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『ほしじいたけ ほしばあたけ』読み聞かせのコツ

2015-10-06 12:43:00 | ノンジャンル
「ほしじいたけ ほしばあたけ」をお買い求めくださいまして、ありがとうございました。

今は、干し椎茸を知らないという子どもが圧倒的多数です。
干し椎茸を水戻しすると生しいたけのようになるということを知らないと、
このお話はおもしろくもなんともないので、
それに気がついて、慌ててカバー袖に、
生しいたけと干し椎茸の絵を描いて、説明を加えました。
しかし、それだけでは不十分なので、
おはなし会などでこの絵本の読み聞かせをする場合は、
実物の干し椎茸水戻しした干し椎茸をご持参いただき、
軽く説明をしてから読んでいただくとよいかと思います。

そして、ほしじいたけ・ほしばあたけのセリフは、
前半は日本昔話のじさま・ばさまのようにゆるい感じで、
変身後は若々しく張りのある声で演じていただくとよいでしょう。

読書ボランティアの友人の報告では、
「恥も外聞も捨てて、ほしじいたけとほしばあたけになりきりました 。
声色もそれぞれ変え、スピードも変えて」読んだところ、
受けたそうです。
捨て身のパフォーマンスが、読み手と聞き手をつなぐ
素晴らしいコミュニケーションの場をつくりあげたようです。

是非お試しください。


それでもすべったら・・・・ごめんなさい<m(_ _)m>

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4 コメント

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びっくりしました。 (なおこ)
2015-10-10 19:05:11
カバー裏に説明が書かれていたから、
そうか、今の子は知らない子もいるかもしれん・・・と思ったら、圧倒的多数だとは。
でも、よくよく考えたら、うちの子もよく知らないかもしれない。
いやー、ハッとしますねー。
返信する
なおこさん、ありがとうございます! (motamota)
2015-10-11 11:56:02
そーなんですよ~。
ほしじいたけ推進協会神奈川支部営業部長(勝手に任命)の報告によると、1年生に干し椎茸を見せて、「これ何か知ってる~?」と尋ねたところ、「きのこー」とか「マツタケー」とかいう答が返ってきて、正解は一人もいなかったそうです。
同・岡崎支部営業部長(同じく勝手に任命)の報告によりますと、中学生でも知っている子は殆どいなかったとか・・・
この感じで行くと、もしかして彼らのママ世代も??と思ってしまいます。

今の子どもの生活感覚から離れてしまっていた・・・という反省もありますが、逆にこの絵本をきっかけに、乾物にも興味をもってもらえたらいいなーと思ったりしています。
返信する
まじですかー。中学生でも干しシイタケ知らないなんてー。 (なおこ)
2015-10-11 16:38:40
そういえば、干しシイタケ使う料理ってあんまりしない。ちらし寿司の具らしたり、後何があったっけ、、。実は私、シイタケが苦手だったりして、それで余計に使わないです。なんかごめんねぇ。。。

確かに乾物を知るのに「ほしじいたけ ほしばあたけ」は良いって思います。料理教室の先生方、乾物を使った料理の時は、ぜひ、この絵本を導入に!!!

私、若返ったほしばあたけが好きです。なんかツボって笑えてきます。
返信する
そーなんですってよ~。 (motamota)
2015-10-11 21:28:35
そういう感じなので、学校で読み聞かせボランティアをしてくれる方たちは、これを読むたびに水戻しした干し椎茸をタッパーやジップロックに入れて持参。
必然的にその日の晩のおかずはシイタケ料理ということに・・・。
世話を焼かせてしまっています(^_^;)

私は、ヒジキを煮るときに一緒に入れたり、筑前煮に使ったり・・・
冷蔵庫に他にキノコがないときは使ったりしますが・・・

facebookで、「だしソムリエ」の方が『ほしじいたけ ほしばあたけ』を取り上げてくれていました。

私も、怪力おたけさんが好き^^
ニヤニヤしながら描いていました。
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