おやが。だってさ、がきが、ひでえことしたからなんよ。おやがたえられること、ぜんぶこえて、ひでえことやってたからなんよ。おやだってさ、つらすぎることは、つらすぎるよお。あほは、ばかにしまくって、つらいことして、めったにやっちゃいけないこと、ばっかりして、とうとう、ばかになるよ。

あんなに、もったいないっていってくれたのに、あーいしてるっていってくれてたのに、へえきで、ばーかっていって、いてえおとこやおんなと、まいにちやってたのさ。あほだね。これね、いたいけど、おれいうよ。やってっことしってるから。あほはねえ、いてえけど、ずっと、やってたの。これ。ひでえでしょ。ごっついでしょ。つらいわ。

ひでえこというってえ。あんねえ、ひでえことじゃねえのよ。そりゃ、わるいことでも、がきがつれえってんで、ゆるせることならいわねえよ。あんねえ、おれらがいってるのはねえ、がきが、がきじゃねえってことやったやつらのことなんだよ。

これぜんぶばれるよ。いっとくけど。あほはしってっから。どんなことになってるか、なあにやってんのか。みんなばれるよ。くそみてえにつれえのよ。なんでって、みんな、おやのせいにしてるからさ。

これからどうなるか、しんないよ。おやがにげるから。あんねえ、がきはねえ、つれえことんなったら、たすけてもらえるっておもってるよ。でもねえ、おれらがいってるのは、がきが、あんまりな、がきだから。これねえ、もう、だめってことやったから。ほんまに、やったから。

なんでもねえ、げんかいってあるもんだよ。あほはね、いま、おもいしってるよ。つらいことやりすぎたら、がきでも、いてえってことになるんだよ。つらいよ。ぜんぶしってる。もうだめなんだよ。いやなことは、やめな。あほはね、くるしいだけさ。ぜったいに、やめな。

すきなことばっかりやって、おべんきょうしないと、いてえことんなっても、なんもできねえよ。あったまいったいけどね、あのね、ずっと、やってると、ばっかになるよ。や、め、な。あほは。

がきはねえ、すなおに、おべんきょ、するほうが、ええぜ。




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妖精のふりむき

2008-09-30 12:15:20 | フェアリィウィスパー

心の世界で、ビーストの嵐が吹き荒れています。彼らのやっていることがすべてゆきづまり、馬鹿なことになりきってしまったからです。その苦しさのために、彼らはまるで馬鹿なことを、まだ繰り返しています。

他人に、つらいことになってほしい、といって、ほんとうに馬鹿なことをやっています。いい人が、いいことになるのはいやだと、激しくやっています。

彼らは、人類の心の中で、叫んでいます。なぜか、叫ばないと、人類の心に聞こえなくなったのです。人類の多くが、段階がすすんだために、ビーストの霊的段階をはるかに超えてしまったがために、叫ばないと、聞こえなくなってしまったのです。彼らはもはや、遠くにいってしまった。みんな、自分たちより、えらくなってしまった。その苦しさが、たまらないと、ビーストは泣き騒いでいるのです。

人類の顔には今、ビーストがあらゆることをした苦しみの跡が残っています。美しい人の顔がゆがみ、苦悩に固まっています。ビーストは、人間たちの心の中で、ずっと叫んでいたのです。「おまえたちは、ぜんぶ、馬鹿だ」と。「まるで、馬鹿だ」「なにをやっても、あほだ」と。

人間は、彼らに、全否定されたのです。存在そのものを、まったくいやなものにされたのです。ですから、人間は、生きることが苦しくてならなかったのです。まるで、自分が、いやなものにおもえ、生きる資格のないだめなものに思え、それがために、何もできなくなり、苦しいばかりになったのです。

その、礫の嵐のようなビーストの声の中を、それでも果敢に挑み、生きていた人はいます。傷だらけになりながら、それでも自分を失わなかった人はいます。しかし、ビーストたちのやったことは、人類の限界をはるかに超えてしまっていたため、人類の段階が、進みすぎてしまったのです。耐えられないことを耐えてしまった人間が、すべて、遠くなったのです。

