長いこと石橋探訪ができませんので過去記事の中から拾いました。 好きな石橋シリーズは過去にも書きましたので、今回は湖底の石橋です。
長崎県高部ダムに沈んでいる石橋です。2006年3月19日に行われた、見学会の新聞記事を見て行ったものです。以下 過去記事
2006年3月21日
入れるかどうかも分からないけど居ても立ってもいられず 朝一番の高速バスで行きました。
一般公開は19日1回きりで 入れません。工事中でしたので上の道路から、高所恐怖症も忘れてダムの底を見下ろしています。
江戸末期に架けられたとみられ7年前に貯水池着工のため水没、今はダムの改築工事のため見えます。
長さ約13m 幅約2.5m 橋上の土かぶりは水没中に流され現在は骨格の石組みだけが残っている。(新聞記事)
近日中にまた水没する まるで水中花のようにダムの底で ひっそりと横たわっていくんだ。川なら流失もするけど池だから ・・・・・・。 「いったいどっちがいいの?」と聞きたいくらい色々考える。
次にご紹介するのは 佐賀県富士町 何度も 感傷的 感情的に 愚痴った鷹ノ羽橋に
2009年10月13日
niemonさんから連絡がありました。4日の日曜日に入れたって。。11日、日曜日 念願の鷹ノ羽橋に会いに行きました。
道路から手前の工事中のダムです。ここから1kmくらいかな?

あぁ。。銀河大橋が見えました。ダムの為に架けられました。 橋脚を挟んで両側に見えているのが 鷹ノ羽橋です。

(中略)
工事中の門やバリケードの隙間から入りました。野暮な橋 との距離が近いから 正面が撮れません。
niemonさんは左岸から下りられるって仰ったけど・・・ ゴム長は持って行ったけど、友の冷たい視線。
少し 降りました。 ここなら高欄もみえます。

(親柱 要石 他 中略)
私の心に焼き付けて・・・ 全景です・・ 見納めです。 もうすぐダムの底です。

一緒に湖底に沈む昭安橋ですが、これも見納めです。

次にご紹介するのは 石橋ではないけど 水位が下がったダムから 見えてきた川と橋です。
2007年7月1日
昨日も雨は降りません。新聞では行橋市が減圧給水をしているとのことです。行橋市と京都群苅田町の水瓶である油木ダムは6月20日の時点で水位が21m下がっているそうです。その後も降っていません。そんな中 申し訳ないんですが、湖底に沈んだ橋が姿を現している写真をみて行って見ました。油木ダム 昭和40年に着工して47年に完工、右側が下流 左側が上流です。
水位の下がった上流 (割愛) 中略
やっとみつけました。湖底の橋で写真を撮っておられます。道路の橋の上から大きな声で どこからおりるんですか~~ と聞くと お二人が手で合図してくださいました。

たどり着きました。ひどい状態です。

おくやま川 橋の名前は 梅金橋 です。
最後にご紹介するのは 大分県 田代橋 です。
2007年5月11日
北九州都市高速で長野まで、空港方面から湾岸バイパス、10号線、椎田バイパス 10号線から宇佐別府道路を経て 大分自動車道、米良インターで降りて10号線南下 犬飼から326号線 とても長い時間をかけて 待望の「田代橋」に会えました。新田代橋に着いた時、走りました。そこからみえた風景。震えました。
ダムから顔を出した田代橋です。
ご紹介した 5つの橋たちは今も静かに湖底にいます。今日は十五夜 湖底じゃなかったら似合う筈です。
追記
19時05分 ベランダから撮った十五夜の月です。
いらっしゃいませ 今日はコメント欄を開けています。