世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

ヒュラスとニンフたち

2017-02-28 04:17:01 | 幻の少女たち


フランチェスコ・フリーニ

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水のニンフに引き込まれる男の説話は、男性の業の支払いの象徴です。

男が馬鹿をやって地獄の底に突き落とした女がまたやってきて、ニンフのように男をつかみ、地獄に引きずり落すのです。

昔から、そういうことはたくさんあったのです。







雪の女王

2017-02-27 04:19:33 | 幻の少女たち


デブラ・マクファーレン

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雪の女王は試練の隠喩です。

女性の姿をしているのは、アンデルセンのやさしさです。

愛の反対は、憎悪ではない。

孤独です。

だから女王は、カイをさらっていくのです。






ポーラースター・システム・21

2017-02-26 04:12:56 | ポーラースター・システム

イエスが彼に、「なんという名前か」と尋ねられると、「レギオンと言います。大勢なのですから」と答えた。そして、自分たちをこの土地から追い出さないようにと、しきりに願いつづけた。さて、そこの山の中腹に、豚の大群が飼ってあった。霊はイエスに願って言った、「わたしどもを、豚にはいらせてください。その中へ送ってください」。イエスがお許しになったので、けがれた霊どもは出て行って、豚の中へはいり込んだ。すると、その群れは二千匹ばかりであったが、がけから海へなだれを打って駆け下り、海の中でおぼれ死んでしまった。

マルコによる福音書


  ☆



馬鹿は大勢になると狂う。自分の力を過信し、自己の燈明を下げ、暗黒の自我に巣くう獣性に自分を下げて、あらゆるものを食い始める。

愛は善と美の衣をまとい、秩序の光ですべてを導き、世界を幸福に創造していくものだが、獣性の暗黒は、ただ自分を生かすという目的だけのために、あらゆるものを暴力的にむさぼるのだ。

嫉妬が巨大な妖怪になり、愚昧が巨大な糞の山になる。

それが獣のように小さいうちはまだいいが、人間のように霊魂が大きくなり、それなりの知恵がついてくると、それは膨大な悪に発展する恐れがある。

獣的な性欲を満たすだけのために、最も美しい女神を犯そうとして、馬鹿は大勢の暗黒に飛び込み、あらゆる法則を捻じ曲げて、暴走して恥じない。

民主主義は、このような獣性の暗黒に、権力を渡す可能性があるのである。そして国を女のように犯して殺そうとするのだ。

人民の中には、大勢を味方につけて権力を手に入れれば、好きな女を好きなだけ犯せると思っている、馬鹿がたくさんいるからだ。

このような人民の中に巣くう獣性を飼いならし、国に善を流し、人民を真に幸福にする政治を敷くためには、自己存在の理想を具現する、高い人格を中心に据え、それをあらゆる活動の目当てとできる政治の形が最もよいのである。これを北辰制という。

それは絶対王政に似ているがまた違う。

絶対王政は上から無理やり下ろすものだが、北辰制は人民の方から自ら立ち上げるものである。

大勢の権力である民主制がどのような乱を国に落とすかということを学んだ人間は、愛の重要性を知り、自らの手で、美しい北辰に等しき愛の人格を、政治の中心に据えねばならない。






かわいい巻き毛のアレクサンドラ

2017-02-25 04:13:57 | 幻の少女たち


ヨーゼフ・カール・シュティーラー

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巻き毛はうれしいですね。

自分がかわいく見える。

手入れをしてもいいですよ。

自分をかわいく見せることは、ほどよくやれば、罪ではありません。







何も知らないエリザベト

2017-02-24 04:18:55 | 幻の少女たち


マリー・ルイーズ・エリザベト・ヴィジェ・ルブラン

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知らないということは、本当は罪なのです。

無垢とは違う。

無垢というのは、決して悪いことはしないということです。







強いオルガ

2017-02-23 04:29:27 | 幻の少女たち


クリスティーナ・ロバートソン

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意地を張っていますが、それを馬鹿なことにしないために、努力はしているみたいですね。







ローレライ

2017-02-22 04:14:19 | 幻の少女たち


カール・ベガス

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これは女性たちの怨恨の姿です。

闇の中に消されていった女性たちの存在が、伝説の形をとって、このように現れてくるのです。







ある女

2017-02-21 04:13:53 | 幻の少女たち


リュシアン・レヴィ・デュルメル

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こんな顔をした女性を、自分の中に持っている人も、たくさんいるでしょう。






パンドラ

2017-02-20 04:13:30 | 幻の少女たち


アーサー・ラッカム

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これも嘘です。この世界にすべての災いをまいたのは、男性の方です。

戦争も、略奪も、独裁も、粛清も、すべて、男がやってきたのです。

こんな説話をでっちあげて、それを男が女を支配する言い訳にし、あらゆる女性を苦しめてきたことの意味を、男性はそろそろ真剣に考えねばなりません。






ポーラースター・システム・20

2017-02-19 04:13:04 | ポーラースター・システム

私が次に述べることを信じてほしい。愛する女性の助けと支え無しには、自分が望むように重責を担い、国王としての義務を果たすことが出来ないということを。

エドワード8世



  ☆


ご存じ、「王冠を賭けた恋」を演じた王である。イギリス王エドワード8世は、離婚歴のあるアメリカ人女性ウォリス・シンプソンと結婚するために、王位を捨てた。

とんでもないわがままだと思うがね。事実上政治権力はなくとも、国運を背負う王であるならば、恋愛など捨てなければならない。自分好みのかわいい女よりは、王妃をやっていけるだけの徳も人格も持つ女性をパートナーとして選ばなければならない。

これは、なんのために馬鹿がずるをやって王位を手に入れたかという、本音が現れた事件だよ。要するに、馬鹿は王になって、それで極上のいい女を手に入れたかったのさ。それだけだ。だから、いい女と結婚するためなら、王位も国もどうでもいいということなのだ。

こんな馬鹿が王になどなって、国がよくなるはずはない。

イギリスは民主主義をこの世界に立ち上げた国の一つである。形骸的であるが、まだ王制を保持している。こんな馬鹿な王も見てきた。ダイアナの教訓もある。いいね。

これを生かさない手はない。

人民の教養も高い。

真に国をよくするために必要な真の愛を、どうやって政治に取り込んでいけばいいか。
真剣に考えることのできる人材を出してほしいね。