MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

ディスカバー・ビートルズII 34 2023new mix 対 UKオリジナル版~

2023-11-26 19:56:18 | 音楽夜話(音楽一般)
ディスカバー・ビートルズII


アルバム研究月間その4~2023new mix 対 UKオリジナル版~/和田唱、
【I LOVE BEATLES】桜井和寿(ミュージシャン)


「ディスカバー・ビートルズⅡ」11月はアルバム研究月間と題して、
毎回特に気になるアルバムをピックアップし徹底検証する。
第34回となる今回は新曲と同時に発表されたベスト盤の赤盤に注目し、
新しいミックスとオリジナルとを比較検証する。
I LOVE BEATLESのゲストは、Mr.Childrenの桜井和寿。


アルバム研究月間その4 〜2023new mix 対 UKオリジナル版


デミックス。赤盤。青盤。
「好き嫌いに正解はない」




If I Needed Someone(恋をするなら)(2023Mix)(2分21秒)
<Apple UICY-16200~1>
ヴォーカルが綺麗に聞こえる。上の方もしっかり聞こえる。一つ一つ音が立って聞こえ
クリアと言えばクリア。


I Saw Her Standing There(2023Mix)(1分35秒)
<Apple UICY-16200~1>
分離がいい感じがする。ポールのVoの音像がはっきり聞こえる。
ギターの一つ一つの音が拾えたりする。


I Saw Her Standing There(UK MONO)2ndPress(1分35秒)
<PARLOPHONE PMC 1201>
安心して聴いてられる。




She Loves You(2023Mix)(1分14秒)
<Apple UICY-16200~1>
聴きやすい感じがする。


She Loves You(UK MONO)(1分14秒)
<PARLOPHONE R 5055>シングル盤。
ナロウな感じ、AMラジオを聴くような感じ。時代を感じられる。


This Boy(UK MONO)(1分30秒)
<PARLOPHONE R 5-84>
オリジナル感がある。




This Boy(2023Mix)(1分30秒)
<Apple UICY-16200~1>
楽器がはっきり聞こえる。サイドギターの
カッティングが整っている。
サビのコーラスがまとまっているなど。
綺麗なリミックス。


A Hard Day's Night(UK MONO)(1分26秒)
<PARLOPHONE PMC 1230>
エネルギー感がある。オリジナルの強み。


A Hard Day's Night(2023Mix)(1分26秒)
<Apple UICY-16200~1>
綺麗にセットアップされた曲になっている。周りのバリが取り除かれてる感じ。


Yesterday(2023Mix)(2分3秒)
<Apple UICY-16200~1>
「WHY SHE」問題。Bメロのコードが違って聞こえる。
Bsus4に聞こえるのが、F#mに聞こえる。ニューミックス。
オリジナルに戻ってきこえる。ギターも綺麗に鳴った。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


アイ・ラブ・ビートルズ2
ミスター・チルドレン。桜井氏
ビートルズをきちんと聞いたことがない人。


Eleanor Rigby(UK MONO)(2分4秒)
<PARLOPHONE PMC 7009>


ビートルズなのに、バンドの音がない。
弦楽合奏。音楽は自由。そういう曲が
あってもいいという価値観。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


聴きこみすぎて気付く。和田氏。


「一人ぼっちのあいつ」リンゴのスネアのノリが
少し後ろのり。に聞こえる。
オリジナルはジャストで打っているが・・・。


オリジナルがミスっぽく聞こえ味になっている。
「ノルウェイの森」の間奏部分のベース。
ミックスは、普通のベースラインに綺麗に鳴っている。


In My Life(2023Mix)(2分26秒)
<Apple UICY-16200~1>


エレキのバックの音量がリミックスでは上がって少し
壮大に聞こえる。


ファンの意見も色々あるだろうけれど、
和田氏のものはそういう意見もあるという事。
ミュージシャンサイドの見方もあるだろうけれど、
面白い考察もある。
普通のリスナーはそういう事あまり気づかず、
音良くなったじゃんという意見ですんでしまう。
温故知新もあると面白いというある意味マニアックな番組。


11/25 音楽の泉 モーツァルトのクラリネット協奏曲 ザビーネ・マイヤー

2023-11-26 19:52:02 | 音楽夜話(クラシック)
11/25 音楽の泉 モーツァルトのクラリネット協奏曲


クラリネット協奏曲 イ長調 K.622


ザビーネ・マイアー (バセットクラリネット)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(管弦楽)
クラウディオ・アバド(指揮)
(26分27秒)<ワーナーミュージック WPCS23209>


モーツァルティアンの踏み絵。「クラリネット協奏曲」と
「クラリネット五重奏曲」ではどちらがお好きですか・・・。
モーツァルティアンにとっては愚問。


ザビーネ・マイヤーはカラヤン時代ベルリン・フィルに入団
出来なかったけれど、それが功を奏して有名になりソリスト
として大成した。楽団のアンサンブルより、ソリストの
ベクトルを持っていた人だったようだ。
カラヤンより楽団のメンバーの耳の方が確かだったのかは
わからないけれど、この録音はベルリンフィルだし、指揮は
アバドだけれど、そのベクトルをうまく生かしている演奏の
ように思う。



