所沢のちょっと先、埼玉県飯能市に『あけぼの子どもの森公園』というのがある。
で、実はそこにはムーミンの家の実物大があるという噂。
しかも、ちゃらいコンクリートの半端なもんじゃなく、ちゃんと木で出来た、ちょっと建築的に面白いものらしい。
これは、実際見てみるしかないなってことで行って参りました。
吉祥寺から車で約1時間半くらい。
狭山茶で有名な狭山を抜け、森や川が雰囲気のある飯能へ。
あけぼの子どもの森公園は、その川と山に囲まれた、日当たりのいい好立地にありました。
車をパーキングに入れると、もう子供子供のオンパレード。
ただ、体育館やホッケーのコートなんかもあって、市民体育センターといった感じ。
その中の見上げる森の麓に、目指すムーミン村が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/ad/c6b354cd3557caa7bcd7ac4d63d08b26.jpg)
五月晴れの綺麗な風の中にこんもり茂る、見上げると迫ってくるような森の緑が圧巻。
北欧というと違うかもしれないけど、森の住人の家がありそうな雰囲気である。
ちょっと、初めてみたら笑っちゃう位、イメージ通りのムーミンの家が現れる。
漆喰の様な素材の、丸い壁と、緑化されたキノコみたいな屋根。
周りに小さな階段と、煙突もあって、ムーミン居そう!って感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/3c/8a96ba733e7deb13f3612dc2728a0dd7.jpg)
谷間には、山から小川がひかれていて、ムーミン村を抜けて行く。
そこ、ここに、スナフキンとかミーが顔を出しそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/32/8d586c82c88afa0cd1aae5973f6d2092.jpg)
ムーミンの家の中には、大人も入れて、ちゃんと家になっていた。
地上3階位、地下1階。地下は、直接外部にも出れて、出たらすぐに小川になってる。
まあ、1階が二つある感じ。子供が水遊びに興じる。
上は、キッチンや、暖炉のあるリビング、あと、小さなベッドや小さな読書室、更には、小さな隠し部屋みたいなのもある。
壁は左官仕上、土の塗り壁風。構造は木造な感じ。天井なども全て木組で美しい。
窓は全て異形の木枠窓で、可愛い真鍮の把手なんかも付いてて、機能的。
サンタフェとガウディが一緒になったみたいな雰囲気である。
子供ダマしっぽさはまるで無く、かなり本気の建築物である。
ただ、子供は大はしゃぎ。子供だけが通れる感じのドアや通路もあって、さながら迷宮。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/e7/80a79804a090945cfbe499187fd7cd94.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/6b/1b559f06746e83e7135f9f9c57f5652c.jpg)
村には、幾つかの建物があって、ムーミンの家と、事務所やホールのある椎茸みたいな家、それから、トーベヤンソンの紹介施設の森の家。全て、個性的で、建築的にみても非常に魅力的。
ムーミンの家の屋上緑化や、椎茸の家の窓なんかを見てると、藤森照信氏の縄文式建築を彷彿とさせる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/7d/b582fad57c09d99a1f742658339fc0db.jpg)
しいたけみたいな家。一階と二階からアクセス出来、下が事務所やトイレ、二階がホールになってる。巨大な木のドアが素敵すぎ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/27/b5aa655a61d0a8888d5c77531fcafdc1.jpg)
しいたけホールの内部。天然木の木肌が綺麗。梁の裏っかわも漆喰みたいな仕上。土足厳禁で、子供の工作室みたいになってる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/46/525a00043a7dfa4000275a937ee96673.jpg)
しいたけの笠部分のような屋根がずっと延びて、野外のレストスペースになってる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/dd/8d60441125d633bc5767742a5de4018f.jpg)
屋根瓦部はスレート(?)を鱗型にくりぬいた物を使用しているみたい。手間もの。屋根にのぼっちゃダメの柵。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/76/87dcdd21d8182ebf810d8526179ca6e3.jpg)
森の家。トーベヤンソンの紹介施設。丸太が外壁。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/c4/a81b6ffef56321918e4f46b3cffa7da5.jpg)
森の家内部。見上げは木造の綺麗な天井。トップライトが効いている。
思いがけず、非常に楽しかった。
これは、子供も大人も建築家も楽しめる、非常にクォリティーの高いものであった。
しかも、無料で、さわやかな自然の風を満喫しつつ。
都心からも、そう遠くはないので、また子供でも出来た日にゃ来たいなと思う素敵な施設でした。
因に、山の森の中も散策出来て、夏は特に涼しげで良さそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/a1/7f7304a3be40ea6b7982268ab588d948.jpg)
http://www.city.hanno.saitama.jp/akebono/index.html