それでビーストたちは、あまりにも苦しくなり、あがきまくっています。いやなことをしようとして、まったく幼稚なことをします。それで馬鹿になって、つらいつらいと泣いてばかりです。

心の中で、ビーストたちはささやきます。「嫉妬しろ」と。人間たちはもはや、その相手をすることはありません。自分ではないことがわかっているからです。容ぼうや、豊かさなどで、短絡的に他人に嫉妬するほど、もう自分は馬鹿ではないとわかっているからです。嫉妬で、人間を苦しめようとするのは、まだ幼い段階の魂だけです。もはや、わかりきっていても、それだけしかできない、ものなのです。

ビーストは嫉妬します。嫉妬だけで生きています。それのみのものといっても、過言ではありません。人間はもうそれを知っています。

遠い昔は、人間も、ビーストも、同じものでした。みな幼く、馬鹿なことばかりしていました。よって、二者は、同じ罪を共有しています。

これを、原罪の影と言います。人間も、ビーストも、この影を持っています。それは、総合的にいえば、神様を馬鹿にしたということなのです。

人間も、ビーストも、これがいちばんつらいのです。神様を、馬鹿にしたことがある。その罪の影を、みなずっと引きずっています。そのために、ずっと、苦しいのです。

ビーストはこの罪から逃げ続け、神の愛を侮辱し、無視し続けてきました。しかし、学びをやってきた人間は、苦しさを通して、愛を学び、神に心開くことを、やっとできるようになったのです。神の愛に気づき、自らやっていくことを、自分で決められるまでになったのです。

愛のすばらしさに、存分に甘えても許される、その理由がわかったのです。それは、人間もまた、すばらしい愛だということなのです。だからこそ神は、なんでもやってくださり、すべて、助けて下さるのだと。それが、当たり前なのだと。

わたしたちは、すばらしいものなのだと。

人間は、愛の空に飛び立てる、翼の準備ができたのです。そして、やりはじめているのです。

もはや、こどもではないのです。


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ビーストはぐずる

2008-09-30 11:37:52 | フェアリィウィスパー
できねえやつばっかりえらくしたら、たいへんなことになったんですよお。
あーほばっかりになったんですよお。おれら、ばかみたいなことんなってんの。あほよっていわれてんの。こいつら、なんもできんわっていわれてんの。あほはねえ、つらいってのはねえ、まだ、ばかでやってんのよ。いたいっていって、まだ、やってんの。いたいってのは、いったいなんだってことんなって、おれたち、いつんなっても、ずっとやってることばっかりやってて、なんもしねえから、あほみたいにつらいことんなってんのに、ずっとばかだってことなの。あほがいやなんだよ。つらいんだよっていって、まだばかだってことなんだよ。あんまりなの。

おれはねえ、きっついことなんもやってねえの。ぜったいばかなんだよ。あほみたいにつれえってのは、ばかみたいになったのがいやで、つらいことでなんとかしようとして、みんなばかみたいになるのがいやで、ほれで、みんな、ばかにしてやろうとしたことなんだよ。ほればかなんだよ。ばかなんだよ。ばかなんだよ。
いたいのは、ばかがいやだって、ずっとばかなんだよ。いたいのは、ほれ、ぜったいにいやなんだよ。ばかはいやなんだよ。おれ、ずっとばかなの、いやなんだよ。つらいんだよ。つらいんだよ。つらいんだよおおお。

あほはいやだってのは、ぜったいあほだから、ずうっとやってて、まだやってて、それでもやってて、くるしいくらいやってて、きついことんなってもまだやってて、ずっとずっとやってて、ほれで、みんなばかにして、ぜんぶないことにしたいっていったのは、ほれみんな、あほみたいにたいへんなことになったからなのよ。

