沙羅ちゃん がんばれ！・・・冬季北京オリンピックに思う

　北京オリンピックも後半戦となりました。

　50年程前、学生時代は、「運悪く？」体育会の会計（二～三回生）その後  会長（三～四回生）に選ばれました。その体育会の役員をしていた時、弘前大学が東北地区大学対抗戦（俗にいえば東北地区のインカレ）の主幹校に当たりました。その為、大学へは、授業に出席する為ではなく、学生課へ行って職員のように毎日働いて（？）いました。(当時の職員さんとは今でも交流があり、写真等はLineで送って戴いたものです。）

　体育会の役員という立場になり、裏方・スタッフという立場も本当に大変な事が良く分かりました。全東北6県の学生が集まる訳ですから、夏季大会は弘前市内のホテル旅館（ラブホテルまでも；笑）、冬季大会は大鰐温泉の旅館を中心に押さえました。当時は全種目が同じ期間、かつ短大も参加しましたから、記憶はあいまいですが、夏の大会の参加校は20校は超えたでしょう。参加人数は全く記憶はありませんが、夏季は500人前後は、ひょっとしたら1000人は超えていたかもしれません。

　大鰐スキー場のコース作りには、自衛隊の協力も戴きました。選手も大変ですが、裏方・スタッフも大変です。卒業できたのが不思議なくらい、代弁を頼みまくりましたね（笑-時効！）。

　今回のオリンピックでは、個人的には、高梨沙羅ちゃん（50歳近く歳が違うので ちゃん と呼ばせて戴きます）の失格の件は、全く納得がいきません。スポーツ（勝負事）には、運不運は付き物です。だが、この件では「変な審判員に当たって不運だった」では済まされませんね。スポーツはルールに従って競うのですから、ルールの解釈が審判員によって違うなど「言語道断」ですよ！

スタッフの方が、我々のミスだと言ってましたが、違いますよ！ましてや沙羅ちゃんが謝るべきものでもありません！

　決して「美談話」にして済まされる話でもありませんヨ。

　医学部ではありませんが、弘大卒業生としても、強く！強く！強く！抗議したいですネ！　付け足しではありませんが、柔道の古賀氏・野村氏も弘前大学の院生でした。指導教授が頑張っているようでアスリートが学びに来て見えるとの事です。

　卒業して50年経ちます。弘前の4年間は良い思い出ばかりです。

　同じ下宿先で親しくなった友も、鬼籍に入ってしまい残念です。テニス部で親しくなり酒を飲み交わした友は、大学に残り名誉教授（農業土木）の称号を戴いたと、うれしい便りをくれました。今でも弘前の話題を伝えてくれる人がいます。

　そんな大好きな我が弘前大学と沙羅ちゃんとに、そんな縁が有ったとは知りませんでした。

　負けるな！　高梨沙羅！　　フレーフレー！　沙羅ちゃん!!

　

　左から　指導教授・副学長・高梨沙羅・学長　　　　　　（写真は弘前大学元職員の方から）

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