■21年間(私は20年目)続いたこのgooブログが、11月18日に閉鎖されます。早速、FC2にこれまでの記事をすべて移しました。9月末まで両方に同じ記事をアップします。10月からはFC2だけになります。こちらをクリックで見られます。モリモリキッズ」。
久しぶりに茶臼山自然植物園へ。最高気温33度でしたが山上は標高もあり風もあって過ごしやすかったのですが、直射日光は強烈でした。今回は出会った昆虫の特集です。

アカツメクサで吸蜜するヒメクロホウジャク(姫黒蜂雀)チョウ目スズメガ科 ホウジャク亜科。見た目はブラジルで見たハチドリそっくり。体長と同じぐらいの長い口吻で吸蜜しています。1秒間に70回ほど高速で羽ばたきます。

今度は、ブッドレア・ブラックナイトで吸蜜。ブッドレアの英名はバタフライブッシュ。

クマバチかと思ったら胸が黄色くない。これは外来種?と思って調べると、タイワンタケクマバチでした。2006年に愛知県で確認された外来種。竹に穴を開けて営巣するため、竹製品とともにはいってきたのではと。
吸蜜している植物は、フサフジウツギ(房藤空木)ゴマノハグサ科フジウツギ属。「ブッドレア」の名称で園芸用に流通している中国原産の低木です。

体長はクマバチと同じぐらいで20ミリ位。攻撃性は少ないのですが、針を持っているのでかまうと刺されることも。

クロマルハナバチ(黒丸花蜂)。後ろ脚に花粉団子がついています。受粉に使われています。準絶滅危惧種。

ベニシジミ(紅蜆蝶)。ずいぶん翅が傷んでいます。夏型は翅表が黒っぽいのでこれは春型でしょう。

シロツメクサにツバメシジミ(燕蜆蝶)。

ノリウツギでずいぶん長い時間吸蜜していたのは、夏型のキタテハ(黄立羽)。右下にいるのは、ジョウカイボン(浄海坊)。左下はコガタウリハムシのようです。

ノリウツギにコミスジ。ジャノメチョウが最も多く飛んでいるのですが、撮影させてくれません。

ノリウツギにアオカミキリ。体長は20〜30ミリ。食草はカエデ類。

カマキリがキリギリス科の子供を捕らえたところ。レンズを向けたら睨まれました。

まだ吸蜜しているキタテハ。ノリウツギは園芸種かもしれません。

ツチバチの仲間(未同定)。土の中のコガネムシ類の幼虫に卵を産み付ける寄生蜂です。 コガネムシの幼虫をにおいで探して土に潜り、幼虫を見つけると毒針で幼虫を麻痺させ産卵をします。別名はコガネバチで、『ファーブルの昆虫記』にも出てきます。昨年はオオモンツチバチに出遭いました。

マルバハギにルリシジミ。今年はまだ咲いていません。春が寒かったせいか木々の花の開花が遅れています。

フサフジウツギで盛んに吸蜜するナミアゲハ。いわゆるアゲハチョウです。2021年7月20日の記事でアゲハチョウの産卵を記事にしました。このお腹の膨らみを見ると産卵間近かもしれません。

ウラギンスジヒョウモン(裏銀筋豹紋)。

切り株を探っていたら怪獣が出現!

ウバタマムシ(姥玉虫・姥吉丁虫)でした。幼虫は枯れた松の木を、成虫は松の葉を食べます。4センチぐらいある大型のタマムシ。松の木の樹皮に擬態した体が渋くて美しい。

帰り道で満開のネムノキ。

二つ前の記事で、万葉集の紀女郎が大伴家持に贈った歌を紹介しています。
「合歓咲く 七つ下りの 茶菓子売り」小林一茶
江戸の八丁堀の合歓の木が咲く小腹が空く午後4時頃に、茶菓子売りの声が聞こえる様。どんな茶菓子だったのでしょう。茶饅頭か、夏だから水菓子か。
「象潟(きさかた)や 雨に西施(せいし)が ねぶの花」松尾芭蕉
西施は、中国の春秋時代の呉を滅ぼした傾国の美女。その越に滅ぼされた呉のエリートたちが日本に渡来して弥生時代を作ったのです。その後、越も滅ぼされ、また日本に渡来します。『べらぼう』で蔦重がおていを口説くのに西施を出していました。

眼下は高句麗人に由来する篠ノ井市街。千曲川を超えて右奥は松代の城下町。正面は奇妙山。奥には根子岳と四阿山。
■「ブラジルへの郷愁」レヴィ=ストロース 川田順造訳 みすず書房。文化人類学、また構造主義におけるバイブルのひとつ(妻女山里山通信)
『アマゾンひとり旅』を掲載中。■ブラジル料理を2回に渡って掲載。ブラジル音楽も。最近大流行りの南米文学(ラテンアメリカ文学)の紹介。『百年の孤独』『族長の秋』『蜘蛛女のキス』など。■モリモリキッズ・スペシャル をクリック!!!
■ 「村上春樹さんのピーター・キャットを中心とした70年代のクロニクル」 ムサビの美大生時代に彼のジャズ喫茶でアルバイトしていた当時のブログ。世界中からアクセスがあります。70年代の美大生の赤裸々な日々。ロンドンでQueenのフレデイ・マーキュリーの恋人のメアリー・オースチンが勤めていたBIBAの店で当時の私の恋人が彼女からジャケットを買った話など。
●インスタグラムはこちらをクリック。
●ツイッターはこちらをクリック。
●YouTubeはこちらをクリック。米子大瀑布、絶滅危惧種のナミルリモンハナバチ・キバネツノトンボ・北信流など。これからどんどんアップしていきます。。
●もう一つの古いチャンネルはこちら。76本のトレッキングやネイチャーフォト(昆虫や粘菌など)、ブラジル・アマゾン・アンデスのスライドショー。
久しぶりに茶臼山自然植物園へ。最高気温33度でしたが山上は標高もあり風もあって過ごしやすかったのですが、直射日光は強烈でした。今回は出会った昆虫の特集です。

