MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

全196か国お家でつくれる世界のレシピより 豚肉のサワークリーム煮込み

2022-05-26 05:38:15 | 作ってみた。
全196か国お家でつくれる世界のレシピより。
5・24


4作目 豚肉のサワークリーム煮込み マチャンカ ベラルーシ  「お皿までなめたい」


ベラルーシ・・・。ロシア・ポーランドなどに囲まれ、美人さんの
多い国だとか・・・。


本の料理のキャッチ・コピーに「お皿までなめたい」とあった。
お行儀悪そうだけど、それほどおいしいのかもしれないと思った。


とんかつ用の豚ロース肉を切り、フライパンを熱し、バターを溶かしてから、
肉を5分位づつ両面焼き、弱火でも焼け、肉汁が出る。玉ねぎの刻んだのをいれ
しんなりするまで炒めて、小麦粉を入れて混ぜてから、弱火にして、サワークリームをいれ
20分ほど煮込む。特に難しい工程はないと思われるが、火加減が強いと
焦げるので調節しながら焼く。サワークリーム入れてからも弱火だけれど
思ったよりクリームが発散してしまうので、煮込みすぎるとクリーミー感が
薄れる。20分でなくてもいいかもしれない。


サワークリームの酸っぱさがチーズの様で、何とも言えない旨味となっている。
これも味付けはバターの塩分と塩コショウのみ。シンプルながらあっぱれな1品。
お皿なめたくなった。コピーも秀逸。



  音楽の泉 5月22日 バッハ/マーラー編曲の「管弦楽組曲」

2022-05-24 10:08:18 | 音楽夜話(クラシック)


▽バッハ/マーラー編曲の「管弦楽組曲」
奥田佳道


楽曲


編曲 古典の再解釈。明晰な響きを作る。壮麗な音色を求める。強弱の幅を大きくする。
マーラーだけでなく、19世紀末~20世紀初頭の指揮者の考え方でもあった。
マーラーは「フーガ」について関心があり、芸術的な目標だった。
色々復活させたいものもあった。
通奏低音に目を向けた。


「管弦楽組曲」
バッハ:作曲
マーラー:編曲
(管弦楽)ロサンゼルス・フィルハーモニック、(指揮)エサ・ペッカ・サロネン
組曲2番3番から編曲している。


1序曲~2ロンドとバディヌリ~3アリア~4ガヴォット1:2


オーケストラが大きくなり、響きも壮麗で貫禄十分なバッハの編曲になっている。
今の古楽の同曲を聴いたらずいぶん違うものに感じられる。
それを経過した中で、古楽の復興があったと思われる。




モーツァルトはバッハを研究していたし、平均律を弦楽四重奏に編曲している。(K,405)


管弦楽編曲版もある、K546。これはモーツァルトのオリジナルの管弦楽スコアがあるようだ。


「アダージョとフーガ ハ短調 K.546」
モーツァルト:作曲
(バイオリン)ルーカス・ハーゲン、(バイオリン)ライナー・シュミット、
(ビオラ)ヴェロニカ・ハーゲン、(チェロ)クレメンス・ハーゲン、
(以上、ハーゲン弦楽四重奏団)、(コントラバス)ロベルト・ディ・ロンツァ


管弦楽版
モーツァルト - アダージョとフーガ ハ短調 K.546 カラヤン ベルリンフィル
https://www.youtube.com/watch?v=E0c7Lp1aZQo


マーラーがバッハへのあこがれを持ち、フーガの技法を凝らして作曲した
5番の終楽章が今日の〆曲。


「交響曲 第5番から 第5楽章」
マーラー:作曲
(管弦楽)東京都交響楽団、(指揮)エリアフ・インバル


全196か国お家でつくれる世界のレシピ 3作目。まるごと卵のスパイスカレー」

2022-05-24 09:55:34 | 作ってみた。
3作目。まるごと卵のスパイスカレー ドロワット エチオピア「スパイシー!」


不定期第3回目は。エチオピアのカレー風味の鶏肉と卵のトマト煮込み見たいなもの。
エチオピアと言えば、古くは東京オリンピック(1964年)マラソンのアベベ選手を思いだす。


