今日ももたもた

絵本描いています。
たまーに更新。主に愚痴。

粘土であそぼう

2007-07-19 18:11:03 | ノンジャンル
木曜日の幼児コース。

山盛りの土粘土であそびました。
上靴脱いで靴下脱いで裸足になって、まず準備体操イチ・ニ・サン・シ・・・

いよいよ粘土に触ります。
粘土のおやまにパ~ンチ!(ついでにキックもして早々に足まで粘土だらけになる子も)
ひとつかみ取って、おやまに向かって投げてみよう!
おやまを高くしてみよう。(2グループに分かれているので)どっちが高くできるかな?
トンネル掘ってみよう。握手できるかな?
糸で切ることもできるよ。こんな形になっちゃった・・・などと、何かを形作るというよりも粘土の触感や塊としての立体を体験するという感じです。
園での粘土遊び(油粘土)をイメージしていた子にとっては驚きだったのではないでしょうか。




児童コースでは、個々で制作しました。
以前、他の教室の実践で、「目を閉じたまま粘土に触り、粘土がなりたい形にしてあげる」というのを目にしました。
それを読んだとき、私には、静寂の中、それぞれの子が触覚だけを頼りにもくもくと制作に励むという光景が浮かび、いいなぁ・・・・とうっとりしてしまったので、それをヒントにしてやってみました。
ところが、静寂どころか「あ、○○、目をあけとる!先生、○○くん、目あけとるよ!」という声が飛び交い(そういう自分もあけてるでしょう)、喧騒の中、初めの目論見はどこへやら。
一定時間たった後で、目をあけてみて付け足したり直したりしたのですが、かえってそれからの方がシーンとしてやっていました。低学年の子にとっては、何も見えない世界というのは少し不安になるのかもしれませんね。



上の写真の手前は、Aちゃん(小5)作で、ひっくり返っている巨大なかめを助けようとしているところ(てこの原理で?)。普通にやっていたら、ひっくり返ったかめなんかつくらなかったかもしれません。面白い発想だなあと感心しました。
奥の方のMちゃん(小2)の餌を食べているかめも動きがあってすてきです。