セミョーン・ビシュコフ(指揮) BBC交響楽団 ブラームス:交響曲第4番ホ短調 

2023-11-25 08:32:49 | 音楽夜話(クラシック)
4:30-7:00 19:30-22:00 BBC


デトレフ・グラナート:プラーガー・シンフォニー(交響曲第4番)(BBC共委、英国初演)
ヨハネス・ブラームス:交響曲第4番ホ短調


カトリオーナ・モリソン(メゾソプラノ)
クリスティアン・イムラー(バリトン)
BBC交響楽団
セミョーン・ビシュコフ(指揮)
ロンドン、バービカン・センターから生中継


より、
ブラームスの4番。
イギリスとは9時間の時差。
コンサートが19:30-22:00.
日本時間では4:30-7:00という事だけれど、
生中継なので、時折、ズレたりする。
録音に入らなかったりなんだか番組自体が
ズレてたりする。
よくわからないけれど、ブラームスだけ
何とか録音できていた。


ビシュコフはカラヤンに心酔していたというくだりもあり、
ロシア生まれで秀才。色々な部署を歴任してある意味
順風満帆なキャリアを積んでいる感じもする。
自身の政治信条からロシアから亡命しているという事は
あるものの、たしか、プロムスなどにも出ており、
イギリスともつながりはある。


ロシア物だけではなく、ドイツやフランス物も手掛けるなど
割とバーサタイルな人なのかもしれない。
時折、テンポ・リズムなど揺らしたりもするけれど、
想定内か・・・。レガートもカラヤン風だったりするところも
あるようだけれど、それも味にしているようなところもある。
ビシュコフ風になってきているようだ。仕上がりはまずまず。
それ程渋い感じの演奏ではないけれど、ロシア出身の指揮者が
イギリスのオーケストラでドイツものを演奏するという。
楽譜があればこそ、共通言語にして取り組む。
味付けは指揮者の仕事かもしれないけれど、その意味では
濃い味付けのものには最近出会わなくなった。
クラシックもグローバルになったか。終楽章のフルート・
ソロは何気に良かった。

JAZZ TONIGHT ハードバップの大名盤 ドナルド・バードの11月11日 BLP4060

2023-11-24 18:04:28 | 音楽夜話(ジャズ)
JAZZ TONIGHT ハードバップの大名盤 ドナルド・バードの11月11日 BLP4060


NHKのライブラリーから、「BLUE NOTE BLP4060」というと、
60年代のモノラル盤のいい状態のものがあり、それを聴くという。
60年代初頭というと、放送局のプレーヤー・コンソールと、
モノラル針を使っての再生だろうか。
ちょっと音の厚みが違うかな。
録音状態もさることながら、バードの音楽が伝わる。


ドナルド・バード アット・ザ・ハーフ・ノート・カフェVOL1
<BLUE NOTE BLP4060>


ドナルド・バード(tp)
ペッパー・アダムス(bs)
デューク・ピアソン(p)
レイモン・ジャクソン(b)
レックス・ハンフリー(ds)


ドナルド・バードの11月11日


A面
Introduction by Ruth Mason ~
 My Girl Shirl(11分50秒)
Soulful Kiddy(10分5秒)


B面
A Portrait Of Jennie(7分4秒)
Cecile(12分58秒)
The Theme:Pure D.Funk(1分52秒)


マイルスでもチェットでもブラウニーでもモーガンでもない。
まぎれもないバード。この音は他の奏者ではない音がする。
技量の問題ではなく、彼の音がするのだ。
それを彼のファンは良しとする。ブラウニーの後継者と言えども
彼の音楽が会場いっぱいに流れている。
大友氏も話していたけど、ペッパー・アダムスのバリトン・サックス
いい音出してるよな。
サージ・チャロフとか、ペッパー・アダムスはバリ・サク奏者のなか
でも好きな2人。太いトーンが魅力的。

11月21日生まれのジャズマン コールマン・ホーキンス

2023-11-22 22:24:51 | 音楽夜話(ジャズ)
11月21日生まれのジャズマン コールマン・ホーキンス




Coleman Hawkins (Tenor Saxophone) was born in St. Joseph, MO, 1904–1969.生誕119年 没後54年




1曲聴いて、これホーキンスでしょと言えるくらい特徴的な音色を持つ。
スィング~バップ~を経験してきている。
80年代だったか、西新宿にあるJAZZの流れるカフェ・バーで聴いた1枚。
ケニー・バレルのリーダー・アルバムだったけれど、そこにホーキンスが
テナーで参加していた。プレスティッジ・レーベルのホーキンス最後の録音
だったそうだ。バレルのギターは63年録音とかで、ホーキンスは
どちらかというと人生後半戦になっていた。このアルバムでも7曲中
4曲に参加、その腕を披露している。
このリラックスしたトーンは彼ならでは。忘れた頃に出てくる彼のテナーが
良かったりする。


Bluesy Burrell
https://www.youtube.com/watch?v=VUST6CCXxmc&list=OLAK5uy_kBnZ8BOJpP9s9onX7VC1x-TO4Bh1ShPbE&index=1