今日ももたもた

絵本描いています。
たまーに更新。主に愚痴。

並べてみよう

2007-10-25 13:13:22 | ノンジャンル
送られてきた材料の中に、四角い化粧版のような木片がたくさん入っていました。
並べてあそんでみたら、いろいろなものができそうです。
絵本「あるひそらからさんかくが」を読んだ後(「さんかく」や「まる」はないけれど)、好きな色の画用紙の上に並べてみて、ボンドで貼り付けて絵をつくりました。
(恐竜、かいじゅう、くわがた、おうち、やま、とんぼとかめ など)





これをやる前に、ローラーあそび(次回取り組む絵本の仕込みみたいなもののつもりで)をやり、さらに木曜日の方は、10月最終週だったのでぞうけいだよりの絵も描いてもらったので、少し(マイペースの子には、かなり)急がせてしまいましたが、リズムの感じられるすてきな絵ができました。
(かいじゅう、恐竜、電車、きりん、さる、迷路など)






水曜日の児童コースでは、ティッシュカーの続きをやり、スティッキーやモールをプラスして、こんな車があったら乗ってみたい!と思わせるような夢の車に仕上げていました。




 木曜日の児童コースは、テレビ絵本にするための、テレビをつくりました。画面の横にあるつまみ(新聞紙の棒)を回すと画面が上下に動く仕掛けです。
「コマーシャルも入れていい?」「横に4コマ漫画も入れる」などと構想を膨らませていました。
描き始めるところまでいけると思っていたのですが、少々手間取って、この日はぞうけいだよりとテレビ作りだけで終わってしまいました。
どんな「自分のニュース」を考えてきてくれるか楽しみです。

今回のぞうけいだよりは、「ぱくぱくカード」でした。ぱくぱくの部分は口にするしか考え付かなかったのですが、4年生のMちゃんと3年生のAちゃんは、お店の窓に見立てて、中の様子がちらちら見える、というすてきな絵にしていました。この方法でまた新しい絵本もできてしまいそうです。
こうして子どもたちからネタ、もといアイデアをもらえるのが楽しみでもあります。

まよい道ころころ

2007-10-18 16:26:25 | ノンジャンル
箱に木片(ピアノ内部の部品の廃材)を貼り付けて、ビー玉の迷路を作りました。
年長さんの子は、きっちり計算されたかのような難しそうな迷路、年中さんは「ビー玉の冒険」と名付けたいような物語のある迷路を作っていました。
後からトンネル用に出したカラーダンボール片を、屋根に見立てて、「ここはアイス屋さん」とか、「竜」に見立てて、「この竜を剣でやっつけて進むの」とか、絵本を描いてもらったときよりたくさんのお話を聞かせてくれました。
ちょっと借りて遊ばせてもらったら、どの子のもほどほどに難しく作ってあって、おもしろかったです。







あらかじめ穴を二つずつあけて(ミニカップゼリーの容器が裏に付けてある)おいたのですが、同じ穴でも「こっちに入ったらじごく」「こっちに入ったらてんごく」「ここは池」などとそれぞれ自分で意味づけをしていました。

木曜日クラスでは、試させてもらうと「あれ、ここ通れないよ」という行き止まりの個所がいっぱいある子が結構いたのですが、「こうやってやるの!」と箱をゆすってビー玉をジャンプさせてとび越えさせて通す、という反則技のようなテクニックが横行していました。








水曜日の児童コース。
表紙を描いて、やっと絵本が完成しました。(文はまだなんですが・・・)
Mちゃん(2年)のは、16ページにも及ぶ長編です。
その後、ティッシュカーを途中まで作りました。



木曜日の児童コースでも、表紙を描いて絵本を完成。
その後ティッシュカーの続きをやりました。
男の子たちは完成した車で、板を坂にして競争して盛り上がっていました。
Hくん(2年)が対戦を挑むのですが、なにしろ棘がいっぱいある殺戮マシーンなので、受けて立つ相手がなかなか見つからないようでした。



よく見るとかわいいお客さんが乗っています。
使ったティッシュを捨てる場所が付いている特許もののアイデアティッシュもあります。





Mちゃん(2年)は猫の顔を立体的に作っていたので感心しました。
(私の試作品は、箱に目鼻を付けただけだったので)

だれの服かな?

2007-10-11 15:11:33 | ノンジャンル
先週の続きで、ペンで模様をつけてつくった「Tシャツ」を画用紙に貼り、クレヨンで加筆して、おうちの人のことを絵でお話してもらいました。
写真左下のAくん(年中)が描いた「おかあさん」は、両手を広げて出迎えているような感じなので、
「『Aくん、お帰り~!!』って言ってるのかな?」と聞いたら、
「ちがう。おとうさんが帰ってきて、おかあさんが『おとうさん、だいすき~!!』って言ってるの。」と教えてくれました。
いいなあ。そういうご夫婦で・・・と羨ましく思いました。(お迎えの時に伺ったら事実は若干違っていたようですが。)
この日は、別の教室の講師に子どもたちのお話の聞き取りを手伝ってもらえたのでとても助かりました。(T先生、ありがとうございました!)




