KFSアートコンテストで優秀賞をいただけたらしい\(^_^;)/
手違いで通知が来たのかと思って、
「間違いではないですか?」と電話してしまった。
今まで不敗の記録を保っていたアートコンテストだったが
(KFSの他のコンテストでは落選もあり、ですが。)
今回ばかりは入選もできないかも・・・
と家の前に宅急便の車が停まるたびにひやひやしていた。
(落選だと作品が送り返されてくるので)
何と言っても時間が足りなかった。
今までと描き方を変えたためにどう進めていっていいのか迷ってばかりで。
前に参加したスクーリングで、目も描いた方がいい
(いつも笑ってるような閉じた目ばかりだったので)
と言われ、そーか。。。と思って、開いている目を描いたら
なんか自分の絵ではないような気がして落ち着かなくて何度も直した。
アートコンテストの後に出そうと思っていた、本の装画を描くコンペがあって
その課題作がメーテルリンクの「青い鳥」だったので
その習作(大きさ的には逆)のようなつもりで
「チルチルとミチル」を描いた。
入賞させてもらったのは嬉しいけれど、
見てもらうのは恥ずかしい完成度・・・
筆と絵の具を持って行って展示会場であちこち直したいくらいだ。
(学生時代よくやった。)
で、その装画のコンペの方は早々と返送されてきて、
今年は今のところ2勝2敗。
結局、アートコンテストに出したのとまた全然違うタッチになりました。
右の方は「オツベルと象」
描きかけのときは、息子が「そのデザインのTシャツがあったら欲しい」
と言ってくれたのに、描き進んだら「やっぱりいらない。」
目を赤くしてしまった時点でダメだったそうで。
だって、象は赤い目をしてオツベルを見た、って書いてあるじゃん・・・
描くために「青い鳥」をあらためて読んでみて
こんな小難しい話だったのか、とあらためて知った。
哲学的というか、いろいろなことが何かの比喩だったりするので
夏の暑くて頭がぼーっとしているときに読むのは大変だった。
戯曲として書かれているので、それにも慣れないといけない。
谷山浩子さんが「青い鳥」についてエッセイで
「青い鳥は日常的な幸福の象徴というのが通説だが、だとすると
最後にまた手をすり抜けていってしまうのはなぜ?
また、だとするとつじつまが合わないせりふがある」
「では青い鳥とは何なのか?」
と書いていておもしろかった。
先にこれを読んでいたらなあ・・・