で、実はそこにはムーミンの家の実物大があるという噂。
しかも、ちゃらいコンクリートの半端なもんじゃなく、ちゃんと木で出来た、ちょっと建築的に面白いものらしい。
これは、実際見てみるしかないなってことで行って参りました。
吉祥寺から車で約1時間半くらい。
狭山茶で有名な狭山を抜け、森や川が雰囲気のある飯能へ。
あけぼの子どもの森公園は、その川と山に囲まれた、日当たりのいい好立地にありました。
車をパーキングに入れると、もう子供子供のオンパレード。
ただ、体育館やホッケーのコートなんかもあって、市民体育センターといった感じ。
その中の見上げる森の麓に、目指すムーミン村が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/ad/c6b354cd3557caa7bcd7ac4d63d08b26.jpg)
五月晴れの綺麗な風の中にこんもり茂る、見上げると迫ってくるような森の緑が圧巻。
北欧というと違うかもしれないけど、森の住人の家がありそうな雰囲気である。
ちょっと、初めてみたら笑っちゃう位、イメージ通りのムーミンの家が現れる。
漆喰の様な素材の、丸い壁と、緑化されたキノコみたいな屋根。
周りに小さな階段と、煙突もあって、ムーミン居そう!って感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/3c/8a96ba733e7deb13f3612dc2728a0dd7.jpg)
谷間には、山から小川がひかれていて、ムーミン村を抜けて行く。
そこ、ここに、スナフキンとかミーが顔を出しそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/32/8d586c82c88afa0cd1aae5973f6d2092.jpg)
ムーミンの家の中には、大人も入れて、ちゃんと家になっていた。
地上3階位、地下1階。地下は、直接外部にも出れて、出たらすぐに小川になってる。
まあ、1階が二つある感じ。子供が水遊びに興じる。
上は、キッチンや、暖炉のあるリビング、あと、小さなベッドや小さな読書室、更には、小さな隠し部屋みたいなのもある。
壁は左官仕上、土の塗り壁風。構造は木造な感じ。天井なども全て木組で美しい。
窓は全て異形の木枠窓で、可愛い真鍮の把手なんかも付いてて、機能的。
サンタフェとガウディが一緒になったみたいな雰囲気である。
子供ダマしっぽさはまるで無く、かなり本気の建築物である。
ただ、子供は大はしゃぎ。子供だけが通れる感じのドアや通路もあって、さながら迷宮。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/e7/80a79804a090945cfbe499187fd7cd94.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/6b/1b559f06746e83e7135f9f9c57f5652c.jpg)
村には、幾つかの建物があって、ムーミンの家と、事務所やホールのある椎茸みたいな家、それから、トーベヤンソンの紹介施設の森の家。全て、個性的で、建築的にみても非常に魅力的。
ムーミンの家の屋上緑化や、椎茸の家の窓なんかを見てると、藤森照信氏の縄文式建築を彷彿とさせる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/7d/b582fad57c09d99a1f742658339fc0db.jpg)
しいたけみたいな家。一階と二階からアクセス出来、下が事務所やトイレ、二階がホールになってる。巨大な木のドアが素敵すぎ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/27/b5aa655a61d0a8888d5c77531fcafdc1.jpg)
しいたけホールの内部。天然木の木肌が綺麗。梁の裏っかわも漆喰みたいな仕上。土足厳禁で、子供の工作室みたいになってる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/46/525a00043a7dfa4000275a937ee96673.jpg)
しいたけの笠部分のような屋根がずっと延びて、野外のレストスペースになってる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/dd/8d60441125d633bc5767742a5de4018f.jpg)
屋根瓦部はスレート(?)を鱗型にくりぬいた物を使用しているみたい。手間もの。屋根にのぼっちゃダメの柵。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/76/87dcdd21d8182ebf810d8526179ca6e3.jpg)
森の家。トーベヤンソンの紹介施設。丸太が外壁。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/c4/a81b6ffef56321918e4f46b3cffa7da5.jpg)
森の家内部。見上げは木造の綺麗な天井。トップライトが効いている。
思いがけず、非常に楽しかった。
これは、子供も大人も建築家も楽しめる、非常にクォリティーの高いものであった。
しかも、無料で、さわやかな自然の風を満喫しつつ。
都心からも、そう遠くはないので、また子供でも出来た日にゃ来たいなと思う素敵な施設でした。
因に、山の森の中も散策出来て、夏は特に涼しげで良さそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/a1/7f7304a3be40ea6b7982268ab588d948.jpg)
http://www.city.hanno.saitama.jp/akebono/index.html