浦上天主堂に行ったのは長崎で用事が終わり、ちょっと帰るには早すぎたので寄ったものです。 連れは妹です。 かの平和記念公園の近くです。
この写真、加工とかしてないんですよ。。絵葉書みたいでしょ?
静かで人もいなかったからゆっくり散策しました。【聖者たちの石像 原爆によって破壊された聖者の石像】です。
ザビエルが鹿児島に上陸したこと 宣教師アルメイダが長崎で宣教を開始した・・
私はいつも 小説を読んだらその舞台に行きたくなると書いていますが ここは 帚木蓬生著 【守教】に出てきます。
天主堂の右側側面 1月16日ですが雪が残っていました。 ステンドグラスを外側からと思ったけど・・・無理でした。
中に入ります。入館料は無料ですが献金箱があったからお邪魔させて頂くお礼を入れました。 館内は敬虔なクリスチャンの祈りの場ですから 撮影禁止です。
信者でなくてもなんだか神妙な気になります。 ステンドグラス これはポストカードです。
浦上天主堂の案内板です。 文章部分を拡大しました。
案内板の 青銅入り口両脇の像 です。 【悲しみの聖母】像 です。
【使徒聖ヨハネ】像です。
裏の方にひっそりと・・・・ 【ルドビコ茨木の像】 西坂で殉教した26聖人の中の1人で最年少の12歳だった(栞より)
26聖人は 長崎市 大浦天主堂が その殉教者たちの教会だそうです。
帚木蓬生著 【守教】 上巻は宣教師の会話がひらがなばかりなのが気になって読みづらかったけど下巻は 涙なしには読まれません。
今まで考えたことなかったけど キリシタン禁教は260年も続いたんですね。
ルドビコ茨木の像 西坂の丘で殉教した26聖人の1人です。
正面の左側 こちらには雪は残っていませんでした。
その向かい側の茂みの中
【天使の像】 微笑みかける天使の像。破壊を免れた像は天主堂の外壁や石垣を飾っている。(栞より)
聖堂の前 天使の像の真後ろの十字架の石塔 は信仰の礎碑
私たちは クリスチャンではいけれど 小説で読んだキリシタンへの弾圧・迫害 に 胸が痛みました。
拷問石 流配地で浦上信徒は改宗を迫られ、過酷な責め苦を受けた。萩藩での寒中、庭の踏み石に正座させられ、説諭・拷問に耐え信仰を守り通した(後略栞より)
小説の舞台・・・・ 福岡県大刀洗町 今村カトリック教会 に行った時の事です。