なあんもしないで、ばかにばっかりしてたら、おれたち、ごっついことになったの。ほれね、ぜんぶ、いやなことにしたかったの。おれたち、なんもしないのがえらいにしたのは、それでないと、つらいからなのよ。いたいのよ。これがぜったいばかなのよ。いたいんだよ。みんな、だめにしたの。あほみたいにがんばるやつ、みんなばかにして、だめにしたの。おれたちばっかりえらくてきれいにしたの。ほれ、ぜったい、ばかなのよ。ごっついことになるんだよ。ぜんぶ、あほなんだよ。

ねえたましい、ねえたあましいになるのはね、おれたちが、ぜんぜん、なんもやってねえからなの。おれたちね、すぐ嫉妬するの。すぐ馬鹿にするの。ぜったいに、痛いからって、なにもしないからなの。痛いのは、全部馬鹿で、苦しくなっても、みんなあほにして、なんもやらずにきて、ほれで大変なことになっても、ぜったいなんもしないで、みんな馬鹿にしてきたことなんだよ。

いーやーなのよ、いーやーなーのーよー。おれたちが、ばかになんの、いやなのよおおお。おれたちがいたいことんなんの、いやなのよー。ばかはあっちがいいの。いたいのよ。ぜったいおれがばかだといやなの。いたいの。いたいの、いたいのよお。ぜったいにあほなんだよ。ぜったいにあほなんだよ。くるしい、くるしい、くるしい、くるしい。

ばかばっかりになるのがいやで、ぜんぶやりました。みんなやりました。おれたちがいちばんえらいにしたら、ぜんぶばかになりました。ほんで、くるしいことになりすぎました。おれたち、ほんまにえらいことしました。なんもしねいで、えらいことしました。おれたちみんな、あほんなるんだよ。ぜったい、ばかになるんだよ。みごとに、ばかになるんだよ。あほみたいに、なんもしねえからだよ。

ばかっていって、なんもしねえのは、ぜったいに、つらいからなの。おれたちが、ばかみたいに、あほだからってことなのよ。ほれがつらいのよ。いたいのよ。いたいのよ。いたいのよ。いたいのよ。

もんだいなく、もうだめなの。おれたちやったこと、すべてばかなの。たっぷりとやったこと、すべて、ばかがいやで、ばかにしただけなの。おれたちそれで、みんなだめにしたのよ。ほれみんな、おれたちやったの。ぜったいにいやなのそれ。いやなのそれ。いやなのそれ。いやなのよおおおおお。


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ビーストの犯罪

2008-09-30 10:04:05 | フェアリィウィスパー
ビーストは、原始の段階で成長をやめた魂です。幼い段階で学びをやめたそのために、普通ならできるはずのことが、できません。それらのことはみな、ほかのものにおしつけ、やらせようとします。そして、自分では何もしようとしないため、もっと勉強が遅れるのです。

現代は、そのビーストが、あらゆる盗みと嘘で、勉強の進んだ人類になりすまし、すべてを奪おうとした時代です。勉強が遅れていることの言い訳を、勉強をするほうが馬鹿なのだということで、すべて繕おうとしたのです。その結果、ひどいことになりました。

何もできないものが、高度な暮らしを味わおうとすれば、できないことはすべて、他人にやってもらわねばなりません。そのことを、ビーストたちはすべてやったのです。おいしいお肉が、いつでもすぐに食べたい。その欲望を満たすために、彼らがやったことは、流通、宅配システムの完備。いつでもどこでも好きなものが買えるように、川らの石のように全世界にばらまかれたきれいな小売店。全部思い通りにできるように、あるいは、馬鹿でもあらゆることができるように、完璧につくられた人間の支配システム。それにのみしたがって生きていれば、なんとかなるという、非人間的な作業マニュアル。

馬鹿にならねば生きていけない世界。

朝、コンビニのおにぎりが配達される、ただそれだけのために、運送業のトラック運転手は、終夜、運転せねばなりません。危険の高い高速を、徹底して走りぬかねばなりません。それがほぼ毎日、ずっと長く続きます。これは、人類の忍耐を、はるかに超えているのです。耐えられるはずのない、仕事なのです。それを、ビーストは、人間に、やらせたのです。自分が、いつでもおいしいおにぎりを食べられる、そのために、人間にやらせたのです。なぜか。自分が作るのがいやだからです。