多分家庭料理の一つなのだろう。  鶏肉と卵。親子丼ならぬ、親子煮込み。
それほど難しい工程はないけれど、スパイス(カルダモン・ナツメグ・パプリカパウダー)が
今はスーパーのスパイス売り場にあるのでそれほど不便なく買えると思う。最悪、お取り寄せ
という手もあるし。本国では激辛のカレーの事を指すらしいが、このレシピはほんのり辛みが
舌に後で残る感じで食べてる間は辛みはそれほど感じない。レシピを作った方が、アレンジした
様だ。あとはにんにく・しょうが、カットトマト(缶詰可)塩・コショウ・水。
ある意味シンプル。味付けも塩コショウのみ。スパイスの勢いで食する感じ。
ゆで玉子は別にゆでて皮をむいておく。
にんにくしょうがを油でいためてから、レモン汁と塩で下味をつけた鶏肉一口大を入れて混ぜ、
その後、カットトマトと水を足して30分ほど煮込む。ゆでておいた卵をその後、10分ほど、
一緒に煮込んで出来上がり。
カレーというと、欧風のブイヨンの入ったコクのある味付けをイメージしてしまうが、今回は
塩・胡椒中心の味付けで、後は鶏肉のエキスとスパイス味なので、コクはあまり感じられず、
もっとシンプルな味わい、トマトの酸味も鶏肉のレモン味もどちらかというと塩分、酸味が
勝つ味付け。このようなシンプルなものが好きな方にはいいかもしれない。
個人的には固形ブイヨンを入れたくなったけれど、この国の料理を味わうということで、
入れずに置いた。 シンプルでおいしいものだった。


最近、ゆで卵は、圧力なべに蒸しもの用のすのこを入れて水を下に300CCほど入れて、
火にかける。蒸気が出たら、弱火にして5分ほど加圧して、時間になったら、火をけして、
自然放置、圧が抜けたら取りだして、氷水で15分ほど冷やす。
冷えたら殻を割る。この方法が、個人的には、今のところ一番うまく剥ける確率が高い。



ルネ・ヤーコプス指揮ベルリン古楽アカデミーRIAS室内合唱団演奏会

2022-05-21 19:16:03 | 音楽夜話(クラシック)
5月21日
03:03-05:00 20.03-22.00 DeutschlandRadio


 バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232


ロビン・ヨハンセン(ソプラノ)
マリー=クロード・シャピュイ(メゾソプラノ)
ブルーノ・シャハトナー(アルト)
ゼバスティアン・コールヘップ(テノール)
アンドレアス・ヴォルフ(バス)
RIAS室内合唱団
ルネ・ヤーコプス指揮ベルリン古楽アカデミー
2022年5月12日 ベルリン、コンツェルトハウス                                 


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1部
I. キリエ (Kyrie) 3曲
II. グロリア (Gloria)9曲
2部
III. ニカイア信条 (Symbolum Nicenum)9曲
IV. サンクトゥス、ホザンナ、ベネディクトゥス、アニュス・デイ (Sanctus, Hosanna, Benedictus, and Agnus Dei)5曲


仕事も休みだし、なっつもでかけていたので、この曲を流しっぱなしにしていた。
都合2回くらい一部二部聴いた計算になる。ウクライナの事や世界情勢や、国内の事
コロナの事、身近なことも含めて「我らに平和を与えたまえ」と言いたくなるような昨今だ
けれど、あきらめずに歩いていこう。


ルネ・ヤ―コブスの演奏は角の取れた厚みのある堅牢な演奏だったけど堅苦しくなく流れた。
「我らに平和を与えたまえ」これを聴くためにすべての曲がある。終演後しばらく拍手が
起きなかった。そのうち拍手がおき喝采もあった。ヨーロッパの演奏会の好きなところは
こんなところだ。


N響 第1957回定期公演

2022-05-21 10:11:11 | 音楽夜話(クラシック)


▽N響第1957回定期公演


金子奈緒,【解説】越懸澤麻衣,
【出演】ピアノ…アレクサンドル・メルニコフ,
指揮…ファビオ・ルイージ,管弦楽…NHK交響楽団






モーツァルト:作曲 「歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲」


短調から長調へ移りながら流れていく。本編が始まる前の
高揚感を伝えてくる。堂々とした演奏。




モーツァルト:作曲「ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466」
(ピアノ)アレクサンドル・メルニコフ、
数少ない短調の作品。カデンツァも姉の作曲したものを
時に自分でアレンジして使っているという。
かなり演奏家が入れ込んでいるようなところが
あるのではないかと思った。


アンコール:モーツァルト/幻想曲ニ短調K397(未完)
アンコールにもひねりがあり、調性も合わせてきているのが
見て取れた。遊び心もある。


ベートーベン:作曲「交響曲第8番 ヘ長調 作品93」


風薫る5月になにか相応しい選曲。さっぱりしていて
聴きごたえもある。アクセント強めな感じもするけれど
ベートーヴェンの堂々感がある。盛り上がり大団円。
高揚感が続く。




(指揮)ファビオ・ルイージ、(管弦楽)NHK交響楽団
~2022年5月20日 東京芸術劇場から生放送~