『ほしじいたけ ほしばあたけ じめじめ谷でききいっぱつ』
全国書店にて発売中です^^
前作よりは書店に置いてもらえているかもしれません。
でも、きのこの季節=一般的には秋 限定で置いてもらえているだけ?
だったらじきに撤去されてしまうのだろうか???
お買い求めはお早めに~~(^_^;)
「しのびよる黒いかげ」の、特に顔の方の資料が少なくて苦労しました。
種類は違うけれど、庭でつかまえたこいつの裏側(顔側)を見てやろうと思いましたが、小さいし顔をあげてくれないし、全然参考になりませんでした。
とりあえず原画を描き始めていたのですが、デフォルメするにしても、元を知らないことには描けなくて・・・とぐちぐち言っていたら、担当の○○さんが、それの研究を専門とする先生にコンタクトをとってくれました。
その研究室で飼育されている、殻のない陸産貝類の中でも大型のやつの写真を、いろいろな角度、いろいろなポーズで40枚も送っていただけました。
同じ裏側でも、顔の部分と体の部分とでは質感が違うというお話だったので、その辺りも意識して描き分けました。
(口は、実物とは変えてありますが・・・。)
もっと早く、原画にとりかかる前に、泣きつけばよかった・・・!
徹夜2、3回分は減らせたはずです(^_^;)
その、殻なし陸産貝類について本を読んで、進化の過程で殻を脱ぎ捨てるというチャレンジャーであることを知りました。
一般的には嫌われ者のイメージですが、だんだんかわいらしく思えてきたりして・・・。
絵本ではきのこの天敵として描きましたが、こいつにも愛情を持っていただけたらと思います。
宇高寛子先生、このたびは大変お世話になり、ありがとうございましたm(_ _)m