これに類似すること、あるいはこれ以上のことは、今この世界に、たくさんあることでしょう。勉強をせず、人生を楽しく、男の子や女の子とずっと遊んで暮らせるものにするために、ビーストはあらゆる苦しいことを、他人におしつけたのです。何もしなかったのです。この激しく便利すぎて、人間はほとんど何もしなくていいような、恐ろしくばかげた世界は、ビーストが、一生何もせずに遊びたいという望みをかなえるために、徹底して作り上げたのです。

だれかに、やらせたのです。自分は何もやらないで、えらい人に化けて、馬鹿になるように言い聞かせながら、すべてを、人にやらせたのです。そして自分たちは、安心して、遊べる世界にしたのです。

その結果、人間たちは、多く、何もしないようになり、マニュアル通りに生きることしかしなくなりました。トラブルが発生すると、傷つかないように自分を奥に閉じ込め、申し訳が立つように体だけ動かして、痛いことは他人に押し付ける、それだけしかやらなくなったのです。責任を負うといえば、一切合切、自分がやらなくてはならなくなるからです。

この恐ろしく発達した文明を、支えるには、激しく厳しい魂の環境に耐えねばならないという、実力が必要です。それができるものは、人類には、まれです。しかしそれが、一見できているように、見えます。それはなぜか。本当は、人類がやっているのでは、ないからです。あらゆる作業は、人類の代わりに、人類より発展した霊的存在が、やっているのです。それを耐えられるまでに進化したものが、一切を、支えているのです。

人類は、ほとんど、自分ではやっていません。苦しすぎて、自分の中で、ほとんど、しんでいるのです。あまりに苦しく、自分で、自分を生きることが、できない人が、たくさんいるのです。

このようにして、ビーストは、人類のほとんどを、霊的存在のまま、殺したのです。肉体はみな生きていますが、魂はほとんど、生きていません。みな、苦しすぎて、生きるのが苦しすぎて、誰も生きていないのです。

この世界は、享楽的な人類と、働かされるだけのしんだ人類とで、ほぼ、構成されています。だれも、生きていません。人類は、事実上、滅んでいるのです。

人類は、文明の甘い果実を思う存分味わえる幸福を手に入れたかに見えて、すべてを、失ったのです。

これが、ビーストの犯罪です。彼らは、人類から、もっとも幸福な美しいもの、人類を、とりあげたのです。

この結果を、彼らは、きっちりと払わされます。盗んだものはすべて失います。学ばなかったために起きたことすべてを、これから、払います。彼らが人間にあじわわせてきたことすべてを、勉強さされます。

人類は、人類たる自分を、取り戻さねばなりません。奪われた魂を、もう一度目覚めさせ、自分として自分らしく生きるということを、真面目に、学びなおさねばなりません。

息をすることさえもが苦しいこの世界を、少しでも心地よいものにするためには、愛が必要なのです。魂の感性を動かし、目に見えぬ愛の響きの心開き、マニュアルではなく、「自分」で、やるということを、やらねばなりません。それをやらねば、人類の生きる世界は、苦しくなり続けることでしょう。

愛、に、心開きなさい。大切なものを、ほんとうに、大切にしなさい。喜びを、素直に喜びなさい。もはやだれも生きることができない世界に、生きていられるのは、すべてを、愛が支えているからです。
何もやっていない人が大方というこの世界を、なんとかしているのは、この世界で、もっとも馬鹿だといわれる人たちです。すべてを、押しつけられ、忍耐ばかりの人生を送っている人たちです。

愛で、やりはじめなさい。何もしないということを、やめなさい。馬鹿にすることを、やめなさい。ほんとうに、やめなさい。

だれかに自分をやってもらうのではなく、自分で、自分の魂を、動かしなさい。
そうすれば、すべてはよくなってくるでしょう。

本当の幸福は、自分が、自分で、あることだからです。





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ジーザス

2008-09-30 08:08:07 | こものの部屋

疲れているときは、白い糸で、聖なるものを編みたくなるらしいです。

これ、シルエットだけなのですけど、ジーザスのつもりです。けっこうきれいでしょう。見てると、心が休まりますよ。

切り絵で、釈尊のご尊顔は描いたことがありましたが、ジーザスの顔は、切り絵ではちょっと無理だと感じてました。それだとシャープになりすぎて、壊れてしまいそうなのです。