木曜日のクラスの方もみんなとてもすてきなおとうさんやおかあさんや自分を描いてくれたのですが、1枚描くごとに「つかれた~」と言う子もいて、私の方も
「お疲れのところ誠に申し訳ありませんが、もう1,2枚描いてもらえませんかねー」と頼み込みたいような気分でした。
運動会の練習、運動会、連休プラス代休、明日は遠足・・・疲れるでしょうね・・・。元気だけれど。

絵本フェスティバルのために、無理に描かせているようで、落ち込んでしまった一日でした。
絵本にするために何枚か描くときは、線描の方が疲れなくて済むし、絵本に限らず、子どもの描く線ってとても魅力があるものなので、本当は、「まずまあるく肌色を塗って、それから目を黒で、お口を赤で描いて」という描き方はしてほしくないこともあるのですが、いろいろなところでそういう描き方を覚えてくるようです。お友達が「こうやってかくんだよ」と教えてくれるのかもしれません。
前回、水曜日の方では、線描を期待して、ペンで描かせていたのですが、クレヨンと同じように、まるく肌色を塗ってその上に黒で目を描いて、とやってしまうので、目の黒が滲んでしまいました。そういうわけで、クレヨンにしたのですが・・・・。
クレヨンでしっかり塗るのも(塗らなくていいのですが)「つかれる」んですよね。

今度は「ビー玉ころがし」を作るから、楽しみにしていてください!



水曜日の児童コースは先週のざらざらの絵の続き。



木曜日の児童コースは、「走るティッシュ」。
男の子の車の中には、ティッシュを取るために手を伸ばすのも恐ろしい棘だらけ(竹串の先や楊枝がいっぱい装着してある)のものもありました。
Aちゃん(3年)のは、カラーダンボールで作った立体的な飾りが素敵です。
次回完成させて持ち帰ってもらいますので、お楽しみに!


壁画みたい?

2007-10-04 22:06:09 | ノンジャンル
先週作ったざらざらの紙に絵を描きました。(児童コース)




墨で輪郭線を描いたところでひとまずやめて、残りの時間で先週からの続き(絵本)をやりました。
果てしなく細部までこだわって描くことは彼女たちの得意分野で、予定を変えて絵本作りの時間を延長してもまだ飽き足らず、楽しげに描き続けています。
下手に口出しすると怒られそうなので、私はおとなしくしています。


逆に木曜日の、特に男の子たちは、とりあえずその日の課題をさっさと片付けて、自由に何か作りたい!とうずうずしているようです。
絵本作りもざらざらの紙に描く絵もとっとと終わらせてしまうので、水曜日とやる内容がどんどん違ってきてしまいます。(水曜日の女の子たちと木曜日の男の子たちの性格を足して2で割りたいくらいです。)

この日は、仕入れたばかりのダンボールカッターを使って、ダンボールに穴を開けたり切ったりして、お面のようなものや砂遊びの道具(?)を作っていました。
「ここがスイッチで、ここから砂が出て・・・」と感心するような工夫がいっぱいの砂遊びの道具(?)ができあがっていました。



そんな感じで、いかにも適当に絵具を塗ったような男の子たちの絵も、写真に撮ってみると意外やちょっとカッコいい絵になっているのが不思議です。
(一部未完成です)

にじませてみよう

2007-10-04 18:31:08 | ノンジャンル
障子紙を正方形にカットしたものを渡し、下の写真のように折って、
「船があったんだけど、嵐が来て、マストが折れちゃって(と言いながら上の三角をチョキン)、こっちの舳先が折れちゃって、あっちの舳先も折れちゃって(と言いながら左右の端をチョキン)」という感じでカットして開くと、Tシャツのできあがり。
(あーそれ知ってる!という子が一人)



できたシャツをたたんで、ペンでじわ~じわ~とにじませて重ねた部分に写るようにして模様をつくったり、開いたままで線を描いて模様をつくったりしました。
さらに霧吹きで水をかけてお洗濯。水性ペンのインクがにじんで、元の色とは違った色が出てきます。
予想外の模様が出てくるのが楽しくて何枚も作っていました。(凝り過ぎて2枚目ぐらいで疲れてしまう子もいますが)






洗濯物を乾かしている間に絵本「おとうさんはウルトラマン」を読みました。
ウルトラマンおとうさんが、ひこうきぶんぶん(寝転がって足を上にあげてその上に子どもを載せる)をやってくれる場面で
「みんなのおとうさんもこういうのやってくれるかなー?」と聞いたら、
「やってくれなーい。おかあさんがやってくれる!」と言っていましたが、そうなんですか?(木曜日の方です)

洗濯物が乾いてきたところで、1枚選んで画用紙に貼り、顔や手足を描いておとうさんやおかあさんにしてもらいました。
来週はこの続きで、ほかの家族の人や自分を描いてくれて、いろんなお話が聞けて、あわよくば絵本にならないかな…と考えているのですが・・・。