538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

レッド・ソニア

2013-03-22 22:50:22 | 洋画
3月2日にBlu-rayがハピネットより発売された
1985年製作のアメリカ映画
1985と言うとレンタルビデオのバブル黎明期で
ソフトが何でもかんでもレンタル屋さんの店頭に並んだ時代で

この映画も「アーノルド・シュワルツェネッガー/キング・オブ・アマゾネス」
と言うタイトルでビデオスルーされた作品
シュワちゃんがコナンシリーズでヒットした後を受け継いだ映画
それが不思議なことに、ビデオ先攻でそれなりにカルト化したものか
なんとそののち「レッド・ソニア」と言うタイトルで劇場公開された

原題は「Red Sonja 」であるけども
ブリジット・ニールセンは女優としてネームバリューはなかった
本編でもファーストクレジットはシュワちゃんになってる
ニールセンはセカンドでintroduced が冠されている
と言うことはビデオスルーの邦題がある意味正解でもあったのね

今見るとそれほど面白い映画と言うわけではないけども
エンドロールのクレジット見るとイタリアロケしてるようで
ロケシーンが結構見映えがあってね人物よりそっちが眼福だったのはなんとも

レッド・ソニア役のブリジット・ニールセンがねぇチャンバラしてもね
腰が定まってなくてねぇ、
シュワちゃんはコナンシリーズでチャンバラしてるからまそれなりに
見られていいのだけどってか、敵役には
サンダール・バーグマン

同じフライシャー監督でシュワちゃんのコナンをサポートしていたバーグマン
やっぱ剣を持たせたら様になっちょりましたねぇ
剣で首が飛ぶシーンが2回ほどあるんだけども
剣を横一閃の次カットは空中を舞う首ってのが今見ると微笑ましい

最近は昔ビデオだった映画をBlu-rayで発売してくれるのはうれしい
と言うことで日本語吹き替え版で鑑賞しました
ソニアには戸田恵子さん、安心して見られて
って言うか吹き替えは本職に限るよね

1985年製作、アメリカ映画
リチャード・フライシャー監督作品
エンニオ・モリコーネ音楽
アーノルド・シュワルツェネッガー、ブリジット・ニールセン、
サンダール・バーグマン、ポール・スミス出演

21ジャンプ・ストリート

2013-03-21 22:31:07 | 洋画
今日は「SUSHI GIRL」のフラ発売日でしょ
その他いくつかの予約を取りに行ったら
「21ジャンプ・ストリート」の中古が店頭に置いてあったのでついでに

この映画DVDスルーなのにレンタルはTSUTAYA限定なんだよね
ってか、「SUSHI GIRL 」もねぇ私の悪い予想通りにTSUTAYA限定になっちゃいましたし
DVDのみの発売でBlu-rayは発売されないしねぇ
「SUSHI GIRL」のような映画は多くの人に見てもらいたいのにね
ってか全国津々浦々まで網羅してるのかTSUTAYAディスカスは

東宝さんもDVDソフトは売れないからねぇ
不特定少数に販売するよりも、
特定多数という販路の選択ってのはある意味企業としては正解ではある

さてこっちの映画ですがこれも下ネタばっかで殆ど笑えないコメディ
アメリカ人ってのは、こういうことでしか笑えないのかねぇ
ま、こっちも下は嫌いじゃ無いけども下品さには辟易する
ラストのおおボスはムスコ撃たれてねぇ
落ちちゃった自分のムスコを口で拾おうとくわえちゃうのはなんとも
アメリカ人の笑いのツボは相変わらずよくわからないけど
中身のないコメディ映画ですが109分はチョイと長いから
後15分は短い方が良かったような

二枚目チャニング・テイタムが筋肉バカをちゃんと演じてる
ってのはやっぱ役者やのぉ
ジョナ・ヒルが多少はスリムになってましたけども
この二人を高校生に変身させて潜入捜査ってのは無理矢理感は否めないけども
見てる分には違和感なく物語世界に溶け込める
ってかジョニー・デップの出世作TVドラマのリメイクですからね

ジョニデもノンクレジットで登場してき、楽屋オチな科白を吐きながら
息を引き取っていくのね
ってか続編も企画されて次はハイスクールからカレッジに潜入捜査ですか

2012年製作、アメリカ映画
フィル・ロード監督作品
ジョナ・ヒル、チャニング・テイタム、ブリー・ラーソン、
デイヴ・フランコ、アイス・キューブ、ジョニー・デップ出演

