カクテル。(さー長いぞ~!)

2006-12-10 02:11:04 | Shop

もうずいぶん前に止めてしまっていた。

おいしいイタリアンのお店を探したり、リーフの紅茶がポットで(しかもミルクはバカにしたような小さな容器じゃなくて、たっぷりサイズのミルクポットで添えられて)出される紅茶屋を探したり、ちゃんとドライなマティーニとギムレットを作れるバーテンがいるお店をチェックしたり。

その頃の牛ときたら、キレイなだけの甘ったるいカクテルなんていらない、甘いジンジャーエールならメニューに甘いって書いとけよ、という調子だったから(今もだな;)、当時お付き合いしていた男子と仙台中のカクテルを出す店に行っては、さんざん飲み倒して(そいつも酒強かったので)二人で行くわりに雰囲気も何もあったもんじゃない、って具合だった。
ペペロンチーノがさっぱり辛くなくて2度と行かなかったり、雰囲気はいいのに激甘のギムレットを出されて幻滅したり、当然のことながら失敗も成功もハズレも当たりも、さんざん時間とお金を費やしてそれなりに楽しかった。

それでも、大好きだったお店が無くなったり、経営者が変わったりしていくうちに、「牛にとっての本当の」ギムレットはあの時の1杯だけだったのだなと思うようになって、それからは甘いカクテルを甘んじて飲むようになった。
それはそれとしての味、を、味わえるように。

今じゃ月に数回、近所の串焼屋で安心して食べられる料理とお酒をいただいてすっかり満足しちゃってる。
丸くなったとか落ち着いてきたとかもう若くないんだしとか、偶に何かすると、相変わらずとかそろそろ落ち着けよとかいい加減大人になれとか、愛する友人達よ、勝手に言ってくれたまえw 確かに自分でも、隠居風情にびっくりしてみたり、年を経るごとに大人げなくなってくような気がしてるし。

で。
先日金曜日、wolf夫妻、Vieさん、Naoちゃん、kimと共に行った飲みは「プレ忘年会」だったらしいんですがw
咳がとまらず、体調を考えて飲み過ぎない事にしていた牛は、1件目の1杯目に苦し紛れで頼んだ「カルピスハイ」によって、脳内で「何故にコレを頼んでしまったのか!」と自分を相手に怒り狂い始めていたのでした。
「普通に飲め!飲んでしまえ!!」「えー、明日病院行くって言ってたじゃん」…狂牛病の黒牛と神の使いの白牛が、心の中で口論。
結果、牛のホルスタイン柄は、黒い部分がちょっと多いみたいで。

実は1件目を出る時点で、Vieさんの一言「これで解散?」を聞く前から、ここで解散なら1人でもう1件行ってやろうと思っていたのですよ。
しかし牛が「1人で行くもう1件」のお店は、結構な出費を覚悟しなければいけない所。
それでVieさんの言葉をきいた時、ふと思いたったんです。St.Elmo's Barだ、と。
ちょうど良い事に、ちょっと前から一緒に行こうと話していたNaoちゃんもいるし。
あそこならそれほど高くないはず。

牛:「Naoちゃん、Elmo'sBarはいつ行く?」
Nao:「今日でもいいよ!」

まさに予定調和な会話です。
まるでアレですよ。
「♪ばばんばばんばんばん」「歯みがけよ!」とか、
「この印籠が目に入らぬか!」「はは~っ!」とか、
「ファイトぉ~っ!」「いっぱーつ!」とかみたいです。
かくして一同は、仙台は広瀬通沿いにある「St.Elmo's Bar」へ。

St.Elmo's Bar、もう何年前だろうか。10年位前だな、最初に行ったのは。
その頃は、店内はすごく落ち着いた雰囲気で、照明も落としてあって、カクテルの味はそれなりにおいしかった。
何度か通って、その何年か後に行ったときには、店内は少し明るくなっててバドガが居たんだった。その頃、ダーツが置かれてたのを覚えてる。
はてさて、変わってるかな…?
Elmosbar02
…む、むちゃくちゃ変わってる;
店内明るいっ。でかいディスプレイがあってサッカーの試合かなんやってて…やっぱダーツはあるんだな。
いわゆるスポーツバーってヤツになったんだそうで。
そりゃそうだろうなぁ。時代と共に変わっていくのは必然なんだろうか。
あのままで在って欲しかったような、これはこれで良いような。

けど、これで良かったんだな。
このメンツで来たのも正解。
近頃、「以前はこうだった」「昔は違った」とかの、言いたくも無い言葉が口をついて出る事が多くて、いちばん最悪な「あの頃は良かった」を言ってしまったら、牛はきっとぺデストリアンデッキからダイブするか修行の旅に出るかせにゃならんと思ってたんだけど、みんなと一緒にワイワイと話すなら、こういう雰囲気でいい。
Elmosbar03_1カクテルも、牛が本当に飲みたいものは無かったし、決して最高においしくはなかったけど、マティーニにはちゃんと宝物のオリーヴが入ってて、Vieさんがお約束的に絡んでくれたり(笑)、甘くてキレイなフローズンチャイナブルーだって楽しめた。
無作為に交差する会話が心地よくて、調子にのって勝手な事しゃべりまくって、みんなでキャメルのキャンペーンガールと一緒にダーツやったり、食べ放題のポップコーンなんていくつお代わりしたことか。
Elmosbar01
楽しかったぁ。楽しかったよホント、ひさしぶりに。

レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説によれば、「本当のギムレット」は甘いんだそうです。
それでもやっぱり甘くないギムレットが飲みたいので、よかったらまた牛と一緒に飲みに行ってください。

そしてやっぱり無かったら、しょうがないので次も連れて行ってくださいよ。


温まる。

2006-12-06 21:58:06 | Tools

勝山純正たまご酒を1本飲み、しょうが湯で温まり、未だ止まらぬ謎の咳。

同僚からは「肺にカビ生えてんじゃないの?」「肺にキノコ生える病気もあるらしいよ」「多剤耐性結核もあるらしいし」などなどの温かい労わりの言葉を頂いた。

… ア リ ガ ト な !。ヽ(`Д´)/

そうねぇ、土曜日までに止まらなかったら病院行くわ。
呼吸器系の疾患はものすごっく久しぶりだから、どんな薬処方されるのか今から楽しみだ。やっぱムコダインとソランタールだろうか。どうせ時間さいて行くんだから胸部レントゲンもお願いしたいんだけど。
今どきは「ジェネリック薬でお願いします」とかいう人が多いんだろうけど、「先発薬でお願いします」とか「○ーザイブランドで統一してください」とか言ったら処方してもらえるんだろうか。
あ、近所の内科は院内処方だった気がする…;

ま、ただの気管支炎だと思うんだけど。

ところで。
最近土日のたびに通い詰めの乗馬クラブ。
ここには薪ストーブがあるのですよ。
Darumastove
いわゆる「だるまストーブ」っていうヤツでしょうか。
牛が小学生の頃には、既に学校でも石油ストーブだったのでなじみがあるわけではないんですが、存在だけは知ってましたからね。
牛が馬に乗り始めると、ヘタクソ故に時間も忘れて乗り続けるもんだから、気づくと日は傾いて、手も冷え切ってるわけですよ。(牛が寒いとかより、むしろ馬ゴメン。)
ありゃりゃまたやっちまったよ、と思って戻ると、ストーブには薪がくべられて、それが温かいのなんのって。
Darumastove2
手をかざして温まっていると、ついつい離れ難くて長居してしまいます。
いいなぁ。でも今の住宅にはやっぱり向いているとは言えないんだろうなぁ。灯油燃やすなら二酸化炭素排出するのは一緒なんだけどなぁ。
さすがにウチのアパートには置けないしなぁ。
こういうのを持てる環境ってちょっとうらやましい。
牛、宝くじ当たったら、だるまストーブを置く為だけに蔵王あたりに別荘でも買おうかね。いやいや鳴子がいいかな。
…当たったらね。

火の始末は自分が気をつければいいんですが、いかんせん寒い冬の朝が苦手な牛としては、「タイマー付き薪ストーブ」を開発して欲しいものです。
ロジックとしては、「朝の目覚まし時計が鳴ると同時に驚いた牛猫どみっさんがスイッチに触れると紐が引かれて、水槽に魚のエサが落ち、トースターがONになり、フライパンで目玉焼きが焼かれ、障子が開いて太陽光が虫眼鏡で集められ薪に火が付く」っていうようなアナログかつクラシックなお約束メカで。

…あ、どみっさんは目覚まし鳴っても(牛と同じく)寝続けるんだった。


たまご酒!たまご酒!

2006-12-04 23:03:00 | うまいもの

なんだか煮え切らないような変な咳が出続けて数週間。
午前中、必ず頭が痛かったり、気管支がゼイゼイしたり熱っぽくなったり。
風邪にしては地味なような気もするが、ここはひとつ。Tamagosake
勝山のたまご酒、お燗中。
勝山のお酒はそれほど好きではないんだけど、コレだけは毎年欠かせないのだ。
冬場は近所のコンビニやスーパーで手に入るんだけど、今年はまだ見かけないため、街中の某味噌屋にて購入。

仙台市民の誇りとして後世に残すべし。


飯。…飯。

2006-12-02 21:06:35 | うまいもの

「北極点」にて。

お酒は飲めないのでグレープフルーツジュースで。
アミューズはトマトのムースだった。

飯。…飯。
オードブルにサンマとナスのテリーヌ。
この後に大根のグリルエビのフリッター添え、サツマイモのスープ、パン、まいたけご飯。

飯。…飯。
魚:スズキのテリーヌ。
この後、
肉:牛ホホ肉の赤ワイン煮。

飯。…飯。
食後はティールームへ移動して紅茶を。
イチジクのタルト、ごまのクッキー、マンゴーソースのコンポート。
飯。…飯。
とどめにサービスのケーキ。

…何よりも、今日のウェイトレスのサービスは非常に好感が持てた。
うん、接客とはそういうことさ。
年齢は明らかに牛より上のかた。だけど押し付けがましくない。
ソフトでナチュラルでチャーミング。
彼女の経験の為せる技なのであろう。
心から感謝とリスペクト。

送迎運転手役は決して苦にならない。
スポンサーは大切にすべし。

インプレッサwへのご褒美?

…ミシュランのスタッドレスタイヤをw