観劇☆備忘録

ミュージカル大好き!

「レ・ミゼラブル」マリウス編

2007年07月06日 | レ・ミゼラブル
全てのマリウスファンの方ごめんなさい。
かなり好き勝手書いてます。
どうか広い心でご覧下さい。

           


泉見マリウス、藤岡マリウス、y山崎マリウス、6月で小西マリウス以外の全てマリウスを観ました。


で‥一番好きなマリウスは‥。

泉見マリウスと岡田マリウス


って、岡田マリウスは今回出てないでしょうが

確かに‥。

でもまあ旦那、聞きなせえ。


岡田マリウスはいかにも優等生
エポニーヌにちょっと偏見を持っていたり、バルジャンの過去にドン引きしたり、ちょっとお堅い坊ちゃん。
堅物マリウスそのもの。

そんな彼が自分の為に命を捨てたエポニーヌの死に涙し。
バルジャンが命がけで自分を助けてくれた事を知り、「愚かな僕許して」と心から詫びて成長していく。
歌詞に忠実、それが岡田マリウス。


逆に泉見マリウスは、エポニーヌ対する偏見は最初から薄いし。
バルジャンの過去もしっかり受け止め、硬い握手と包容を交わす。
結婚式でのテナルディエの扱いもお見事で、少し世慣れた感じ。

懐も広そうで、全然堅物に見えない(笑)

でも何故か違和感がない。(「愚かな僕許して」が浮いちゃうのはご愛嬌/笑)


歌詞とは異なるのに何故か許せて、岡田マリウスとは違う魅力を引き出す事に成功している。
青パンフに書かれていた「この悲劇の中で"一筋の希望の光"でありたい」という思いが伝わってくる暑い‥じゃなかった熱いマリウス。

どちらも魅力的で大好き


そう思うと、藤岡マリウスと山崎マリウスは、ややインパクトが・・・

もちろん、お二人とも若いし歌も上手い!
充分期待できる方達です

だから「これが俺(僕)のマリウスだ!」という青パンフに書かれていたような全体を通しての主張がもっとハッキリすれば、更に素晴らしいマリウスになると思うのです。

何にも分かってない奴が生意気言ってすみません
中堅どころと若手を比べて、どうこう言うつもりは無いのです

経験を積んだマリウスはどんどん素晴らしくなっているし、若いマリウス達は期待できそうで嬉しいなぁと。


藤岡マリウスは去年の名古屋の最後に一度観たのですが、その時はコゼットの家の柵を凄い勢いで乗り越えていて、元気で若いと新鮮でした

今回は以前より落ち着いていて、すっかりお兄さんになった感じがします


山崎マリウスはまだ始まって間も無いのに落ち着いていて演技も細かく、かなり舞台向きの性質を持っておられますね

お二人が、またこの公演で経験を積んでどんな成長をしていくのかとっても楽しみです