続・荒野の用心棒

2013-03-20 23:12:04 | 洋画
お彼岸の中日でしたのでお墓参りに行き
一族うち揃いましたのでお昼を皆さんで
と言うことで今日は一日過ぎてしまいました
ってか天気予報にはなかったけども夕方からかなりの雨で
いや濡れた

で、昨日見たタラちゃんの映画の興奮がおさまりがつかないので
コレクションしてあるDVDの山の中からフランコ・ネロの
「続・荒野の用心棒」を探し出し
何年かぶり、何度目かの視聴

ま、1966年の映画だから、今日の映画とくらぶれば
いくら残酷描写といってもね
耳を切り取るシーンとか手を潰すシーンが緩いよね
でも面白い映画ではあるし

オープニングのジャンゴのテーマに被さるように
ぬかるんだ地べたを棺桶引きずり歩くジャンゴの姿はいいよね
ってか今気づいたのですが、この映画で
ジャンゴは馬に乗るシーンは皆無なのね
馬車に乗って逃げるシーンはあるけどね

やっぱこの映画の見所はガトリングガンでの大量殺戮シーンでしょ
タラちゃんもガトリングガン掃射のシーンを撮って欲しかったけど
KKKが歯医者の馬車を襲って来たところで馬車の側面が倒れての
ガトリング一斉掃射なんて期待したんだけどね

タラちゃんの映画では黒人奴隷を主人公にしてるんで
歴史的にガトリングガンは存在してない訳で
ダイナマイトドッカーンだったようでしたが
映画なんて所詮はフィクションなんだから
歴史的事実なんてねぇ多少はねじ曲げてくれてもよかったような

すっかり忘れていたけどもオリジナルは赤いマスクだったのね
メキシコ軍がアホに見えるほど死んでいくのね
死ぬといえば
ジャンゴの前に立って撃たれる人物って
絶対的に6人以下の人数だと言うのに初めて気づいた

ってかタラちゃんの映画のクライマックスで
サミュエル・L・ジャクソンがジャンゴに「6発撃ったよね」
「ジャジャーン2丁拳銃」なんていうシーンが思い出されてねぇ
オリジナルではオープニング犯人では5人
クライマックスでは6人と

コルト6連発リミット以内と言うのは整合性なのね
ここいらをこっちは何気に見てるだけで
装弾数の整合性なんて考えて見てもいなかった
タラちゃんはそこいらもしっかり見ていたと言うことなのね

1966年製作、イタリア・スペイン合作映画
セルジオ・コルブッチ製作・脚本・監督作品
フランコ・ネロ、ジェーネ・ベルフォーツ、ロレダナ・ルシアク、
ホセ・ボダロ、エドアルド・ファハルド出演

ジャンゴ 繋がれざる者

2013-03-19 23:14:25 | 洋画
ようやっと見に行って来たけど
そこはタラちゃんなんだろうねぇ新宿ピカデリーじゃ
スクリーン3と言うキャパ200名以上で公開20日になるけどホボ満杯
165分と言うと2時間45分と言う長丁場の映画
長さを感じさせないくらい面白かった

オープニングのジャンゴのテーマにはサブちゃんの演歌以来
鳥肌が立ちまくりだったなぁ、ってか本物はいいやねぇ
そうなんですよねタイトルスーパーがこれまたテクニカラーの真っ赤ってのもね
もう映画の世界観にすんなり入って行ける

クリストフ・ヴァルツの臼歯をモチーフにした馬車がいいよね
ドイツ人の歯医者さん
実はバウンティハンターで賞金首の顔を知ってる奴隷のジャンゴが
必要だったってことで無理矢理と言うか強引に買い取ってしまう

そう自由となったからジャンゴ・フリーマンだよね
クリストフ・ヴァルツの飄々とした科白と演技が光っていた映画と言える
黒人ガンマンを据えてマカロニウエスタンへのオマージュ溢れる165分
マカロニウエスタンと違うのは銃の発射音だよね
SEがアメリカ映画だとちょっと低音でマカロニは高音なSE

黒人ガンマンを主演にしてるってのはマカロニな映画に
ブラックエクスプロイテーションの要素を加味して
全世界に蔓延したマカロニウエスタンの陰に隠れちゃっているけども
実はこの時期ドイツでもそれなりにウェスタンつくっていたんだよね
ってことでクリストフ・ヴァルツをドイツ人にしてるってのは
奴隷制度へのアンチテーゼってのもあるんだろうけども

