もものけ日記

桃とスモモの栽培に明け暮れる農家の嫁のつぶやきブログ。

親の愛

2009-06-07 22:19:18 | 感じるまま

予報どおり一日晴天で、暑い中「浅間白桃」の実を落とし続けました。

夕方近くになると、腕も重く、頭もボーっとしてきます。(いつもボーっとしてますが・・・)
指先も痛い。 PM6:00に「夕焼け小焼け」のメロディーが流れるます。
おてて繋いで帰る相手はいませんが・・・(^-^; (いつも単独行動ですから)

女衆は休む間もなく食事の準備です。男衆は?と言えば・・・
帰るとすぐテレビの前に座り込み、夕食が出来るのを待っています。

農家の生活パターンは、何処の家でも同じようなものです。
奥さん達が集まると「男の人はいいじゃんね。何もしなくても食べれるだから・・・」
そんな愚痴もついこぼれます。確かに・・・農家の主婦は割が合わない・・・?
「共稼ぎと同じでしょ!」お勤めなさっている奥様はきっとそうおっしゃいますよね。

でも・・・一日中同じように仕事をして、「3度の飯」を作るのは正直キツイですよ。
仕事から帰ったら食事が出来てる、たまにはそんな生活をしてみたい・・・

今日のタイトルは「愛」でした。「グチ」ではありません・・・

桃の枝に鳩が巣を作っていました。実を落とそうとして気がついたのです。
近くに行っても、逃げる様子もありません。
ジッとこちらを見つめて動こうともしないので、カメラを近づけてみました。
怪しい物体に怯えたのか?羽を広げて威嚇した後飛び立ちました。

飛び立った後の巣には卵がありました。この卵を守っていたのです。
「怪しい敵から子供を守らなければ!」その一念で恐怖に耐えていたのでしょう。

可哀想なことをしてしまいました・・・その後も心配そうに木の上を飛んでいます。
その間に巣の近くの枝の摘果を済ませて、離れて見守ることにしました。

数分たって大丈夫だと思ったのか、巣に戻って卵を温め始めたのです。

親の愛の大きさに感動した出来事でした。理屈抜きの母性愛ですね。

守る母鳩  

大事な卵  

わが身に置き換えて考えてみました。言葉が手段で無い頃の親子の絆は深かった。
無償の愛で幼子を抱きしめ、幼子はは全てを親にゆだねて生きていました。
確かに「愛」だけで過ごした月日です。言葉ではなく想いで向き合いました。

言葉で付き合うようになってから「愛」を上手く伝えられない親になってしまった?
それどころか気づかぬうちに傷つけてしまっていたり、見えなくなってしまったり。

高いところで遠くを見やりながら、少し落ち込んだ夕暮れでした。

久しぶりの夕焼けは綺麗でした、今夜は月が出ています。



 

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快晴なり

2009-06-07 08:29:22 | 大菩薩の風景

朝から陽射しが燦々と降り注いでいます。

予報どおり、今日は真夏日になりそうです。
青い空と爽やかな緑に包まれた、素晴らしい環境の中で過ごせるのです。

都会の皆様は、渋滞を覚悟して癒さしを求めてお出掛けになります。

いつでも自然の癒しを受けている幸せを、忘れないように・・・(^-^?
洗濯機もフル稼働、物干し場は満杯です。今日は気持ちよく乾くことでしょう。

では、私も気持ちよく働いてきます。暑そう・・・

 

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