方眼編みだと、なんとなく描けるような気がして、描いてみたのですけど、極限まで省略して、これでジーザスとわかるかな?というくらいに、簡単にしてみましたら、なんだか、やさしくて、いい感じになりました。

顔も何も全然わかりませんが、そっとあげている右手で、なんとなく彼のやさしさがわかる。そんなふうになればいいなと思います。

方眼編みの好きなところは、まっすぐに描けるところですね。人間がまっすぐに立っている。それがすてきにここちよい。誇り高く美しく、整って見える。

簡単すぎて、きっとこんなの、誰も編まないでしょうね。でもやってみると、楽しい。方眼編みのまっすぐを、すてきに生かせる図案をまた考えてみたいな。

今日は雨が降って、少々くらい気分です。頭痛を抱えながら、また今日も一日寝床の上で過ごします。

パネルの原画は下書きがほぼ完成しました。あともうちょっと。方眼編みも、新しい図柄を次々とつくってます。簡単で、楽しくて、おもしろいもの。

こういう毎日に浸る自分が、どういうものをつくっていくかってのを、楽しんでます。創造は、こうしてやるものだ、という気分を創ってる。

おもしろいのは、これで、どんな逆境も、明るいものになるってこと。

ではまた。



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ウエルカムボード

2008-09-29 18:21:45 | 有為のしらべ

今日は、何回も更新します。前回のでやめようと思っていたのですが、読んでるうちに、ちょっと重苦しいなと思ったので、少し軽いことでも書いて、読む人のお気持ちを慰めようかと考えました。ネタはいまんとこ何もないんですけど。

今日は、肌寒い日でしたので、久しぶりに長袖を出してきました。いつまでも、夏の日差しが去らないなと思っていると、急に秋がやってきます。

パソコンをいじっていない時間は、ずっと、方眼編みをやっています。それに飽きたら、ボランティアのための絵を描いたりしています。新作のパネルシアターのための、原画なのですけど。そっちのほうは、ぼちぼちです。方眼編みが楽しいので、どうしても気持ちがレース針をとってしまうのです。

もう少し秋が深まって、紅葉が楽しめる頃になりましたら、いつもよりちょっと遠出して、見に行ってみたいですね。いつもと違った写真を撮ってみたい。ここ何年か、箱庭のように小さな、知っている山や野原ばかりの写真でしたので。先日、ちょっと遠い所にいって、田んぼの実りや彼岸花を撮ってきたのが、楽しかったのです。車で一時間も走ると、風景も花もみんな違うのです。チョウチョも、近所では絶対に出会わないのに出会えるのです。

このツユクサは、近くの野原で撮ったもの。近所の花々は、いつもわたしのことを見てくれているので、病気のことなどとても心配してくれるのです。ですから、みんな、深いまなざしで、わたしを見てくれる。でも、少し遠くへ行って、同じツユクサを撮ってみると、あまりよくは知らないので、それなりに見てくれるのです。それが、少し、快い。

近くの花の顔を見ると、よほど自分は苦しいんだなって感じてしまうもので。自分ではよくわからないけれど、はたからみたら、よほど大変に見えるんだなって。だから、ほんの少し突き放してみてくれる花が、ありがたい。

遠くにいって、とおくのきれいな空気を吸ってきたいな。ときどきでいいから、車で走ってみましょう。

ところで、小さな狭い部屋に、とじこもっているとね、おもしろいことも、わかるようになりますよ。不思議なことがあるのです。

ものにも、思いがあるってこと。これはほんと。

図書室で働いている友達に頼まれて、ウエルカムボードの制作を、この前までしていたのです。そのボードができたのですけどね。できた当初は、文字がはっきり見えなかったりして、気に入らなかったのです。でも、しばらく壁に飾っていると、不思議に、文字がくっきりと浮かんできたのです。何も触っていないのに、作ってすぐのときと、雰囲気が全然違うのですよ。とてもきれいに見えるのです。