グラインドハウスでは色々輸入公開されているも今では殆どで
忘れ去られてしまってるドイツ産ウエスタンへのタラちゃんからの
リスペクトだったんだろうと見てましたが

ジャンゴの最初の主人にブルース・ダーンでしたねぇ
そしてジャンゴが三人組を倒す牧場主に ドン・ジョンソン
彼の率いるKKK団擬きの一員にジョナ・ヒルがコメディリリーフ
そしてそしてジャンゴに酒場で絡んで来て名前を聞く男に
なんとなんとフランコ・ネロ

そんな彼に「ジャンゴ、D•J•A•N•G•O Dは読まない」
「知ってる」ってもうスクリーンが涙で霞ンじゃいました
フランコ・ネロさんノンクレジットだったような

タラちゃんですから銃撃の人体被弾は人体破壊やこれでもかこれでもかと
血飛沫飛びまくりです
レオナルド・ディカプリオなんてテーブル叩いたらグラス潰して左手血だらけ

レオナルド・ディカプリオは悪役と言うことらしいけど
そんな悪役じゃなかったよなぁ
本人も楽しそうだったしね
ってか、呆気なく死んじゃうのね
呆気ないと言えばドイツのお方も呆気なく死なれてましたねぇ

カタルシスのクライマックスでの悪役は
サミュエル・L・ジャクソンだったわけね

そうだ忘れちゃいけないねタラちゃんも出演してる
タラちゃんの登場に劇場内で吹いたのは私一人だったけど(汗
派手な死に方でしたこれはもう監督さんだからでしょうね
俺は派手に死ぬンだってね

長いからエンドロールでもう殆どの
お客さんが捌けちゃうけどもね
エンドロールの後にヒトネタあるからね
って見ても見なくても関係ないけど
映画はエンドロールが終わって劇場内に灯りがつくまで映画ですからねと

2012年製作、アメリカ映画
クエンティン・タランティーノ脚本・監督作品
ジェイミー・フォックス、クリストフ・ヴァルツ 、
サミュエル・L・ジャクソン、 レオナルド・ディカプリオ、
ケリー・ワシントン、ブルース・ダーン、ドン・ジョンソン、
ジョナ・ヒル、 マイケル・パークス、フランコ・ネロ出演

レッド・ティアーズ

2013-03-18 22:47:46 | 邦画
月も中旬を過ぎるとDVDのリリースも殆どなくて
来月の頭のリリースラッシュを待たねばならない
先月はかなり見たい映画が公開されていて
この渇水状況を感じなくて済んだのですが

今月は渇水を潤してくれるようなってか、それなりに
映画は公開されているのですが、どうも私好みの映画が無くてねぇ
と言うことで、昨年に倉田さんの旧作新作合わせて
東映ビデオさんから発売されていて
購入したままほったらかしていたDVDから選んで見たのがこれ

ってかなんだろうねぇこの映画は
倉田先生の100本記念映画として倉田プロモーションが製作
と言うことで先生のお得意な空手映画と思っていたら
おっとっとこいつはホラーモンスター映画でしたねぇ

倉田先生は老刑事、犯人を追いかけて
倉庫内で逮捕活劇が始まるけど
相手も強くて取り逃がす

そんな中で今東京では首と胴体を寸断した連続殺人事件が発生していて
また一人殺人気の餌食に・・・って殺人気は死体を折り畳み
スーツケースに入れてどこかに運び去る
そうなんですよそんな訳で寸断死体や手足切断に生首と
西村喜廣さんの造形だったんですね

空手映画じゃなかったけども、人体破壊や
解体人体の造形を見られただけでうれしい誤算ではありましたが

主役のお姉ちゃんが加藤夏希、若手刑事に石垣佑磨
これに倉田先生が絡むのだけども
倉田先生は所謂刑事であってモンスターハンターでもあったわけで

オープニングの犯人はヴァンパイアってことだったらしく
加藤夏希はまた違うモンスターらしかった

クライマックスで倉田先生とバトルまでされますが
倉田先生も今や日本人としては高齢者の範疇に括られるお方
アクションもかなりしんどそうでしたが
剣さばきはそれなりに海外うけする剣の舞でした

そうなんですよね殆どチープな映画なんですが
製作意図は破壊人体造形に西村喜廣さんを起用してることとか
海外うけを狙った映画でしたけどもね
こんな映画を世界戦略映画と思ってる映画製作陣じゃ
いつまでも邦画はガラパゴスだよねぇ