アカツメクサで吸蜜するヒメクロホウジャク(姫黒蜂雀)チョウ目スズメガ科 ホウジャク亜科。見た目はブラジルで見たハチドリそっくり。体長と同じぐらいの長い口吻で吸蜜しています。1秒間に70回ほど高速で羽ばたきます。

今度は、ブッドレア・ブラックナイトで吸蜜。ブッドレアの英名はバタフライブッシュ。

クマバチかと思ったら胸が黄色くない。これは外来種?と思って調べると、タイワンタケクマバチでした。2006年に愛知県で確認された外来種。竹に穴を開けて営巣するため、竹製品とともにはいってきたのではと。
吸蜜している植物は、フサフジウツギ(房藤空木)ゴマノハグサ科フジウツギ属。「ブッドレア」の名称で園芸用に流通している中国原産の低木です。

体長はクマバチと同じぐらいで20ミリ位。攻撃性は少ないのですが、針を持っているのでかまうと刺されることも。

クロマルハナバチ(黒丸花蜂)。後ろ脚に花粉団子がついています。受粉に使われています。準絶滅危惧種。

ベニシジミ(紅蜆蝶)。ずいぶん翅が傷んでいます。夏型は翅表が黒っぽいのでこれは春型でしょう。

シロツメクサにツバメシジミ(燕蜆蝶)。

ノリウツギでずいぶん長い時間吸蜜していたのは、夏型のキタテハ(黄立羽)。右下にいるのは、ジョウカイボン(浄海坊)。左下はコガタウリハムシのようです。

ノリウツギにコミスジ。ジャノメチョウが最も多く飛んでいるのですが、撮影させてくれません。

ノリウツギにアオカミキリ。体長は20〜30ミリ。食草はカエデ類。

カマキリがキリギリス科の子供を捕らえたところ。レンズを向けたら睨まれました。

まだ吸蜜しているキタテハ。ノリウツギは園芸種かもしれません。

ツチバチの仲間(未同定)。土の中のコガネムシ類の幼虫に卵を産み付ける寄生蜂です。 コガネムシの幼虫をにおいで探して土に潜り、幼虫を見つけると毒針で幼虫を麻痺させ産卵をします。別名はコガネバチで、『ファーブルの昆虫記』にも出てきます。昨年はオオモンツチバチに出遭いました。

マルバハギにルリシジミ。今年はまだ咲いていません。春が寒かったせいか木々の花の開花が遅れています。

フサフジウツギで盛んに吸蜜するナミアゲハ。いわゆるアゲハチョウです。2021年7月20日の記事でアゲハチョウの産卵を記事にしました。このお腹の膨らみを見ると産卵間近かもしれません。

ウラギンスジヒョウモン(裏銀筋豹紋)。

切り株を探っていたら怪獣が出現!

ウバタマムシ(姥玉虫・姥吉丁虫)でした。幼虫は枯れた松の木を、成虫は松の葉を食べます。4センチぐらいある大型のタマムシ。松の木の樹皮に擬態した体が渋くて美しい。

帰り道で満開のネムノキ。

二つ前の記事で、万葉集の紀女郎が大伴家持に贈った歌を紹介しています。
「合歓咲く 七つ下りの 茶菓子売り」小林一茶
江戸の八丁堀の合歓の木が咲く小腹が空く午後4時頃に、茶菓子売りの声が聞こえる様。どんな茶菓子だったのでしょう。茶饅頭か、夏だから水菓子か。
「象潟(きさかた)や 雨に西施(せいし)が ねぶの花」松尾芭蕉
西施は、中国の春秋時代の呉を滅ぼした傾国の美女。その越に滅ぼされた呉のエリートたちが日本に渡来して弥生時代を作ったのです。その後、越も滅ぼされ、また日本に渡来します。『べらぼう』で蔦重がおていを口説くのに西施を出していました。

眼下は高句麗人に由来する篠ノ井市街。千曲川を超えて右奥は松代の城下町。正面は奇妙山。奥には根子岳と四阿山。
■「ブラジルへの郷愁」レヴィ=ストロース 川田順造訳 みすず書房。文化人類学、また構造主義におけるバイブルのひとつ(妻女山里山通信)
『アマゾンひとり旅』を掲載中。■ブラジル料理を2回に渡って掲載。ブラジル音楽も。最近大流行りの南米文学(ラテンアメリカ文学)の紹介。『百年の孤独』『族長の秋』『蜘蛛女のキス』など。■モリモリキッズ・スペシャル をクリック!!!
■ 「村上春樹さんのピーター・キャットを中心とした70年代のクロニクル」 ムサビの美大生時代に彼のジャズ喫茶でアルバイトしていた当時のブログ。世界中からアクセスがあります。70年代の美大生の赤裸々な日々。ロンドンでQueenのフレデイ・マーキュリーの恋人のメアリー・オースチンが勤めていたBIBAの店で当時の私の恋人が彼女からジャケットを買った話など。
●インスタグラムはこちらをクリック。
●ツイッターはこちらをクリック。
●YouTubeはこちらをクリック。米子大瀑布、絶滅危惧種のナミルリモンハナバチ・キバネツノトンボ・北信流など。これからどんどんアップしていきます。。
●もう一つの古いチャンネルはこちら。76本のトレッキングやネイチャーフォト(昆虫や粘菌など)、ブラジル・アマゾン・アンデスのスライドショー。