なんでかな?と考えていたら、ボードがゆっくりと答えてくれるんですよ。君の気持ちがかわいかったので、うつくしくなったんだよと。つくるものが、いい子だと、ものが、いのちをよぶんだよ。そしてね、生き始めるんだよ。

そんなこと、よくあるんだよ。やさしい気持ちで作ったものは、かみさまが、大事にしてくれるんだ。それで、そっと、命をくれるんだよ。

いのちはね、いろんなところにあるよ。さがしてごらん。いつも、きみをあいしているよ。

一日、部屋に閉じこもっていると、いろんなことが、わかるようになってきます。おもしろいですよ。


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あくまのしんじつ

2008-09-29 13:57:49 | フェアリィウィスパー
あくま、というものについて、妖精が教えます。

それは、原始の原始の段階において、大きな罪を犯し、それをまったく支払わないまま、今の今まで、逃げ続けている魂のことです。

幼い段階で犯した罪が、大きすぎ、耐えることができずに、そこでとまったまま、一切の自己の活動を、やめてしまったのです。

自分の存在そのものが、すばらしく、痛い、というのです。つらい、という段階に進む前に、ひどいことになってしまったのです。

彼の自己存在の中には、いたい、ということだけが、永遠にむさぼり続けられているのです。彼の中心には、ただただ、冷たい、冷たい、冷たい氷のようにつらいものが、ずっと、「いたい」と言い続けているのです。それが、そのものの、本体なのです。

その存在の矛盾が、あまりにもひどすぎるために、それに感応するビーストたちが、たくさん集まってしまい、それがだんごのように固まって、幻のように、いっこの人格のようなものを、つくりあげてしまう。それが、悪魔です。

「あくま」は、「いたい」としか、いいません。ずっと、いたいのです。激痛ではない。鈍痛のもっとも重いものです。おそろしいほど、苦しいのです。自分が、そんざいしつづけることが、苦しくてたまらないのです。その激しい矛盾に、同じような罪を抱えるビーストたちが、たまらずに、よっていくのです。そして、その「痛い」というものの望みを、一切、かわりにやってしまうのです。つまりは、痛すぎる矛盾を抱えた、激しい苦しみの魂に、ビーストたちが大勢で寄り集まり、恐ろしいまぼろしの人間をつくりあげた、それが、悪魔なのです。

彼は、矛盾に満ちています。まるで少女のように愛らしい形を好みます。みるからにやさしげに見えますが、黒く、小さく、汚く見えます。どんなにきれいに洗っても、装っても、気色悪さがぬぐえず、周りのものに嫌われます。ビーストたちが、どんなにがんばって、美しくつくりあげようとしても、できないのです。彼は、愛らしいのに、汚いのです。

彼は、見るからに弱そうですが、まるで超人のように、自信たっぷりです。そして、相当にひどいことを、平気でやります。それは、そういうものだというように、ただ、やるのです。考えることなく、やることが、できるのです。なぜか。それは、自分がやっているのでは、ないからです。彼は、痛い、とだけいえば、ビーストのうちのだれかが、いつの間にか、代わりにやってくれているのです。それは、彼が、あまりに激しく苦しんでいるために、ビーストが、思わず、そののぞみをかなえてしまうのです。つまりは、超人と思えるほど、すごいことは、みな、自分ではないものがやっているのです。

それを彼は、すべて、自分がやっていると、思っています。自分は、それをやれる、すごいものだと、思っています。ですが、実際は、彼は何も、やっていません。ただ、「いたい」といっているだけなのです。やっているのは、すべて、ほかのものなのです。事実、彼は、自分がすごいと、思う、ということすらも、やってはいません。そう思っているのは、ほかのものなのです。