2011年倉田プロモーション製作、日本映画
倉田保昭製作・主演
辻本貴則脚本・撮影・監督作品
西村喜廣特殊造形監修
加藤夏希、石垣佑磨、山口果林出演

キャビン

2013-03-17 23:06:17 | 洋画
ようやっと見てきた
先週の日曜日、砂嵐で機先を削がれて
機先削がれるとねなんかチグハグな気持ちになって
大抵は見に行かなくて、DVDでもいいかもと言うことになるのが
天邪鬼な私の定番なんですが

今回は「ジャンゴ」くらいしか見に行きたい作品もなくて
(アカデミー主演女優賞の作品も本当は見に行かなくちゃならんのですが
こいつもアカデミー授賞してしまってチグハグなんですよね)

しかし結構お客さん入ってるのね
事前情報を殆ど入れてなかったからだけど
シネマカリテさんありがとうな映画でしたねぇ
シアターN渋谷が健在であるならば、そこで上映されてしかるべき作品だった

なんだろうなノー天気なアメリカンの若者5人が森のキャビン(山小屋)で
休日を過ごしにやって来て、シリアルキラーに
一人一人殺されていく定番のホラー映画だとばっか思っていた

ってか映画の導入は確かにそういう運びではあるんですがねぇ
ホラーの体裁をとりつつも定番は完全に崩された
というか、外されたけども
クライマックスのグログチャ血みどろの展開はもう拍手喝采

ってかこの映画に関しては殆ど何も書けないというか
書いちゃいけないンだけど
一言言わして貰うならば
所謂ノー天気な若者たちが襲われ死んでいく様は
夜のシーンなので画面が暗すぎてあんまよくわかんないのが
ちょっと残念でした

5人の若者ってもねぇ
俺様神様のソーって何歳?決して大学生には見えないぞ
パツキン(染めたらしい)お姉ちゃんがおっぱいさらしたまま
首と胴体が二つにされていたようですが
処女のお姉ちゃんも決して若くは見えねえけど

そこいらを差し引いても95分十分に楽しめる映画だった
ってか、ラストに大物女優さんが登場してきましたが
このお方最近映画に出すぎでしょ
Wハゲのニコラスとウイリスの影に隠れちゃってますが
絶対彼女出すぎです
ってかウイリスと競演した映画のDVDが10日くらい前に発売されてるねぇ

2011年製作、アメリカ映画
ジョス・ウェドン製作・脚本
ドリュー・ゴダード脚本・監督作品
クリステン・コノリー 、クリス・ヘムズワース、
アンナ・ハッチソン、フラン・クランツ、
ジェシー・ウィリアムズ、リチャード・ジェンキンス、
ブラッドリー・ウィットフォード、エイミー・アッカー出演

欲望のバージニア

2013-03-16 23:43:45 | 洋画
いくら映画の情報を入れないと言っても
「ゼロ・ダーク・サーティ」のジェシカ・チャステインが
ヌードを披露してると言うような情報はなぜか入ってくる

今日輸入DVD屋さんに行ったら
そのジャステインさんがヌードになってると言う「LOWLESS 」の
Blu-rayが置かれていた。
更に「ゼロ・ダーク・サーティ」も新作の棚に
と言うことでジャステイン2作品と後ホラーらしい
「Abducted 」と言う映画のBlu-rayを購入してきて
早速この「欲望のバージニア」を鑑賞した

1931年の禁酒法時代のアメリカバージニアの
実際にあったお話しらしい
ってのは製作会社ロゴのあとに「BASED ON TRUE STORY 」の
スーパーが入る

三人の密造酒を生産販売してる兄弟のお話し
次男を演じるのはトム・ハーディ
三男にシャイア・ラブーフ

「トランスフォーマー」では頼りなげなラブーフですが
今作では最初はそんなキャラクターでしたが、
後半は密造酒事業の販売拡張に頑張る
事実上の主役でしょうか

鑑賞目的のジェシカ嬢はシカゴの都会から流れてきて
彼らの店で働く内に次男トム・ハーディと愛を交わす女
お互いに肌を交わそうとするときに
オールヌードになってます

本当はもう言いたくないけど
どっかの国で女優やってます、って言う人は
是非彼女の爪の垢を煎じて飲んでいただきたい

そうなんですよ、この時代って
司法の方々も腐っていた時代なのね
オープニングから密造酒卸しに行くときにシェリフには
袖の下としてのお酒をわたしてるし

ってかシェリフの上に立つ新任の特別補佐官
こいつが全くのワルでねぇ高額の賄賂を要求してくる
それを突っぱねたために補佐官と兄弟の確執がメインストーリーに

次男と三男のロマンスと密造酒を扱うゲーリー・オルドマン扮する
ギャングも絡んできてね
そんな派手な映画ではないけどもヴァイオレンスシーンを
適度に挟みつつ115分飽きずに見られる

