きのうは６０人ばかりを指導した。
夜眠っていると、馬鹿がつらいつらいと言いながらわたしを起こすので、仕方なく真夜中に起きてやった。
眠いのに、迷惑なんだが、やらないといつまでも訴えてくるんだ。
やり方は教えてあるんだから、自分でやってくれと毎度のことながら言うんだけどね。
なぜか馬鹿はわたしにやってもらいたがるんだ。
まあこれも仕事だと思ってやっているが。
夜中に起こすのはやめてほしいね。
きのうは６０人ばかりを指導した。
夜眠っていると、馬鹿がつらいつらいと言いながらわたしを起こすので、仕方なく真夜中に起きてやった。
眠いのに、迷惑なんだが、やらないといつまでも訴えてくるんだ。
やり方は教えてあるんだから、自分でやってくれと毎度のことながら言うんだけどね。
なぜか馬鹿はわたしにやってもらいたがるんだ。
まあこれも仕事だと思ってやっているが。
夜中に起こすのはやめてほしいね。
今日もネタがないな。何を書こうか。
前に昼飯はカツオのたたきにこっているなんてことを書いたけど、毎日食べてるとさすがに飽きてきた。なので昼飯は今ハマチかタイの刺身に変えている。
海に近い町だからできるんだ。毎日新鮮な魚を食べられる。
貧乏生活だけど、こういうことは結構贅沢だね。
亭主はよく刺身をあてに酒を飲んでるけど、わたしは飲まない。天使は酒を飲まないんだよ。飲む必要がないからだ。
酒の楽しみもわからない。
時々つきあいで飲むけどね、おいしいとは思えないんだ。
たぶん人間も、進化していくほどに、そうなっていくと思う。
酒は必要なくなってくるんだよ。
年をとると、若い人たちの矛盾というのも見えてくるね。
若い時っていうのはかわいいけれど、何もできないからね。
焦って自分を無理に完成させようとしている。
自己の完成など年とってもできないよ。永遠にできない。ただ人間はそこに向かって永遠に進歩していくんだ。
何も努力しないで、簡単に人から得た情報だけで、自分の形を作ろうとしてはいけない。
とにかく勉強することだ。自分を豊かにするために、努力することだ。
そこをまじめにやる人間が、年をとってくると、いい感じになってくるんだよ。
朝の散歩のコースを変えた。かのじょが好きだったあの野原の横の道を通ることにした。
あの野原は今イチジクの畑になっているんだが、相変わらず誰も世話してないようだ。
荒れ放題に荒れてるよ。
もともとの目的が間違っていたからこうなるわけだが、イチジクの木がかわいそうだから何とかしてほしいね。
朝方、散歩の途中で、アオサギが飛んでいるのを見た。
残念ながら写真に撮れなかったけど、アオサギが月の下を通っていくのが美しかったね。
きのうの蛇もそうだけど、何か印象的な生き物に出会った時は、いいことがありそうな気がするよ。
神の使いが来たような気がしてね。
本当に生き物は神の使いをすることがあるんだ。神は鳥や獣や虫などの生き物を使って、何かを人に伝えようとなさるときがあるんだよ。
かのじょは、蝶々は神様の手紙、なんてことを言ったこともあったけど。
美しい生き物を見たときは、神の心が近くにあると思っていい。
きのう、うちに蛇のお客さんが来た。
夕方散歩に出ようと外に出たら、玄関の門から蛇がうちの庭に入ってこようとするのに出会ったのだ。
どうも、玄関先においてあるカメの水槽を狙ってきたものらしい。
蛇はカメも食べるのかな。
人間に見つかって、しばらくものかげでじっとしてたが、やがてあきらめて逃げて行った。
それだけの話なんだが、ほかにあまりネタもないんで書いた。
蛇がうちに来るなんて、なんかいいことがありそうだな。
暇なんで、書棚にある古い漫画を読んでるんだが。
字が小さすぎて細かいところまで読めない。老眼が来てるね。
ハズキルーペでも買おうかと思うんだが。
あれって結構高いから、ためらっている。
最近は色鉛筆の絵を描くのもおっくうなのだ。細かいところが見えないからね。
カンでやってるけど。
やはりそろそろ老眼鏡を買わないといけないかな。
いわずもがなのことだと思うが、この存在にいやなことをしてはだめだよ。
かのじょは、もう人類全部を救ってしまっているんだ。善功がたまりすぎているんだよ。
前にも言ったことがあるけれど、善功がたまりすぎるとね、不幸になろうとしてもなれないような、絶対安定状態になるんだよ。要するにかのじょはもうその絶対安定状態にあるんだ。だからこの存在に不安定の風を吹かそうとすると、それがとてつもない形になって自分に返る。
かのじょの霊魂は眠っているけれど、この肉体の主宮に存在しているんだよ。
全然出てこないけどね、いないわけじゃないんだ。
だからこの存在にいやなことをしようとすれば、かのじょにそうしようとしたということになって、それだけで大変なことになる。
えらいことにならないように、一応言っておく。
きのうは１２０人ばかりを指導した。もしかしたら新記録かな。
主体が変わってから急に増えたね。
とにかく切り絵も何もやる気が出ないので、解脱の指導ばかりしていたんだ。
馬鹿はわたしの活動を邪魔して、指導ばかりやらせるよ。
それだけつらいんだろう。
悪の優位性を信じて、やったことが何もかも馬鹿になって、つらいわつらいわとわたしに訴えてくる。
わたしはもう、解脱しろというだけだ。
もう半分はわかってるんだ。解脱するしか救いの道はないってこと。
わたしに頼らなくても、自分で全部やってほしいんだけどね。馬鹿はどうしてもわたしの方にやってくる。
鏡を見ると、顔が若干丸くなっている。
前の彼と比べると、確かにわたしは顔が若干丸いよ。肉体への霊魂の影響は深いね。
だけど性格が丸いかと言えばそうでもない。わたしはかなり痛いこともするやつなんだ。
もちろんそんな性格は一切出さないつもりだけどね。
この形にわたしが入ると、なんだか痛い感じだ。全然美人に見えない。
前の彼が入ってた時はかなりかわいく見えてたんだけどね、わたしはきつい。
まあ、しばらくこの顔と付き合っていくか。
他人の顔を生きるって経験も、またおもしろいものだ。
