世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

パイプと水差しのある静物

2019-12-31 04:56:16 | 気まぐれコレクション

「パイプと水差しのある静物」    ジャン=バティスト=シメオン・シャルダン

パイプのまっすぐな線がここちよい。白いジョッキに静かに光が当たっている。

安定した構図だ。見ていると気分が落ち着いてくる。




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ウルビーノのヴィーナス

2019-12-30 05:12:50 | 気まぐれコレクション

「ウルビーノのヴィーナス」    ティツィアーノ・ヴェチェリオ

少し雰囲気を変えたいと思ってね、有名どころを狙ってみた。

美しい裸体画だ。あたたかな色調も快い。

ただわたしは、裸体の肩のあたりを横切っている髪が気になるんだ。

これは画家の、本当の自分を隠したいという意識がさせるものじゃないかと思う。

画家は生涯、本当の自分の正体を隠して生きた。





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ドン・キホーテ

2019-12-29 05:02:01 | 気まぐれコレクション

「ドン・キホーテ」    クロード・ラグェット・ハースト

アメリカの女流画家らしい。本のある静物ばかり描いている。

湿った古書の質感がよく出ている。

何が書いてあるのか、手に取って読みたくなるね。




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果物

2019-12-28 05:08:54 | 気まぐれコレクション

「果物」    ジョージ・ランス

どうもわたしは静物画が好きらしい。

これはイギリスの画家だそうだ。

量感と質感がみごとなので採用した。

モモなどは割れて匂ってきそうだね。




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オウムガイのカップのある静物

2019-12-26 04:53:37 | 気まぐれコレクション
「オウムガイのカップのある静物」    ウィレム・クラース・ヘダ

命のない器物の中に、かつて命を包んでいたオウムガイの殻がある。

それだけで画面が一段となまめかしくなる。

半分むいたオレンジは、性的なものの隠喩のようだ。





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ガラス瓶と柑橘類のある静物

2019-12-25 04:48:22 | 気まぐれコレクション

「ガラス瓶と柑橘類のある静物」    フィンセント・ファン・ゴッホ

暗い色調の絵が続いたのでね、明るいのを選んでみた。

荒いタッチだが、ゴッホは質感をとらえる天才だよ。

デカンタが見事な重みをもって描かれている。




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レースを編む女

2019-12-24 04:50:54 | 気まぐれコレクション

「レースを編む女」    ニコラース・マース

静かな室内で、女が赤子の様子を見ながらレースを編んでいる。

こうして編んだレースは、貴人の袖や襟を飾るのだ。

赤子が悲しそうな目で、画家を見ている。




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バテシバ

2019-12-23 04:55:31 | 気まぐれコレクション

「バテシバ」    ウィレム・ドロスト

レンブラントの弟子だそうだ。

人物画だが、ある種静物画のようだね。

強い光が顔でなく乳房に当たっているのは、魂のある人間を、もののように見ている何かを意図したからだろうか。

手にはダヴィデからの手紙を持っている。




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果物のある静物

2019-12-22 04:50:37 | 気まぐれコレクション

「果物のある静物」    ウィレム・ファン・アールスト

毎日同じようなことばかりで、ネタもなくなってきたので、新しいカテゴリを立ち上げてみた。
しばらくは、わたしの気に入った絵を紹介していこうと思う。

これは、バロックの画家の中を探していて見つけた。
きれいな絵だろう。あまり知られてない画家だけど、植物の魂が描けている。
それがちょっと珍しいと思ってあげてみた。




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2019-12-21 04:53:15 | 気層化石


詩を書くのに、一苦労している。

馬鹿に活動を邪魔されて、ことばが何も思い浮かんでこないのだ。

一つひねり出すのに、もだえ苦しんでいるよ。

書きたいことはわかっているんだが、それを詩にするのが難しいんだ。

以前は考えなくてもすらすらかけていたんだけどね。今は考えてもなかなか書けない。

早くこんなトンネルは抜けてしまいたいね。





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