クライマックスの銃撃戦はなんかリアルです
映画的なドンパチ銃撃じゃなくてね
それでも男の映画と言った方がいい映画

結構被弾しても銃が小さいから死なないの
ほんでもってエンディングはハッピーエンド

2012年製作、アメリカ映画
ニック・ケイヴ脚本、 ジョン・ヒルコート監督作品
シャイア・ラブーフ、トム・ハーディ、ゲイリー・オールドマン、
ミア・ワシコウスカ、ジェシカ・チャステイン、
ジェイソン・クラーク、ガイ・ピアース出演


6月29日から公開予定

エレベーター

2013-03-15 23:26:27 | 洋画
3月2日にレンタルリリースされたDVDですが
昨年9月だったか10月だったかに一応公開されてる
尚レンタル先行でセルDVDは3月29日に発売される

ニューヨークの超高層ビルのエレベーターが舞台のシチュエーションスリラー
って言うか、見てたら人間ドラマのような展開でもあったような気がするけど
結局映画を低予算で作るにはこれしか仕方なかったと言うシチュエーション
がエレベーターだっということかな

明らかに低予算とわかるのは絶対的にエレベーターの外の世界を
描かなくて済ましてることで、ラストのシーンだって
救急車は一台にパトカーがあったくらい
そしてもう画面はエレベーターの箱の中を前後から撮影してるだけで

ホラーじゃないし、パニックサバイバルってことで
箱の中から人々を脱出エレベーターシャフトとかを伝わらせることもシナイ
ってことで映画はエレベーターに閉じ込められた人々っても子供いれて9人の
表に見えない裏の姿や人間関係のお話しに
でもそれなりに楽しめるのは

10歳の女の子のお陰かなぁ
双子を二人一役で使ってましたもんね
それがなんなんだということですが、この女の子がもうワルガキ
乗り合わせたコメディアンが閉所恐怖症だから脅かそうと
ストップボタン押しちゃうからエレベーターが49階で動かなくなっちゃう

更になんとかしようとして男の腕を切断させちゃうのもこのワルガキ
もう確信犯なんだよね
ってか爆弾身につけてエレベーターに乗ってはいけないし
メタボは身を滅ぼしてしまう典型でもありますぞ
くわばらくわばら

壇蜜さんの映画で音だけでエロが見えると書いた記憶がありますが
この映画でも音だけでグロシーンまで見えてきちゃいました
(臭いまで伝わって来たような気持ちになりました)
臭いと言えば妊婦さんがオシッコするときにも音が効果的に使われていたような

監督さんはなんでもノルウェー出身で長編2作目とか
オシッコ妊婦さんがこのみでした(爆

2011年製作、アメリカ映画
マーク・ローゼンバーグ脚本、 スティーグ・スヴェンセン監督作品
クリストファー・バッカス、アニタ・ブリエム、ジョン・ゲッツ、
シャーリー・ナイト、アマンダ&レイチェル・ペイス、
デヴィン・ラトレイ、マーティン・ゴスリング、ジョージ・アクセル、
ターミナ・サニー、ワリード・F・ズエイ ター出演

フライト

2013-03-14 03:14:19 | 洋画
この3月1日から日本公開されたのは
米国アカデミショー受賞をにらんでの公開だったようですが
思惑なんて向こうの勝手で外れるもんでんな
でも映画が面白ければお客さんは入る訳で

私は相変わらず事前情報いれないから
飛行機が落ちるのを機長であるデンゼル・ワシントンが
不時着して乗客助けてヒーローになるまでを
航空パニック映画として2時間20分ののお話しかと思ったら

いきなりオープニングからおっぱいとアソコ丸出しまくりで
葉っぱ吸ってるおねぇちゃんが出てきて
デンゼルは勢いよくコカイン鼻の穴の粘膜に入れ込んでスッキリさせて
飛行機に乗り込む、

実際にはパイロットがコックピットにすわるまでには
薬物検査はわからないけども
ちゃんとアルコール検査はあるよね
アメリカだけじゃなく全世界の航空機会社はアルコールには風船
薬物にはおしっこ検査だけど、これには多分時間かかるだろうから
でもアルコールは自動車と同様に素人でも簡単に計測できる

