今年5月の“Journal for the Study of Religion, Nature and Culture”という科学雑誌に、「外で遊ぶ子供は精神的に豊かになる」という論文が発表されました。
外で1週間に5～10時間ほど遊ぶ子供は、地球との精神的な繋がりを感じ、地球を守る役割を感じると報告されています。例えば、そのような子供達は安らぎを感じることを表現したり、自分達を取り巻く自然界は高次の大いなる力によって造られたと信じていたりします。また、嵐などの自然の力に畏敬の念を感じる一方で、幸せを感じたり、地球と繋がっている感覚を持っていたりします。
また、自然を最も身近に感じていて、精神性が最も豊かな子供達の親も同様に、子供の頃に外でよく遊んでいたという結果が得られています。そしてこれらの親の多くが、このような体験が大人になってからの生活や精神性を形成すると信じています。
現代ではIT化に伴い、30～40年前に比べて子供達が外で遊ぶ機会が減ってきているように感じます。家の中でゲームをするだけでなく、親御さん達には子供が公園や森林など外で遊ぶ機会をどんどん増やしてもらいたいなと感じた今日この頃でした
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