今日ももたもた

絵本描いています。
たまーに更新。主に愚痴。

きのこの季節

2021-09-26 12:34:00 | ノンジャンル
雨の上がった翌日を狙って、久々に少し遠い公園にきのこ探しに出かけました。



エリマキツチグリ







シラタマタケはスッポンタケ科





ベニナギナタタケ?





アカイボカサタケ?





↑↓ このぱっと見おいしそうなきのこは…?





多分オオワライタケ!









ムラサキシメジ?ムラサキアブラシメジモドキ?カワムラフウセンタケ?
図鑑を見てもわからないこのきのこは、どうやらモリノフジイロタケらしい。
紫のきのこに会えて興奮しました。





キツネノハナガサの幼菌?






ズキンタケ?



(以上定光寺公園)

地元の公園でもこんなの↓がいました。





チチアワタケ
以前は可食とされたけど、最近では毒きのこ扱いだそうです。
おいしそうな匂いがしました。





マンネンタケ(霊芝)








オオシロカラカサタケ 


理想の老い方

2021-09-06 12:05:00 | ノンジャンル



私より100年くらい前に生まれて100歳まで生きたグランマ・モーゼス。
70代半ばで本格的に絵を描き始め、亡くなる半年くらい前に絶筆を描く。

80代で描かれた絵も細かいタッチで、線が震えることもこともなく。
ハズキルーペにお世話になり、手がブルブルしてしまうことも(たまに)ある自分からすると驚異的です。

亡くなる直前まで、絵が描けたり、普通に生活できるっていいなあ。


何かと「軽度認知症だから」と言い訳しつつ、「自分の失敗は自分に降りかかってくるのがいいんです、ボケ防止になる」と一人暮らしを頑張ってきた父親(91)ですが、この夏見る見る間にいろんなことができなくなりました。

新聞も読む気力がなくなったようで止めてしまいました。
一昨年まではペルーに住む孫娘と英語でパソコンメールのやりとりできたのに、PCの使い方も忘れてしまったとか。
日に何度も電話してきて同じことを聞いたり。

こうしてぽろぽろといろいろなことを手放していくんだね~。


認知症は自分の努力で予防したり、遅らせたりするのは難しそう。
(しかも私のように面倒くさがりで、もうずいぶん前から記憶がとんだりやらかしたりがしょっちゅうな若年性アルツハイマーのような者にはさらに難しそう)
(父親は年齢の割にはしっかりした方だと思う)
けれど、できればグランマ・モーゼスのように(自分はそこまで長生きしなくてもいいけど)なんかかんか描いていられたらいいなあと思ってしまう。



その後、友人のグループ展現代童画展に行ってから、MOE掲載のイラストで興味があった人の作品も展示されているということで、東山公園駅近くのギャラリー&本屋のon readingに行き、同じ建物の下の階にあるカフェに寄って、おしゃれな気分を味わいました(^_^)



















大分県椎茸農業協同組合より『ほしじいたけほしばあたけ』コラボパッケージの乾しいたけが出ました!
原木栽培なので、香りが違います(^_^)
使い切りに便利な少量パッケージ。
軽いからあちこちにお土産を配りたい時などぴったり。
大分空港などに置いてあるらしいです。
大分にお出かけの節はぜひ!

・・・・・・早くお出かけできるようになってほしいものです。








先日の新聞に「血糖負債」のことが載っていた。
長年の血糖値の高さが認知症に影響するんですってよ!
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の数値に注意、なのだそうだ。



「一度きりの大泉の話」(萩尾望都)

リアルタイムで読んでいた者としては、木原敏江とか山岸涼子とかとの親交についての記述も興味深かったです。
ネットのない時代、ドイツの季節ごとの降水量や気温の推移を載せた本や樹木の分布図を調べて
想像を巡らせて漫画を描いていたというのもすごい。




世間一般との乖離(^^;

2021-09-03 10:29:00 | ノンジャンル
10月末刊行予定の第5弾。
お盆明けにやっと本文(絵本の中のページ)の絵を送り、
続けて表紙を描いて送り、
裏表紙や描き文字を送り、
昨日やっと、4か月近く!ぶりに散髪に行きました。

またいろいろ心残りもありますが・・・

元々の技量やセンスが圧倒的に足りないことを思い知らされるが、それは今さらどうこうできない。
どうこうできるように頑張るにしても、締め切りが迫る中で慌ててじたばたしても仕方ない・・・
のが情けなくてうううっとなります。






ハッピーセットのオマケの絵本『どっきリサイクルショップ』の見本が届きました。
心配していた色校正もがんばってもらえたし、デザイナーさんがPOPな感じにしてくれた表紙もかわいい!と喜んでいたんですが・・・

9月3日からのキャンペーンで、おもちゃか図鑑か絵本か選べるところ、今回のおもちゃ?は、鬼滅の刃シール。

3月のときもそうだったらしいですが、5種類ある鬼滅シールをコンプリートするために初日から5個も6個もハッピーセットを買う人々がマクドナルドに押し寄せるとか。
早々にシールは品切れになったから、鬼滅の刃に興味ないから、という理由で絵本をもらっていくケースも多いみたいです。

いろいろ気になってツイッター検索などしてしまったところ、
「鬼滅興味ないし、今回は絵本も図鑑もそそられない・・・」とか
「かわいくない動物の表紙の絵本や恐竜の図鑑はノーサンキュー・・・」
などというつぶやきが目に入り、やっとはっと気づきました。

そうか!
これ、世間的にはかわいくないのか・・・

鬼滅も恐竜も怖いと思うちっちゃい子とか女の子には、今回の絵本も怖い部類に入るんだねえ。
ごめんね~。もらうものがないね~。

表紙の画像見てシャットアウトなんて。
表紙だけでもかわいくしておけばよかったのかと反省。

今までのハッピーセットでいかにもメルヘンチックにかわいいのは、「けっ」と思ったり
(というか自分には描けないので)していましたが、ちゃんとニーズを考えないといけませんね。
お話も、ハートウォーミングにとか教訓的にまとめるのは「けっ」とか思ってしまうひねくれ者なので、小さい子向けではないかもしれません。

普段図書館にも書店にもあまり足を運ぶことのない層にも、絵本作品を知ってもらえるチャンスに繋がると聞き、それを期待していましたが・・・
もちろん実際そういうこともあるみたいだけれど、なかには、絵本はハッピーセット絵本だけで満足、
読書感想文(低学年の場合でしょうが)にもこの絵本を選ぶ
インスタでおすすめの絵本を挙げるのに、これとか別のもらえるペーパーバック絵本しか選択肢がない。
そういう貧弱な読書環境を当たり前のこととして子育てしている家庭も多いのかなあと知り、もやもやしたり、がっかりしたりしています。
もちろん全部の人が全部ではないですが。


ということで、またもやあまり一般受けするものになりませんでしたが、よろしければハッピーセットは『どっきリサイクルショップ』をもらってやってくださいm(__)m



図書館でリクエストしていた本が回ってきてしまったので、締め切り間近だったけど読みました。
『スモールワールズ』の中の
受刑者と被害者遺族との往復書簡の形をとった話(他者との関わりによって人間らしい人間に変容していくという設定に、涙腺が弱いんです。)と、
LGBTの娘と父親の話がとてもよかったです。