そうしなきゃ操縦席には座らせないはずだし
ってかこの映画見てて思ったのですが、
そうなんですよねいくら就業前にアルコール検査しても
お客さんに提供するためのお酒を飛行機って積んでる訳で
飛行機に乗ってしまえば、この映画のように
飲もうとおもえばお酒は飲めちゃう訳だ
ゆいいつの防衛策はウォッカのミニチュアボトルでも
3本をジュース割りにしたって副パイロットには匂いでわかるよね

そんな酩酊状態で墜落しつつある機体を逆さにして立て直して
胴体着陸させて乗客を救ってしまうけど
ってアル中の人って逆に素面だと何もできない訳で
アルコールの力で行動が起こせてるってのがあるんだろうな

ここまで140分の映画尺の25分くらいの消費尺で
ここからは延々ラストまで主人公のアルコール依存症と
いうかアル中と闘う姿をとみせつづける

墜落後の血液検査の結果でアルコールが検出されて
彼はヒーローから一転して犯罪者になってしまう
公聴会にでる前日のホテルでの緊張感の凄さ足るや
ここで吹っ切れたってのもあるのかな

前半で飛行機が落ちるまでの数カットに
薬物依存のお姉ちゃんの日常がインサートされてきて
どう絡んでくるのかと見てたら
飛行機が墜落するときにヘロイン中毒で救急車にのせられる上を飛行機が接近遭遇しながら地面に落ちていった
そして機長と薬中のおねぇちゃんが病院でクロスして
同棲という流れに持ってくシノップスは見事でした

前半はハダカにコカイン、そして飛行機墜落という
派手なシーンでぶちかまして、
後半はお酒で葛藤する男のお話しで
お酒は身を滅ぼすよって映画をゼメキスが作った訳ね

2012製作、アメリカ映画
ロバート・ゼメキス監督作品
デンゼル・ワシントン、ジョン・グッドマン、
ドン・チードル、ケリー・ライリー 、ブルース・グ リーンウッド出演

テイク・ディス・ワルツ

2013-03-13 02:10:25 | 洋画
3月2日に発売されたDVDを見ました
今日ってもう日付的には昨日でしたが、ミシェル・ウィリアムスさんの
映画を見て一応早く見ておかねばと

いやミシェル・ウィリアムスさんヘアヌードです
切ないラブストーリーと言うことで、私には合わないな
と、8月には劇場に足を運ばなくてある意味正しかったけど

ちょっとDVD見てても何となくイラつきます
ある意味ミシェル・ウィリアムスの三角関係のお話しなんだけども
結婚5年目になる旦那さん役のセス・ローケンも
旅先で知り合い向かいに住んでいた人力車の男ルーク・カービーも
本当に優しくていい男たちなんだよね

旦那は一生一緒に過ごせるものと、毎日彼女がシャワー浴びてるときに水を一杯掛ける
彼女はシャワーが壊れてる思ってる
けど彼は毎日水掛して50年後に笑い話としてネタバラシしようとしてる
もう安心してるんですね彼女と一緒に生活してることが

しかし彼女は結婚5年目にして倦怠なのかどうかはわかりませんが
日常化してるつまらなさというかトキメキ感のない生活に
自分のたち位置を見失ってる

そんなときに向かいの男と出会い惹かれていくわけで
ふとしたことで体を重ね会おうと意を決しても、
君が本心から望まないならとキス一つしてくれない
ってのは女殺しの手管も憎いわけで

そんな彼にときめいてる自分の心に嘘はつけないと
夫と別れて彼のもとに走る
この時夫が水掛の話題に初めて触れるんだけども

夫を捨てて自分の気持ちに忠実に生きて
めくるめく彼とのラヴラヴなるセックスシーンをこれでもかと見せてくれる
サラ・ポリーの脚本も演出もうまいよね

でもこっちがやられたと思ったのは
新しい男ともある一定の月日を過ごすとときめかなくなってしまい
倦怠の感情の淵に沈んでいくって
これって病気だよね
ある意味アルコール依存症とおなじ病気だよねj
っていう映画を見てしまいましたが

男の一緒にいる安心感に対して、女は常にトキメイテいたいのよと
女性監督サラ・ポリーがそんな育ちきれてない女を描いて
世の男性たちに警鐘をならしてくれてる映画だったのかな

2011年製作、カナダ映画
サラポリー脚本・監督作品
ミシェル・ウィリアムス、セス・ローケン、ルーク・カービー主演