国指定重要文化財 【芦屋霰地真形釜】(あしやあられぢしんなりがま)です。
全国で八点しかない重文指定の芦屋釜のうちの一つです。(芦屋釜の里の図録からのコピーです。)
4月に ここでお知らせしたところ、ブログ友のピースオレンジさんが遠くから来て下さった事を記事で知りました。ありがとうございます。
途中、緊急事態宣言されて閉館していた為 問い合わせたところ7月14日まで延期されます。
但し展示物は一部変更があるかもしれないそうです。6月25日に行きました。入館料200円、長屋門です。
ケース越しに後ろに見えているのは撮影禁止です、住友コレクション等 目の保養になりますよ。
- 重要文化財芦屋霰地真形釜(室町時代、15世紀)
- 古天明姥口釜(室町後期~室町末、16世紀)
- 老松菊地紋蒲団釜(江戸初期、17世紀初)
- 宗和好袋形菊釣釜(江戸前期、17世紀前半) ほか
今年度 町政130周年の記念に2億7500万円で購入と新聞にも載っていました。生まれ故郷に帰ってきたのですね。【芦屋霰地真形釜】です。
鐶付きの造形 上の写真では無理ですね。パンフレットのコピーです。
鋳物師の作品として梵鐘もあり、これは撞くことが出来ます。 全部撞いてみました。耳を澄ますと 余韻がず―っと続いています。
展示室を出て立礼席のお茶室の横 水琴窟があります。 これも下の石に水をかけたら 涼しげで美しい音がこだましました。
ここは芦屋釜復興工房です。 中には入れませんので 開け放たれた窓から見ています。
ちょっと休憩 お抹茶を頂きます。茶花って 余分なものが無くて いいですね。 どれも分からなかったから聞きました。
細いのは糸ススキ 黄色の花は歌仙草(カセンソウ) 青紫の花は人参木(ニンジンボク)樹の花だそうですよ。
お菓子は なでしこ と 観世水(カンゼスイ) お抹茶も久しぶりで 美味しかったです。
窓の外に もう少し早かったら真っ白い大きなテッセンが、ずら―っと咲くのですが・・・ 5月頃かな?
それでも 沙羅(夏椿)が 一輪咲いていました。
係の方が 【私の花畑】といって バックヤード? を見せてくださいました。このミズヒキの奥ですが 写真は遠慮します。
蛍草 カワラナデシコ フジバカマ などが育っていました。 お庭や茶室については またご紹介したいと思います。
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