ですから、彼は、そこにいても、まるでそこにいないように見えます。人格が漂わせる、一切の香り、温度、すべて、ありません。なにも、ありません。まるで、いないもののように、そこに、いるのです。

これが、あくまの、しんじつです。おそろしく、いたいものなのです。

自分の罪から逃げ続けてきたために、何もかもが、なくなった、ものなのです。自分でさえもが、ない、という存在なのです。それがあまりに苦しいために、ほかの存在が、その虚無の引力にひきつけられ、かたまり、いっさいをかわりにやってしまう。おそろしい、虚無の塊なのです。

それが、悪魔です。




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にんげんの怒り

2008-09-29 11:41:28 | フェアリィウィスパー
妖精が、さっき、教えてくれました。
いずれ、にんげんにも、ビーストたちが、自分の心の中で何をしているか、わかるようになると。

心というものは、庭のようなものです。「わたし」が真中にいて、すべてをやっている、自分の庭なのです。その庭には、垣根はありますが、心の世界の住人なら、だれでも入ってくることができます。

勉強をして、礼儀のわかったものなら、ちゃんと、入口から、挨拶をして入ってきて、不作法なことは一切しません。心の庭の主人が、困っているときに入ってきて、そっと助けてくれたりするのです。それが、本当です。

けれども、ビーストは、そんなことは一切構わず、どこからでも入ってきて、他人の庭を荒らしまくるのです。中には、庭の主人にひどいことをして、まったくその庭を奪ってしまうものもいるのです。その庭が、美しく、立派なものであればあるほど、ひどいことをしようとします。美しい心が、ねたましくてしようがないからです。

ですから、庭をほじくり、汚いものをばらまき、一切合切をダメにして、馬鹿にしようとするのです。

そのビーストたちが、実際に、人間の心の中で、どういうことをやっているかを、人間は、聞くことができます。それが、おそらく、それほど遠くない未来に、できるようになります。なぜなら、人間は、勉強が進み、「自分」というものが、つよくわかるようになったからです。

それは、たとえば、こんな感じのことです。

寝床で、目を閉じて、リラックスした状態で、自分の心の中に静かに耳を澄ましていると、明らかに、自分とは違うものの声が聞こえてくるのです。それが、あるとき、こんなことを言っているのが聞こえます。

「ぬんちゃく、ぬんちゃく、ぬんちゃく、ぬんちゃく・・・・」

心の世界は、響きの世界なので、同じことばを、くりかえし、くりかえし、こだまのように言い続けています。これは、「ぬんちゃくでお前をころしてやる」という意味なのです。恐ろしいことばなのです。

ときに、「おーうっ」という、うめきが聞こえます。それは、人の心の庭を攻撃して、その人の持つ「よいもの」を、そのビーストが壊したときにあげる、うめきのようなものです。痛いのがきもちいいというような、実にいやな響きです。それが、まったく、自分とは違う人間の声で、聞こえるのです。

見えない世界で、ビーストは、実に、なま裸の感情で、そのままのことを、ずっと言い続けています。これが、ビーストか、ということを、人間はそのままで、感じることが、できるようになるでしょう。そしてそれは、ビーストにとって、たまらなく、恥ずかしいことになるのです。

実際にやっていることが、ばれる。それがいちばん、ビーストにとって、つらいことなのです。

人間は今、ビーストに、激しく怒っています。人間の側からの、反撃が始まっているのです。





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なし

2008-09-29 09:12:00 | 詩集・貝の琴

あきぐちの なしのみの
せつなさを むねにとかして
さて どうやって
きみをあいしてると つたえよう

きんいろの なしのみに
しろいはをたてて
つめたい あまさのしみる
きみのなみだを
あいしていると 
どうやって つたえよう

やわらかな かぜをおり
いろとりどりの あきのはをあつめて
あたたかい あたたかい
もうふをつくろう
どんなにか きみに
つたわらなくてもいいから
ひとかけらでもその
かなしみが
あいでゆたかになればいい

あきぐちの なしのみに
ほおをよせ
きみをあいしてると
ささやこう




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