【故郷忘じがたく候】 司馬遼太郎 著 文春文庫
これは先月 鹿児島旅行で 沈壽官工房を訪ねた際に買ったもの
短編小説 3篇 (書店じゃないから表紙だけ見て長編かと思った)【故郷忘じがたく候】は薩摩焼 沈壽官の物語です。
司馬遼太郎氏と14代沈壽官氏との面談の様子は この資料館の多くの写真の中にもありました。
島津家は陶工たちを優遇し、士分に取り立てその芸術的所産には、薩摩の国名を冠し、爾来明治維新までの二百数十年間、島津家の庇護を受けながら陶技を磨き続けた・・・以後略
でも・・・この本の中であらためて知りました。
大切にされたことしか知らなかった・・・でも 差別やいじめにあったことも書いてありました。
日本に帰ってくる薩摩郡の船に重さが足りず 水を入れる代わりに 拉致してきた…という説があること
【胡桃に酒】 これはちょっと・・・・ 昔 細川ガラシャ夫人の本も読んだし細川忠興も好きだった・・
忠興は ガラシャに見惚れていた庭師を惨殺したけど 観ていたガラシャは反応なし・・・【胡桃に酒】は 忠興の度を越した嫉妬深い部分が強調されています。
【一橋桐子(76)の犯罪日記】原田ひ香著 徳間文庫 友人からの📦でした。
こちらは スイスイ進みますよ。3か月前の私と同じ 77歳の誕生日を前に 失業・(退職)その後の生活をどうするか
桐子さんは 刑務所に入るのが一番いいと思いつく 衣食住保証され 介護だって受けられる そこで色んな犯罪を企てます。
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